本編どうぞ!
「さて、剣道の部活も終わったしどうしようか。」
先程までは素振りをしたり部員の人達と打ち合いをし、それも終わり今はもう昼時。ISの訓練は貸し出しができなかったので今はこうして廊下を歩いて考えている。
「ふーむ………どうしたもの「ワン!」む?」
犬の鳴き声がして思考の海から意識を戻してみると足元に豆柴がいた。
………………………………え?何故だ?
「ワン!」
思考停止していた私の足にすりよってくる豆柴………な、なかなか可愛いな。
「かわいいな。」
「くぅーん………くぅーん」
撫でると気持ち良さそうな顔をする。駄目だ。顔がにやけてしまう。
そうだ!この仔犬を連れて部屋に戻ろう。そしたらいくらでも可愛がれる!そうと決まれば捕まえないといけないな。
「ほらおいで~。」
「ワン!」
「あ!」
走っていってしまった。くそ!何としても愛でたい!撫でたい!頬擦りしたい!モフモフしたい!
「まてえ!」
◇
「どこにいるの~。」
うーんどこにもいないなぁ。僕は早く仔犬を見つけて撫でたり抱き締めたりモフモフしたりペロペロされたい!早く見つけないと!
「うーん。どこにいったんだろう………」
「何を探してるの~?」
「えぇっとね、仔犬を探して…………」
し、しまった!反射的に言っちゃった!
「えぇ!仔犬がいるの~?でゅっちー?」
布仏さんにばれちゃったよ~、
シャルロット、一生の不覚だよ!
「ねぇ~でゅっちー?」
「うそ!そうなのデュノアくん!」
「見たい見たい!」
うわーん!助けてバーニィー!
◇
「さて、昼の仕事も終わったことだ。昼食を食べるとするか。」
職員室から出てきたのは世界的な有名人で完全無欠、誰もが憧れるようなボディを持つ織斑千冬だった。
しかし、そんな彼女にも乙女らしい一面がある。これは一夏ですら知らない千冬の一面。
「何を食べるか決めておくか「ワン!」む?」
振り向くと可愛らしい豆柴がおすわりしていた。
「………………………………」
「ハッハッハッ?」
(かわいい~!!!何だ?何でこんなところにこんな愛らしい仔犬が?いや今はそれはどうでもいい。この仔犬と戯れ日頃の心労から癒されたい!いやそうしなければならんのだ!私はこの仔犬を飼う!絶対だ!)
そう、彼女は可愛い小動物好きだったのだ。
「おいでぇ~?怖くないでちゅよ~。」
誰もが見たことない笑顔と甘い声で仔犬を呼ぶ。
「??ワン!」
トテトテと千冬に少しずつ近づく豆柴。
(はぁ~かわいい!何だ!天使か!もう無理だ早くモフモフしたい!)
そこには世界最強ではなく一人の変態だった。
「ほらほら!早くおいで~抱き締めてあげまちゅよ~「織斑先生?」…………」
後ろを振り向くと山田真耶が立っていた。時が止まる。千冬は変な汗を流す。
「山田真耶!通ります!」
気まずくなりその場を通りすぎようとする真耶の肩を掴む千冬。力がこもっているのか真耶の肩に食い込む手。痛そうである。
。痛そうである。
「山田先生。貴方は何も見ていないな?」
「見てません!聞いてません!織斑先生が仔犬相手にデレデレになってでちゅよ言葉で話している姿なんて!ッハ!」
「な、な!ーーーーーーーーーーーーーーーー!」
二人が言い合っている間に豆柴はどこかに行っていた。
「いやあああああああああああああああ!!!!!!」
「何だ!誰がやられた!?」
「だからどうしたんだよ一夏!」
一夏は何かを感じ取っていた。
◇
「~♪~♪」
ハロー!はじめまして!私、更織楯無!この学園の生徒会長よ!え?何で挨拶したかって?そうしろって作者が………ゲフンゲフン。
今は仕事が嫌になって逃げてきたところ。何で私に仕事が集中するのかしら。
はぁ~癒されたい。何かいいことないか「くぅーんくぅーん」……………え?
声がした方を見ると仔犬がドアを前で鳴いている。何あのかわいいの。確かあの部屋ってバーナード・ワイズマン君の部屋の前じゃなかったかしら。
「くぅーん…………………」
その場で伏せて待ってる。
何なの。可愛すぎじゃない。
「バーナードさんたちが居なくなってましたわ!どこに「ワン!」ヒッ!」
部屋からセシリア・オルコットさんが出てきた…………あ、仔犬が飛び付いた。
「アワワワワワワワワワワ…きゅう」
「くぅーん?」
倒れたセシリアさんの顔をペロペロ舐めてる。あ、隣で寝だした。何あれ。私もあの仔犬に舐められたいし一緒に寝たい。
ん?誰か来たぞ。
隠れとこうかな~
◇
楯無が隠れてから数秒後、バーニィが戻ってきた。
「あ!こんなところに居たのかってセシリア大丈夫か?」
セシリアの身体を揺らして目をさまさせる。
「わたしに優しくしてよ!」
「うお!」「ワン!」
「ッハ!わたくしはなにを?!」
謎の電波を受け取ったセシリアだがすぐに正気に戻る。
「くぅーん」
セシリアの足に擦り寄る豆柴。
「はぁ、何だかなれましたわ。」
この短時間で何度も不意討ちを受け、耐性が付いたのか豆柴を抱き上げるセシリア。
「くぅーん………Zzz」
「寝ちゃったな。」
「多分走り回ったりしたから疲れたんでしょう。ゆっくりお休みなさい。」
まるで夫婦のような会話してやがる。と影から見ていた楯無は思いながらどのようにしてあの天使(豆柴)を略奪するかを考えていた。
「おーい。バーニィー。」
「あら、一夏さん。」
「帰ってきたのか。どうだったんだ?久々の友達との時間は?」
「変わってなかったよ。それより何か事件があったか?なんだか誰か犠牲になったようなって豆柴じゃないか!どこから拾ってきたんだ?」
「え~と、かくかくしかじか。」
「そうだったのか。どうやって入ってきたんだ?」
「今のはつっこむところなんでしょうか?」
「………zZzz」
「まぁ、とりあえず部屋に…!来るぞ!」
「どうした一夏?」
「「「「見つけたぁ!!!!」」」」
一夏が何かを感じ取った数秒後、廊下の向こうには鼻息を荒くした千冬、箒、シャルロット、そしてのほほんさんメンバーが居た。
「あれ?何かあたし忘れられてるような………」
一人忘れ去られている鈴であった。
どうでもいいかもしれませんが最近CODAWを購入しました。面白いですね。
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