論述めんどくさいめんどくさい。
では本編です。
「………!」
何なんだ………まだ眠いんだもっと寝かしてくれ。
「ワイ……さん!」
うーん……この声は……
「ワイズマンさん!遅刻しますわよ!起きてください!」
眠り眼を開けると目の前にはオルコットの顔があった。
「ん?オルコットかぁ……おはよう。」
「えぇ、おはようございます。ではありませんわ!今何時かおわかりですの!」
オルコットはすでに制服を着ており、鞄を持っている。
時計を見ると8時ちょうど。……8時?!
「うわぁ!寝坊じゃないか!」
俺はベッドから飛び起き洗面所に向かう。歯を磨き顔を洗う。そして洗面所からでて急いで服を着替えにかかる。
「!ワイズマンさん!レディーの前で服を脱がないでくださいまし!」
「うわぁ!ご、ごめん!」
オルコットは顔を真っ赤にしながら怒鳴る。
俺は急いで服を着て出る準備は整える。朝ごはん?いらないよ!その時には8時15分である。
そして、オルコットと急いで学校の教室に向かうのだった。
~教室~
俺達が着いた頃には大体の生徒が座っており一夏も席に座っていた。一夏は俺達に気づくとこちらに駆け寄ってくる。
「おはよう!バーニィ。オルコットさん。」
一夏が、挨拶するがオルコットはフンッと言って席につく。
「おはよう一夏。」
一夏は苦笑いしながら俺に向き直る。
「昨日はごめんな。何故か同室が箒で驚いた後何にも覚えて無いんだよ。気がついたら朝だったんだ。てか、俺達同室の方がよかったよな!」
一夏は笑いながら言う。その時、箒さんがビクッと体を震わせた。そして外野の女子が騒ぐ。もうなにも言うまい。
「そうだよな。何で男同士じゃないんだろな。勉強の方は今日にするか?なんなら今日の昼休みにするか?」
一夏は笑顔で了承し席に戻っていった。
俺は自分の席へ、オルコットの隣の席に座る。
「オルコット。今朝はありがとな。お陰で助かったよ。」
俺が感謝の言葉を述べる。
「と、当然ですわ。困っている人を助けるのがわたくしたち貴族のルールですわ。」
そっぽを向いてそう答える。根はやさしくいい子なのだろう。自分も遅れるかもしれないのに待ってくれたしな。そんなことを考えていると織斑先生が来て授業が始まった。
授業の途中、織斑千冬は思い出したかのようにこうきりだした。
「来月行われるクラス代表戦の代表格を決めなければな、自他推薦は問わない。誰か居ないか?」
そうするとクラスの一人の女の子が手をあげる。
「はい!織斑くんを推薦します!」
「わたしも!」
「見せてもらおうか!千冬さまの弟の性能とやらを」
一夏は自分が推薦されたことに気づかず問題を解いている。
「織斑一夏だな?他にいないか?」
「えぇ!俺?!待ってよ千冬ねぇ!おれはあべし!」
「織斑先生だ。何度も言わせるな」
一夏が机に撃沈している。
そんな中セシリア・オルコットは机を叩いて立ち上がる。
「認められませんわ!そんなこと!」
彼女の顔には怒りが見える。
「だいたいクラス代表が男なんていい恥さらしですわ!わたくしはそんなものを見るためにこんな島国に来たわけではありませんわ!」
隣でその様子をバーニィは静かに眺める。
「こんな極東の地に来てイライラしていますのに、さらに……。」
「イギリスだって島国だろ?世界一不味い飯で何年制覇だよ。」
「あなた!わたくしの祖国を侮辱しますの!」
一夏とセシリアがヒートアップしていく。回りの生徒もざわざわとしだして収集がつかなくなってきた。これ以上はセシリアがクラスで孤立してしまう。そう考えたバーニィが止めに入る。
「まぁまぁ!ふ、二人とも押さえて。な?オルコットも落ち着けよ。今朝の俺のせいでイライラしてるからそんなことを言ったんだろ?とりあえず落ち着けよ。な?一夏も悪気があった訳じゃないんだしさ。」
「貴方もいい加減にしてくださいませんか!!いっつもいっつも他人の顔色を伺って生きてなんとも思いませんの!!恥ずかしくありませんの!?」
止めに入ったバーニィも、巻き込まれてしまう。そんなバーニィにひどいことを言うのを黙って見ていることのできないまっすぐな一夏。ここで彼は言ってはいけない一言を言ってしまう。
「お前だってそうだろ!他人のこと考えずにそんなこと言って。自分が一番偉いかのように振る舞って!お前を育てた親も自分勝手だったんだろうな!」
頭に血が登った一夏は言ってはいけないことをいってしまった。
「お前!バカ!」
バーニィは昨日の寝言の事を知っていたので彼女の親が亡くなっているのを何となく察知していた。一夏に止めに入ろうとするが遅かった。バーニィはセシリアを見る。
「!!!決闘ですわ!二人とも」
目に涙をためて言うセシリア。一夏は自分が言ったことはいけないことだとわかったのか。顔が青ざめる。
「……なら、1週間後に試合だ。いいな。各自準備しておくように。さぁ、授業を再開するぞ。」
重苦しい空気のまま授業が再開された。
ふとバーニィは隣を見る。そこには必死に涙を堪えているセシリアの姿だった。そんな彼女をバーニィはどうにかしてやれないかと考えるのであった。
その後も授業はなんなく進み放課後になる。バーニィと一夏はISの勉強会を一夏の部屋で開いていた。
「はぁ~……とんでもないことになったな。」
バーニィは溜め息をつきながらそう言った。
「ごめんな。俺のせいで……ちょっと頭に血が上って……」
「それで女の子を泣かすようなことを言うのか一夏。」
箒が止めをさす。一夏はドヨーンと聞こえてくるかのように部屋の隅でイジイジしだした。
「ま、まあ、喧嘩なんてよくあるさ。1週間後の試合の時に謝ればいいさ。誠意を込めてな?」
バーニィがフォローを入れる。一夏はそうだよなといいながら勉強が再開される。
本当になんなんですの……あの男は……。わたくしの心に入ってくる。もう、他人なんか信じない、信じたくないのに……。1週間後の試合負けられないですわね。たとえ、クラスから孤立しようとも。わたくしにはオルコット家を守る使命があるんですから……。
さまざまな思いが交差する1週間後の試合。
刻々と時間が迫っていた。
部屋にザクのプラモが溢れてます。
親に怒られました。