子連れ少女は生き延びたい   作:ちゃっぱ

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蝶の羽ばたきが、一つ。








第十五話 舞い降りた分岐点

 

 

 

 

「炭治郎を助けてくれてどうもありがとう」

 

 

「ひぇ……い、いえ。そそそんなことは……」

 

 

 

 やばい。心臓がドキドキする。

 笑いかけないで奥さん。布団の中から無理して出なくていいんですよ旦那さん。

 

 子供たちは子供たちでぎゅっぎゅっと小さなお団子のように炭治郎君を中心に抱きしめている真っ最中でとても微笑ましいんだけどさ。

 

 

 

 

「良かった。本当に、良かったっ! お、お兄ちゃんに何かあったら私……わたしっ……」

 

 

「大丈夫だぞ禰豆子。もう不安になるようなことはないんだ! 兄ちゃんもちゃんと帰ってきた!」

 

 

「でもにーちゃん怪我してるだろ! おれ、俺が……うぅぅ……」

 

 

「兄ちゃんはもう大丈夫だぞー。ほーら、よしよーし」

 

 

 

 まだ十歳未満だよね炭治郎君?

 なんか長男力がすさまじいですね炭治郎君。

 

 妹さんと弟さんもお兄さん想いで良い子たちですね。

 

 

 

 

「和善さん」

 

 

 

「ひぇ」

 

 

 

 

 にっこりと笑ってこっち見ないで。

 炭治郎君だけならともかく、全員で見ないで。

 

 お願い。心臓痛いから。

 

 

 

 

「和善お兄ちゃん。本当にありがとう」

 

 

「兄ちゃんたすけてくれて、本当にありがと、かずよしにーちゃん」

 

 

 

「う、ううう゛ん゛っっ!」

 

 

 

 

 兄弟の仲良いんですねとか、まだまだ幼いのにしっかりしているんですねとか、言いたいことはたくさんある。

 でも、子供たちがしっかりしているのはこの家庭環境がとても良いからなんだろうなと思えた。

 

 他人を慈しみ、優しさと愛情を忘れずに育てているような、俺が触れてはならないような綺麗な場所だ。

 

 

 なんというか、凄く居心地が良いのだ。

 

 他人の家にいるというのに、初対面の俺を笑顔で受け入れてくれるぐらいには、警戒が何もない。

 俺だったらある程度は耳で判断できるけれど、警戒を忘れることはないのに――――。

 

 

 この家にいると、その警戒すら馬鹿馬鹿しく思えてくる。

 警戒しなくても大丈夫だと思えるぐらいには、全員が優しさで溢れている。

 

 

 

 ああそうだ。

 炭治郎君の家はとても優しい音で溢れた天国のような場所だ。

 旅をしていた時に彼らに出会ったら何か変わっていたのだろうかと思える程度には……。

 

 

 特に、なんというか――――

 

 

 

 

「どうかしたのかい?」

 

 

「はうあっ」

 

 

「もしかしてどこか痛いところでもあるの?」

 

 

「ち、ちがい……ま……」

 

 

 

 

 うわあああんっ!

 竈門家、めっちゃドストライクなんですが!!!??

 

 

 前世成分だとお母さんの顔が、その綺麗な鈴のような慈しみの音が、良い!!

 今ならお父さんの全てに一目惚れしたといってもいい!!

 

 

 人妻旦那とかどうでもいい! 夫婦で仲が良い音がしてるの凄く安心する!

 なんかこう、このまま一生ここに居たいほど全部好み!

 ぶっちゃけ家族になりたいぐらいです!! いや善逸と家族止める気ないしなんなら善逸連れてきて込みで家族になりたいぐらいだし!!!

 

 

 最初に出会った時の炭治郎くんの印象だって、顔も性格も好みだなー、でも子供かーもっと大人だったら本気で好きになってたかもなー……って思ってたらこれだよ!!

 

 

 子供たちの心の音も聞いたことないぐらい綺麗だよね!

 お父さんとお母さんに似てるから将来がすっごく楽しみだね!!

 

 

 ……えっ、なにこれ天国? 

 

 

 俺ってば死んだの?

 

 善逸置いて死んじゃったの??

 

 

 

 

「ど、どうしたんです和義さん?」

 

 

「な、何でもないよ炭治郎くん……」

 

 

「でもなんかすごく甘い匂い……?」

 

 

 

 

 ごめんね!!

 さっきどうぞどうぞと子供たちがくれたおはぎを食べたせいかな!?

 

 

 きっとそうだよね!

 甘い匂いをさせちゃってごめんね!

 君たちのお菓子だったかもしれないのに、遠慮なく食べちゃったの大人げなかったね!!

 

 

 ああもう炭治郎君が子供でよかった!

 禰豆子ちゃんや竹雄君が幼くて良かった!!

 俺と同い年ぐらいか年上だったら確実に惚れるところだったぞ!

 

 

 とんでもねえな竈門家は!!?

 ほんと、とんでもねぇよ!!!

 

 

 こういう時に前世成分がほぼ消えたことを後悔するんだよなぁ!!!

 俺は、恋愛より先に弟優先で動くつもりですので!!

 

 

 それに流石に夫婦の仲を切り裂こうとか間に入ろうとかそういう思いはないので!

 どうぞ俺のことは気にせず家族仲良く暮らしてね!!!!

 

 

 ああやばい。

 ここに居ると溶ける。糖分過多で死んじゃう。

 

 

 ちゃんと、俺がやりたいことをやらなくちゃいけないんだ。

 やらなければならない義務を、果たすんだ。

 

 

 ここでの俺は余所者。

 炭治郎君たちにとって俺はただの他人のお客さん。

 

 

 俺の唯一は善逸のみ。

 

 

 さあそれを思い出すんだ……っ!

 

 

 

 

「あ、あの……そろそろ行かなくちゃ、なので……」

 

 

「何言ってるんだ和善さん!」

 

 

「ひぇっ」

 

 

 

 炭治郎君が俺の手を掴んできた。いやそれは良いの。別に子供に手を握られてドキドキするわけないの!

 

 あああなんか全員が不満そうな音を鳴らして俺を見てきてるぅぅ!!

 

 

 

「いやあの何で不満なおと……じゃなくて、何でそんなに不満そうな感じなのかな? 俺何かしたかな!?」

 

 

「してます!」

 

 

「そうだよ! だって和善お兄ちゃん。まだお礼もしてないのに勝手に帰ろうとしてるもん!」

 

 

「ふぇ?」

 

 

 

 何言ってんの禰豆子ちゃん!?

 

 

 

「もう夜も遅い。それに君には怪我をした炭治郎を送ってくれた恩があるんだ。今日はこのまま泊まっていってほしい」

 

 

「ひっ」

 

 

「駄目かな?」

 

 

 

 

 お、おふっ。

 ふぁあああああ。やばい無理。無理ぃ。

 

 

 炭十郎さん、たんじゅうろう、さんの音が……ひぇっっっ

 

 

 

 

「で、でも俺、は……」

 

 

「なんならずっとここに居てもいいぜ! 和善にーちゃん片腕で荷物持つの大変だろ!!」

 

 

「こら竹雄っ! 失礼な言い方だぞ!」

 

 

「お願い和善お兄ちゃん! 私も、もっと一緒に居たい!」

 

 

 

 ああああ何これ。なんなのこれ何のハーレム?

 

 

 

「和善くん。お父さんも子供たちも君のことを心配しているんだよ」

 

 

「ひぇ……」

 

 

 

 片腕がないことを、気にしてくれているのだろう。

 

 俺はもうその状況を受け入れてる。

 片腕がなくとも生きられるようになった。いや両手じゃないとできないことは多々あるけれど、それでも何とか四苦八苦してやって来れたんだ。

 

 

 同情で、俺を見ているわけじゃない。

 勝手に俺を弱い者として見ているわけじゃない。

 炭治郎くんを救った恩も、それがきっかけでもあるかもしれないけれど。

 

 ――――まるで家族が接してくれるような無償の慈しみを感じる。

 

 

 優しさが溢れる。

 溺れそうになるぐらい、綺麗な音で満ちている。

 

 

 

 

「和善くん、今日はうちに泊まっていきなさい」

 

 

「…………ふぁい」

 

 

 

 

 無理。駄目。

 

 

 ごめんよ善逸。

 こんな甘さ、姉ちゃんは耐え切れないよぉ……。

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 何故かは知らないが、ここしばらく竈門家の周辺の調査をされることになった。

 鬼がいるかもしれないが、信憑性は薄いとのこと。

 

 

 まあそれは良いんだけどね?

 

 

 

 

「あの。そろそろ俺、ここから出て行かなくちゃって思っていて……」

 

 

「でも和善にーちゃんここらで調べものしてるんだろ? 兄ちゃんは匂いで分かるからなんか探してるって言ってたぞ!!」

 

 

「いやーそうなんだけどさ……でもね、竹雄くん。さすがにずっとここに居るのは迷惑なんじゃ……」

 

 

「何言ってるの和善お兄ちゃん! 探し物して忙しいはずなのにお家のお手伝いもしてくれて、ちっちゃい花子の面倒だって見てくれてるじゃない!」

 

 

「いやでもね、禰豆子ちゃん……」

 

 

 彼女たちの追撃がこれで終わるわけはない。

 もう経験で分かる。

 

 

 

「和善さん」

 

 

「た、炭治郎くん?」

 

 

「せめて探し物が終わるまででもいいので……ここに居て欲しい、です」

 

 

「ぐっ―――――」

 

 

 

 もー。もぉぉぉ!!

 ほんと、そういうところだよ!!

 

 牛みたいに鳴いちゃうよ俺!

 

 

 炭治郎くんもなんなのかなぁぁ!!?

 長男だからって最初のころは甘えも許さないってぐらいしっかりしてたよね!?

 

 あっれー。なんかやったかな俺!?

 いつも通りに過ごしていたはずなんだけどな俺ぇ!!?

 

 

 何でこんなに好かれてるような音出すのかね竈門家はっ!?

 竈門家のお父さんとお母さんもさぁ! 俺たちに対して微笑ましいって感じで見守ってるぐらいだし!

 

 

 恐るべし吸引率な竈門家。

 一度住みついたらなんともまあ離れにくい安心安定の幸せな家なんだろうか。

 

 鬼の問題なかったら善逸連れてきて近くで引っ越すぐらいだよ?

 炭治郎君たちって絶対善逸と仲良くしてくれるよね? 苛めようとか思わないぐらい真面目で良い子たちだもんね?

 

 

 はぁぁ……。

 理想郷がそこにあるのに、なんでこう世の中はクソなんだろうか。

 

 鬼がいなかったら、本当に幸せに暮らせたのにな。

 

 

 

 

「あああ。鬼、鬼さがし……しなきゃ……」

 

 

 

 

 流されまくるの良くない。

 でもここら辺には藤の花の家紋を持つ屋敷なんてないから仕方ないんじゃないかって言い訳したい気持ちも荒ぶる。

 

 

 山の中で音を聞かなくちゃいけない。

 村の中で音を聞いて、違和感を探らないといけない。

 

 

 ……うん、いけないんだけどさぁ。

 

 

 でもね。竈門家にずっといると本当に仕事が出来なくなるんだよ。

 集中妨害が激しいぐらい優しい音で満ち溢れてるんだよ竈門家は!!!

 

 

 俺の姿を見た瞬間にこやかに笑って駆け寄ってくる竈門家を無下にできないからぁ!!

 

 

 

 

「和善さん!」

 

 

 

「え、うん? どうしたの炭治郎くん」

 

 

 

「あの、頭を撫でてください!」

 

 

 

「えっ」

 

 

 

 

 ほらまたこうなるぅぅぅ!!!

 

 

 

 急にどうしたの炭治郎くん!?

 

 何か変なものでも食べたのかな!!?

 

 

 

 俺が慌てているのを感じ取ったのか、彼は首を横に振って大真面目な顔で言う。

 

 

 

 

 

「俺は長男なんですけど! 和善さんの傍に居ると凄く安心するんです! 頭を撫でられるのも凄く好きです! なので撫でてください!!」

 

 

 

「ふぇっ―――――」

 

 

 

 

 いやマジとんでもねえ炭治郎くんだよ!!

 

 

 なんでそういうこっ恥ずかしいことを平気で、しかも大真面目な顔でド直球に言うかな!?

 

 

 昨日も禰豆子ちゃんに似たような顔で言われたんだけど、何なのこれマジで!?

 竈門家どうなってんの!!?

 

 地上に舞い降りし天使家族なの!!!??

 

 

 

 

「和善さん?」

 

 

 

「あっ、うん。イイヨー」

 

 

 

 

 右手でなでなでと、広いおでことくせっ毛っぽい髪の毛を触り、苦笑する。

 

 

 

 

「えへへ」

 

 

 

 

 子供らしい笑顔だ。

 とても素直で愛らしい、少年だ。

 

 

 

 ―――――善逸に会ったら、どうなんだろう。

 

 今は炭治郎くんぐらいまで成長しているだろうから、俺に頭撫でられたら素直に喜んでくれるのかな。

 あーあー善逸に会いたいなぁ。

 なんかこう、ホームシックになってるっていうのかなぁ。

 

 

 

 

「んっ?」

 

 

 

 

 不意に、炭治郎君の鼻がくんっと何かの匂いを嗅いだような音がした。

 

 

 

 

 

「……和善さん。何考えてるんですか?」

 

 

 

「ううん、なんでもない。……えっと、炭治郎くんこそどうしたの?」

 

 

 

「別になんでもないです」

 

 

 

 

 

 炭治郎くんが不機嫌そうな音を発したのに対して、俺はただ首を傾けて頭を撫で続けた。

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

 自分に姉がいたらこんな感覚だろうか。

 

 

 いや、和善は男と偽っているから、兄がいたら――――と言えばいいのだろうか。

 

 

 

 炭治郎はただ、和善との日々を思い出す。

 

 

 

 何故かたまに挙動不審になる和善。しかし炭治郎が素直に彼に懐き、それを見て下の子たちも彼に気を許す。

 竹雄は少しばかり素直じゃないところもあるけれど、それでもなお和善は笑って兄弟を受け入れる。

 

 

 家族の好意に、彼も同じように好意で返す。

 

 

 

 

「炭治郎くんは頑張ってるね。長男だからって言ってもそこまで頑張れる人はいないよ。君は偉いね」

 

 

 

 

 最初は照れくさいものだった。

 

 家族とは違う男装をした少女の言葉がお世辞ではないと分かっているからこそ、素直に受け取れないときもあった。

 自分がしっかりしなくちゃいけないからと当たり前のように思っているから、何故褒めるのだろうかと思うこともあった。

 

 

 でも次第に、和善を目で追ってしまう自分に気づいた。

 彼女が離れるのを嫌う自分がいることに、驚いた。

 

 たぶん長男だから、しっかりしているし優しい彼女のようになりたいと思っているのだろう。

 

 

 家族と共に生活してくれる彼女が何を見て何を思っているのかが、気になった。

 

 

 

 

「炭治郎君は、俺と少し似ているね。俺にも兄弟が……下の子がいるから、しっかりしなくちゃって思っているんだ。あっ、でもこの話は内緒ね。誰にも言わないで。

 

 君はとても優しいから、つい言っちゃったよ」

 

 

 

 

 自分と同じように、音でもってどのような気持ちでいるのかを理解できると教えてくれた。

 

 兄弟がいると内緒話のように答えてくれた。

 

 

 彼女の笑った笑顔に、自分もつい笑うようになった。

 

 

 

 きっと、甘えても良い姉が出来たという感覚が心地よくてつい傍に居たくなっただけなんだろう。

 生まれてきた花子に両親を独占されて少し寂しそうな竹雄がつい甘えるぐらいには。

 

 

 

 

 

「和善さん?」

 

 

 

「んー。なにかな、炭治郎くん」

 

 

 

「いえ……その、手紙は?」

 

 

 

「弟からの手紙だよ。この村にしばらくいるよーっていうことと、弟がお兄ちゃんみたいな人が出来て懐いてるって話が書かれてるんだぁぁ……あはは。あのクソ駄目親父。後でぶん殴らなきゃ」

 

 

 

 話の最後。

 瞳に影を作り、ぞっとするような声で呟いた和善さんに何故か身体が震える。

 

 

 でもそれは恐怖の震えではない。

 ただ、匂いでは怒っているというのが分かるのに、和善さんが怒る先に俺がいないのがいやなんだと思ってしまったからだろうか。

 

 

 

「……ああそうだ。炭治郎くん……炭治郎くん?」

 

 

「え、あっ。はい!!!!」

 

 

「おおう!? こ、声が大きいのはいいことだけど急に叫ばないでね? びっくりするから」

 

 

「すいません和善さん。それで、どうかしましたか?」

 

 

「あ、うん。ここらへんで何か名物になるようなものってあるのかなって。ぜん―――弟に教えてあげたくってね」

 

 

「っ……」

 

 

 

 にこりと笑った顔。その身体から発せられる匂いは物凄く甘いもの。

 ああそうだ。村の中でたまに感じる匂い。

 弟たちが向けてくれるもの。

 

 愛情をたっぷり含ませた綺麗なもの。

 

 

 何故、――――――じゃないのか。

 

 

 

 

「炭治郎くん?」

 

 

「あっ……」

 

 

 

 

 俺は、今何を考えた?

 

 

 

 すぐに我に返って和善さんを見上げる。

 彼女は俺の顔を窺うようにこちらをじっと見ていて、なんとなく直視するのが難しくて顔をそっぽ向けた。

 

 

 

 

「えっと。ここらだと俺の家に伝わるヒノカミ様のための神楽が有名です」

 

 

「神楽?」

 

 

「はい! 父さんが雪が落ちている山頂で一晩中奉納するから凄いんだ!」

 

 

「え!? でも炭十郎さん身体が弱いんじゃ……」

 

 

「息の仕方を変えているからだって言ってましたよ!」

 

 

「いき?」

 

 

「息、です!」

 

 

 

 何故か和善さんが首を傾け考え事をし始めた。

 それがとても面白くなくて、いつもなら我慢するというのにちょっとだけ衝動で和善さんの服の裾を引っ張ってしまう。

 

 

 

 

「ん?」

 

 

 

「あの。探し物が終わるまでここに居て欲しいと前に言いましたが……その、せっかくなんですから、ヒノカミ様の神楽を見るまでここに居てくれませんか? いえ、それ以上……その、俺……

 

 ずっと、和善さんと一緒に居たいですから!」

 

 

 

 

 和善さんが良いのなら、ここに。

 この村に、この家に―――――住んでほしいなとは、思いつつも。

 

 

 

 

 

 

 

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