陸戦型ガンダム。
グフカスタムは持ってるので次は陸戦型ガンダムとEZ8ガンダム買って、震える山ごっこさせよう!
世界がまたも揺れ動くこととなる。ISが操縦できる男性操縦者がまたも発見された。アメリカのごく普通の一般家庭の子供。少し違うのは両親と血が繋がっていないこいこと、そして捨て子だったこと。
ニュースで放送されている二人目の男性操縦者が現れたのを日本の織斑一夏は不謹慎だが喜んでいた。
たった一人女の園に放り込まれるよりもう一人同性が居たらそれだけでも救われる。そう考えているのであった。
「やっぱり戦いは数だよ千冬ねぇ……」
そう呟く織斑一夏は新しい仲間が来て楽しい学園生活が始まると考えていた。
~アメリカ、バーニィ宅~
いつもの日常が壊れ、バーニィは一人部屋に閉じこもっていた。まさか、自分がISを動かせるとは考えておらず、ひどく混乱していた。
「どうして俺が……」
俺はISを動かせたあとの事はあまり覚えていない。先生達に連れられて特別指導室で待っていろと言われ、閉じ込められた。その間ハドソン先生がずっと側に居てくれ「大丈夫だ。」 と言ってくれたのは覚えている。
そのあと黒服の男たちと研究員、政府の役人が来てずっと今後の話をした。所属はアメリカ軍のもの、これからは要人の一人として扱うこと、お金の話などである。
そんな中、一人の研究者が実験台として、と言った瞬間ハドソン先生が、その研究員の胸ぐらをつかんで「この子は私の教え子だぞ!研究材料ではない」と怒鳴っていたのにビックリした。それと同時に俺は嬉しかった。
そのあと考える時間が欲しいと言って家に帰ってきて部屋のカーテンを閉めてベッドに寝転んでいる。
ふと部屋の扉が開かれる。そこには父さんが立っていた。
「バーニィ。お客さんだ。」
そう言ったあと父さんはすぐしたに降りる。どこか殺気立っていた。
下に降りると黒服の男が二人、そして最近議会などで 口うるさく女尊男非を訴える女性議員のエミリー・ジョンソンが座っていた。
「こんにちはバーナード・ワイズワンくん。私は女性権利団体及び議員のエミリー・ジョンソンよ。以後よろしく。」
「はぁ・・・よろしくお願いします。」
俺は挨拶を済ませ、父さんと母さんが座って空いている椅子に座る。
「早速本題を話しましょう。バーナード・ワイズワンくんはアメリカ政府の男どもは所属をアメリカ軍、そして今年からIS学園に入学させるって言っているのだけど、あのような神聖な場所に得たいの知れない男を放り込むのはいただけないの。」
そう笑顔で言うエミリー・ジョンソン。それを聞いた父さんの眉毛が動く。そして、ゆっくりと口を開く。
「織斑一夏くんはいいんですか?」
「当たり前じゃないですか。彼はあのブリュンヒルデの弟さんですよ?バーナードくんとは格も違いますよ。おかしなことを言いますね?長い間軍に居すぎたんじゃないんですか?」
コイツ………俺だけじゃなく父さんに!
父さんは俺を拾う前には軍を抜けてゆっくりと母さんと過ごす予定だったのに、俺のために軍の仕事を辞めなかったのに。それを!
「バーニィ。落ち着け。」
握りしめている俺の右手を大きくゴツゴツした手で包み込み声を掛ける父さん。
「話を戻します。バーナードくんにはIS学園ではなくアメリカの研究施設に入ってほしいんです。彼が研究材料に、なればISの研究はもちろん世界的に貢献できます。軍をやっているあなたならわかるでしょ?それに貴方達夫婦はもういい歳ですよね?彼を研究施設に入れるなら軍が出す2倍の金額を貴方達に払います。元々捨て子だったのでしょう?いいじゃないですか。そんな血の繋がっていない子供なんて・・・」
バシン!
今まで黙っていたか母さんがエミリー・ジョンソンの頬をおもいっきり叩いたのだ。
「ッ!何するんですか!」
「今すぐこの家から出ていってください。」
エミリー・ジョンソンが怒りをあらわにして怒鳴るが、静かに母さんはいい放つ。
「貴方は私の愛する夫、そして私達の愛する息子を馬鹿にしました。それだけではなく息子を、バーニィを研究材料と言いましたね?ふざけるのも大概にしてください。」
俺は初めて母さんが怒っているのを見た。優しさの代名詞と言っていいほどの母さんが怒っている。そんな母さんを父さんは止めずに静かに聞いている。
「確かにこの子とは血は繋がっていません。でも、私達の掛け替えのない息子なんです。幾ら値段を積まれても彼を研究施設になんか入れません。帰ってください。」
そのあと、エミリー・ジョンソンは後悔するわよと吐き捨てながら帰っていった。
「お前が怒る所を久しぶりに見たな。」
「フフフ、そうねぇ……久々にビンタしたわ。」
そう笑いながら話している父さんと母さん。二人を見ていると申し訳なく、そして悲しい気持ちになる。
「父さん、母さん……ごめ「バーニィ」」
俺が謝る前に父さんが止める。
「お前は悪くないんだ。謝らなくていい。」
「そうよ。貴方は私達の息子よ。確かに彼女が言っていたように私達は血が繋がっていないわ。でも私達はなんとも思っていないわ。貴方を拾ったのは、私達。貴方を引き取ったのも育てたのも私達なの。」
優しく俺を抱き締めながら母さんは頭を撫でる。
「どんなことがあっても、貴方は私の息子。たとえ世界中が敵に回っても、私達は………」
母さんは俺の目をしっかり見て、
「貴方を守るわ。」
そう言った。
俺はこらえきれなくなって涙を流す。止めようと思っても止まらない。
「ありがとう。母さん、父さん」
それしか言えなかった。それしか言葉が出なかった。
「バーニィ。これからの事だが、お前はIS学園に行く前にアメリカの軍に手続きしないといかん。お前はアメリカ軍所属になったからな。こればっかりはどうにもできなかったが、俺がお前を指導することになった。」
「え?」
父さんがISの指導?何でそんなことが出来るんだ?
「言ってなかったか?俺は兵隊の訓練の教官と、ISの国家代表のコーチだぞ?まぁ、戦闘技術に関してだけだけどな。」
「知らなかった……」
「だから、IS関係は気にするな。」
父さんは笑いながらそう言う。IS関係は確かに大丈夫そうだ・・・でも
「母さんはどうするの?なんか、要人プログラムみたいなやつで離れ離れに……」
「それも大丈夫だ。アメリカ軍の俺の教え子達が守ると言っている。あいつらは頼りになるぞ?なんたって俺の地獄の特訓を七年間耐えた猛者達だからな。それに俺だって居るんだ。何があっても守るさ。母さんと、お前が帰ってくる『居場所』は。」
そう笑顔で父さんは言う。本当に何もかも助けられっぱなしだな。俺は何もできないのか。
「バーニィ。私達はなんの問題もないわ。貴方は自分の信じた道を歩いて行きなさい。たとえ間違っていても、きっと正しい道に戻ってくると信じているわ。だけど約束して。」
「無理だけはしないで、不安になったら誰かに頼りなさい。お母さんとの約束よ。」
俺は静かにうなずいた。必ず、この約束は必ず守る。俺はこの時心に決めた。あの日のビデオレターのように、約束は破らないように。
「じゃあ、今日はバーニィのISを動かせた記念だ。母さん、バーニィの好物を作ってやってくれ。」
「そうねぇ。バーニィの好きなハンバーグとか沢山作るわね。」
俺を育て守ってくれると言ってくれた俺の『家族』を守るために。
こうして、優しい嘘つきの物語は動き出す。
守るものを見つけた彼の新たな物語が。
評価、アドバイスどんどん募集します。
ほっとかれると悲しくなって死ぬんで。