優しい嘘つきのIS奮闘記 《完結》   作:乙女座

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書きたかったから書いた。それだけだ。


バーニィIS学園に立つ

IS学園《インフィニット・ストラトス》の操縦者を育成する学校。女子高の様なもので男性は居ないものであったが、今年はISを動かせる男性が発見され彼らを受け入れる事となっており緊張感が高まっている。

そんな緊張感とは裏腹に桜は綺麗に咲き誇り、新入生を迎え入れる。IS学園の桜並木の一本道を織斑一夏は歩いて入学式会場に向かっていた。

 

「はぁ~IS学園ってでっかいなぁ……。東京ドーム何個分なんだ?」

 

俺はIS学園に入学することとなったISの男性操縦者の織斑一夏です。何で自己紹介してるかって?何か自己紹介した方がいいかなぁって思ったんだよ。

しかし、俺がISを動かせるようになってから驚きの連続だな。試験会場を間違えて藍越学園じゃなくてIS学園に行くなんて……。それで部屋に置いてあったISに触れたら起動、そのまま職員とかに連れていかれてテストして、そんで入学ってこうもスムーズに行くと怖くなってくるな。最初は女子校に一人で行くと思ってたから気が重かったけど、もう一人ISを動かせる男が見つかったんだよな!本当に助かったと思ったよ!でも、テレビ見ていて気づいたんだけどアメリカの子だから英語しないとコミュニケーション取れないと思って英語勉強したんだよなぁ……頑張ったぞ俺。

 

さて、そうこうしてるうちに体育館に着いた。ここで入学式を済ませて新しい学校生活が始まるんだよなぁ。

 

織斑一夏は新しい学校生活を思い描きながら入学式へと臨んだ。彼がそんなことに思いをはせているとき、もう一人の男性操縦者のバーニィは………

 

「ここどこだよ!」

 

思いっきり道に迷っていた。

IS学園に着いたのは式が始まる一時間前。しかし、いかんせん日本語が多く、ローガンの日本語教室でナターシャ・ファイルスと一緒に受けた即日日本語が話せるコースを受けたが、話せるようにはなったが字があまり書けない、読めない状況で放り出されたため地図が読めなかった。道を聞こうにも遠巻きから自分を観察するように見て、目が合うとそそくさと逃げていってしまうので話しかけることもできない。バーニィは途方に暮れながら歩き回っていた。

 

 

~入学式終了~

入学式も無事終わり、クラス分けも終え入学した生徒達は自分の教室に移動する。一夏は一人クラスで珍獣を見るような視線に耐えていた。

 

(これは、予想以上にきつい。何でもう一人の男いないんだよ……。やべぇよ。プレッシャーが凄い。)

 

冷や汗を流しながら待っていると、教室のドアが開けられる。入ってきたのは眼鏡を掛け、背が低く可愛らしい先生が入ってきた。

 

「皆さんこんにちは、IS学園へようこそ。私はこのクラスの担任の山田真耶です。」

 

…………………。

 

誰も反応しない。殺伐としており山田先生は涙目になる。

 

「えぇっと、これから3年間この学園で生活してもらいます。楽しい学園生活にしましょう。」

 

 

…………………。

 

「では、自己紹介からしていきましょう!」

 

彼女こそ教師の鏡かもしれない。いろんな意味で鋼のメンタルの持ち主である。

 

 

 

「はぁ~………。まいったなぁ。完全に遅刻だなこりゃ。」

 

俺はいまだに迷っていた。完全に式は終わってクラスのホームルームやってる時間だよ。怒られるんだろうなぁ。

 

「こんなところで何をしているんだ?バーナード・ワイズワン。」

 

後ろから声がした。振り向くとスーツを着こなした美人が立っていた。

 

「すいません。道に迷ってしまって………」

 

彼女はため息をつき、頭を抱える。

 

「私は君の担任の織斑千冬だ。今からクラスに行くからついてこい。いいな?」

 

「は、はい!」

 

これは何とかなりそうだな。そう考えながら織斑先生の後ろをついて教室に向かった。

 

1ー1の教室の前に来る。

「ここで少し待っていろ。馬鹿にお灸を据えてくる。入ってこいと言ったら入るんだ。いいな?」

 

そう言って教室に入っていく。

 

「貴様は自己紹介もろくにできんのか?」

 

「ゲッ!来たなプレッシャー!」

 

「誰が白い悪魔だ馬鹿者!」

 

バシン!

 

何か中で凄い音がしたぞ………大丈夫かなぁ?

 

「諸君、私がクラスの担任の織斑千冬だ。お前達を一年間で使い物になるISの操縦者にするのが私の仕事だ。私の言うことには返事をしろ。よくなくても返事をしろ。いいな?」

 

うわぁ……凄いなぁ。なんかジオンの軍養成学校思い出すなぁ。これは皆恐くて何も言え……

 

「きゃああああ!お姉さま!」

 

「本物の千冬さまよ!」

 

「私お姉さまに憧れてこの学園に来たんです!」

 

「会いたかった…会いたかったぞ!」

 

何か凄いなぁ…さすがブリュンヒルデ。ってか変なの混ざってなかったか?

 

「はぁ、毎年よくこんなバカどもを集められるな。いや、私の所に集中させているのか?」

 

「きゃああああ!もっと罵って!」

 

「そしてつけあがらないように躾して!」

 

「なんとおおおお!」

 

もう何も言わないぞ!これが普通なんだ…多分。

ってか、やっぱり何か混ざってる。

 

そんなことを考えていると中から入ってこいと言われた。よし、行くぞ。意を決して中に入る。一気に視線が俺に集中する。その中でキラキラ目を輝かせて見ている男の子が一人いた。彼が織斑一夏か……テレビで見るよりイケメンだな。

 

「自己紹介をしろワイズワン。」

 

織斑先生が促す。

 

「バーナード・ワイズワンです。よ、よろしくお願いします。」

 

こうして俺のIS学園での生活が始まった。




二期のISのアニメを見て一夏がバナージにしか聞こえなかった。ニセコイのアニメの主人公楽の声もバナージにしか聞こえなかった。

アル「撃て一夏!可能性に殺されるぞ!そんなもん捨てちまぇ!」

一夏「撃てませぇん!」

やってみたかっただけ。
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