優しい嘘つきのIS奮闘記 《完結》   作:乙女座

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本編だぁ!


昼食

「一夏待たせた…って皆勢揃いか。」

 

箒が屋上に上がると昼食をとる約束をした一夏とその他の面々が待っていた。

 

「皆で飯を食べた方が楽しいだろ?それに転校してきたばかりのシャルルとも仲良くなってほしくて………ダメだったか箒?」

 

「ダメなわけないだろう?みんなで食べた方がいいと思うぞ私は。」

 

授業が終わり昼休み。穏やかな風が吹く屋上で箒、一夏、バーニィ、セシリア、シャルル、鈴は屋上に集まっまった。箒は一夏を誘ったのだが一夏はバーニィとシャルルも誘ったのだ。それを聞いてセシリア、鈴も一緒に食べることになったのだ。円になり座り各自昼食を食べ始めた。

 

「あ、そうだ一夏。お前に食べてほしくてな……作ってきたんだ。受け取ってくれ。」

 

「おお、サンキュー箒!開けていいか?」

 

「お前のために作ったんだ。開けてはダメとは言わないだろ。」

 

そう言って笑う箒。その顔は今まで生活してきた中では見せなかった年頃の女の子の笑顔であった。やはりもともと美人であったためか笑顔を見た男二人は見とれてしまった。

 

「どうした一夏、バーニィ。人の顔をまじまじと見て。」

 

「い、いや。何でもないぞ箒!」

 

「あ、あぁ……なんでもッ!!」

 

隣に座るセシリアがバーニィの太ももをつねる。

それをシャルルは苦笑いしながら見ていた。

 

一夏はお弁当を開ける。すると中からは食欲をそそる匂い。唐揚げ、ポテトサラダ、卵焼き、キャベツの千切り、そしてふりかけがかけられた白ご飯。まさに弁当。

 

「すげぇ!食べてもいいよな箒?!」

 

子供のように目を輝かせながら尋ねる一夏。

 

「お前のために作ったといっただろ?思う存分食べてくれ。」

 

「おう!」

 

唐揚げを食べ止まる一夏。

 

「うまい。うますぎる!」

 

次々と唐揚げや他のおかずなどわを食べる。それを見ていた鈴は焦りを感じる。男を落とすならまず胃袋から。目の前では想い人が他の女性が作った弁当を美味しそうに食べている。

 

「い、い、一夏!私も作ってきたからあげるわよ!」

 

それを見て慌ててタッパーに入った酢豚を一夏に渡す。

 

「おぉ!ありがとう鈴!」

 

受け取ったタッパーから酢豚を一つ口に入れる。

 

「うめぇ!久しぶりに食べたぜ!」

 

「う、うん。……当たり前じゃない!練習したんだからね!」

 

少し頬を朱色にしながら鈴は内心ガッツポーズしていた。

 

「いいなぁ一夏。俺も弁当が食べたいな。」

 

ボソッとそう言いながら購買で買ったパンにかぶりつくバーニィ。その言葉を聞き目を光らしたものがいた。

 

「バーナードさん!わたくしも作ってきましたわ!」

 

バスケットを取りだし(どこから出したとは言わない)中にあるサンドイッチをバーニィに差し出す。

 

「本当に?!ありがとうセシリア!」

 

貰ったサンドイッチを口に入れて頬張る。

 

「……………………………」

 

「ど、どうですか?」

 

暫くの沈黙。不安になり感想を聞く。

 

「おいしいよ!もう一つもらうな!」

 

次々とサンドイッチを食べる。そんな彼を見て安堵するセシリア。

 

「へぇ…美味しそうだね。」

 

シャルルもバーニィの食べっぷりをみて少し食べてみたいとおもう。

 

「ん?食べるか?いいよなセシリア?」

 

「もちろんですわ。でもバーニィさんの食べさしで最後ですわよ。」

 

「そうか………はい。食べさしで申し訳ないけど」

 

「ふぇえ!?」

 

食べさしをさしだされて困惑する。でもここで断ればばれるかもしれない。そう思い恥ずかしいが食べることにする。

 

「な、なら一口だけ。」

 

バーニィが持っているサンドイッチに顔を近づける。

 

「あ!」

 

「どうしたんだセシリア?」

 

いきなり声を出すセシリアに声をかけるバーニィ。

 

「な、何でもないですわ………スコシウラヤマシイデスワネ……デモアイテハダンセイデスワ……。」

 

「??」

 

「あーん………………」

 

食べさしのサンドイッチをほうばるシャルル。しかし内心は恥ずかしさでそれどころではなかった。

 

(うぅ………か、間接キスだよねこれ?うぅ、恥ずかしすぎて味がわからないよぉ!)

 

顔を真っ赤にしながら俯くシャルル。

それに気がつかないバーニィは残りのサンドイッチを口に放り込む。

 

 

 

 

 

 

「あぁ~うまかった。」

 

昼食を終え各々話をするいつものメンバー。

 

「バーニィ。今日の訓練よろしく頼む。」

 

「うん。でも俺が教えられることなんてほとんどないぞ?」

 

「大丈夫だ。」

 

「なんだ?箒もバーニィと訓練するのか?」

 

二人の会話を聞いて一夏が不思議そうに聞く。

 

「あぁ、バーニィに教えてもらおうと思ってな。同じ量産機。一緒に訓練した方が良さそうと思ってな。」

 

「へー…………なら一夏!あたしと訓練しようよ!おなじ専用機持ち同士!」

 

鈴が少し箒があせるだろうと思い一夏に訓練を申し出る。

 

「あぁ、いいぜ!よろしくな!」

 

横目で鈴は箒の様子を伺う。しかし箒はバーニィとセシリアと放課後の訓練の話をしていた。

 

(どうしたんだろ?いつもなら食いついてくるはずなのに………あの代表戦から様子が変わったわよね。)

 

箒を見ながら考える。

 

「な、なんだ鈴。あまりじろじろ見るな……恥ずかしいじゃないか。」

 

頬を朱色にしながら鈴に言う箒。

 

(…………………ヤバイわねこれ。刺々しさとった箒なんてスタイルのいい大和撫子!料理もできて武道もたしなんでる………………あっ圧倒的ではないか!)

 

あぁ!と頭を抱える鈴を見て一夏は声をかけるかかけないかなやむのだった。




Gのレコンギスタ~♪
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賛否両論なGのレコンギスタ。
めちゃくちゃ面白かった。
テンション上がりすぎてGセルフ買っちゃったよ。
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