その不憫な子は、金糸の髪と妖精のような美貌から同性の子達から疎まれていた。
その不憫な子は、幼馴染に告白したら「キモい」と言われた後にいつも通り会話させられ、翌日にはその幼馴染が美貌の少女に告白していた。
不便な二人の人格は、彼女たちを見て、笑顔にしてあげたいと思った。
これは、ただそれだけの物語だ。

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不憫な彼女を笑顔にしたい物語

 

 人生の分岐点がある。

 産まれが違えば育つ環境も違う。

 進学する場所が違えば、関わる人間も違ってくる。

 習い事で能力を伸ばすのもそうだ。

 学生までのうちでもこれだけ多くの分岐が存在し、やがて終着点へと導かれる。

 それはつまり、より多く選択してきた人間こそ、望んでいた現在を手に入れるということなんだと思う。

 僕の目指す場所はどんなところなのだろう。

 そう考えて、これまでの選択を省みて、ふと思い出す。

 人生は選択の連続とはよく言うが、選択の余地すらない大きな分岐を迫られることもある。

 

 僕の場合、それは八年前に起きている。

 ――記憶喪失。

 

 その時から、僕の人生は大きく変質した。

 ただの記憶喪失ならまだマシだったのだろう。

 でも、僕の場合はそれだけに止まらなかった。

 

 

 世にも奇妙なことに、僕は二重人格になったようで、一日置きで人格が変わることになってしまったのだ。そして、もう一つの人格の記憶は引き継がれない。

 

 僕はこれを、『隔日人格交代症』と名付けている。

 

 

 

 

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 春が嫌いだった。

 よく弟には感性がおかしいと言われるが、嫌いなものは嫌いだ。

 まず、花粉が鼻につく。一度気を許せば目をこすりたくなる痒みは止まらず、1日でも対策を怠った時には日中延々と鼻をすすることになる。

 あとは、春が持つイメージが嫌いだ。出会いと別れのシーズンとは言うが、僕からすればその「出会い」こそ地雷である。

 

 隔日人格交代症がもたらす影響は一人の人間に対して大きすぎた。

 勉強や仕事はそれぞれの人格が別で覚えなくてはならないためスロースターター。そのくせ、僕らは他のみんなと比べて2倍速の世界で生きているようなものだ。それはつまり寿命も半分されているということだから、おそらく長くても、周りのみんなが40年経ったと思うくらいの時間密度で僕らは死ぬ。病床に伏すことだけは避けたいと共通の理解にしているところだ。最後の時は自分であって欲しくないとは互いに思っているところでもある。

 

 そんな、忙しいボクらにとって、継続して何かを為すことはとても難しい事でもあった。

 

 部活動など、もう一人の自分を勝手に巻き込めるわけがない。友達を作るのだって諦めた。

 絶えず声をかけてくれる人なら僕らは仲良くできたけど、知らないところで築かれた友人というものは、一種の敵のようにも感じてしまうのだ。知らない誰かに声をかけられるのは怖い。

 幸いにも、僕らは記憶喪失前の一人の人格から生まれたようだったので感性は似ているため、極端なテンションの差は生まれていない。二重人格の人とバレることはあまり無いはずだが、それでも人と関わることは勇気のいることだ。

 なるべく、その日の出来事は互いに日誌に書き込むことで把握している。しかし、文字で読んだ人間よりも、実際に言葉を交わした人間の方がより多くの情報を持っているように。中途半端に知っているということは、未知の部分に意味もなく恐怖を覚えてしまうものだ。

 最近ではペン型のスパイカメラを仕込んで起床後に前日の映像をクイック再生して確認はしているが、やはり画面の向こう側の人間はただの初対面の人にしかなり得ないのである。

 

 結論から言えば、友人関係を築くことが難しい。加えて、時間が圧倒的に足りないので、正直遊ぶ余裕がない。

 言い訳のようにも聞こえてしまうが、僕らは色々なものを諦めなくてはいけないのだ。

 

 だから、「出会い」なんていらない。

 僕が求めるのは理解者で、家族がいれば十分だと本気で思っていた。

 

 春が嫌いだった―――キミに、出会うまでは。

 

 

 

 

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「好きです! 付き合ってください!」

 

 僕こと黒羽湊は今、図書室での勉強を終えてから帰宅しようと階段を下りていた。そんな時、なにやら興味惹かれる声が聞こえたので二階から中庭を見下ろすと、二人の学生がそこにいた。

 一人は見知らない男子生徒。もう一人は、噂程度には聞いたことのある同級生の女の子だった。

 

「入学式の時から一目惚れして以来っ、ずっと貴方のことを見てきました!」

 

 ストーカーかよ、なんて無粋な感想だろうか。やがてこの寸劇じみたは立ち会いは告白の場であることを確信する。

 男が頭を下げ、手を伸ばす。なぜ握手を求めるのか勉強不足だったけど、その手を掴んだら交渉は成立したと受け取られるのだろうか。

 

「貴方の全部が大好きです! どうか、付き合ってください!!」

 

 語彙力貧困かよ、というのも無粋な感想だ。

 普段ならここで興味をなくして覗き見るなんて悪趣味な真似はやめるんだけど、人並みに野次馬心を持つ身として、相手方の女の子の出方に興味を持った。

 

 確か……西川アリス、みたいな名前だったと思う。

 彼女はこの学校でも有名人で、その輝く金糸のような髪とまるで妖精のような美貌から校内一の美少女と呼び声が高い女の子だ。驚くほど目立つ容姿だから僕でもわかった。男人気は抜群で、入学してから一ヶ月も経つというのに噂の途絶えない面白い人だ。そんな人がこの告白にどう答えるのか。僕は興味があった。

 

 西川さんは一歩前へ踏み寄る。

 そして、両手で差し出された手を包んで、男子生徒は下げていた頭をあげて満面の笑みを浮かべる。

 

「へぇ」

 

 なんかえらいものを見てしまったようだ。

 男子生徒に祝福あれ。今日は赤飯かな?

 結果は見るまでもないだろう。立ち去ろうとして背中を向ける。

 僕は恋愛というものがあまり嫌いではない。甘酸っぱい恋、輝かしい青春。良いじゃないか。ただし他人事に限るけれども。

 何はともあれ、良いものを見せてもらった。新たな門出は本来祝福されるべきだろう。リア充死ねなんて心の狭いことを言うつもりはない。さらばだリア充、砕けちれ。

 

「――ごめんなさい。私、好きな人がいるの」

 

 ……え?

 なにやら、遠ざかる中庭から不穏な言葉が聞こえた気がした。

 気のせいだと思いたいが、南無三であることが事実なんだろう。

 若干、名前も知らない男子生徒に同情を覚えるも、慰める言葉を僕は知らない。まさか一瞬にして砕け散るとは予想できなかった。もしかしたら僕は重大なフラグを立ててしまったのかもしれない。

 そんな罪悪感に苛まれたら、ただ、心のうちでエールを送ってやるしかできなかった。

 

 ドンマイ。いつか良いことあるかもよ。

 

 

 

 それがいつなのか、僕にはとんと検討もつかないけど。

 

 

 

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 僕は今、校舎内を散策していた。

 帰宅しようとしていたのに脈略がない行動は、ひとえに下足箱の場所に天敵がいたからに他ならない。

 

 幸いにも、手元のスマホに視線を落としていたため遠くにいたので見つからずに済んだが、十中八九僕は待ち伏せされていた。

 

 中学からの同級生でもある少女は、別に嫌っているわけではないが、少々面倒な人間だった。

 明るく、誰にも優しく、気づけば仲良くなるような人気者。僕の事情を知っても、相変わらず態度を変えずに接してくるお人好し……の皮を被ったちょっとアホの子。

 僕はあまり人と接したくないので、人気者と親しくすることがリスキーだと何度も説明しているが、いつも「分かった!」と元気に返事しながら、僕目掛けて大きく手を振ったり追いかけてきたりする。分かってない子。

 

 仲良くしてくれようとしてる意思はありがたいことだと理解しているが、もう少し年頃の少女らしく距離感を考えてくれないだろうかと頭を悩ませる親友だ。

 

 せめて待ち合わせるなら学校外にしてくれと頼んでいるが、何が彼女をそうまでしてアホ子化させるのか。

 

 とにかく僕は彼女が諦めて帰ってくれるのを待つために、暇つぶしの校舎探検へ出向いたのだ。

 

 三階建ての学舎は上空から見ればH字型の白を基調にした現代的な建築物で、北側に体育館や屋内プールなどの施設、部室棟を兼ねた総合体育館となっていて、隣には人工芝のグラウンドがある。さらに奥には野球やテニス用の屋外施設があるらしいが、そこには入ったことがない。これからも入る予定はない。

 

 その辺りの大体の位置は掴めてある。なので、僕がブラブラしているのは、そんな、エリア分けの分類に入らない『校舎裏』の探求だった。簡単な整備だけされたそこは、草木に囲まれ、歩くくらいのスペースがある。このまま進めば総合体育館裏は行き止まりのはずだが、果たしてどこまで抜けることができるんだろう。

 

 ただの暇つぶしだけど、考えてみれば一人になりたい時なんかちょうどいいかもしれない。監視カメラもないことだし、他の人がここを逢瀬の場所として認識していなければの話なんだけど。

 

「……やっぱり行き止まりか」

 

 進んでは見たが、それより奥には何もないように見える。

 このまま進んで曲がれば確か部室棟側の広い通りに繋がるはず。大した収穫はなかったな、と思いながら僕は足を止めずに先を進む。案の定、何もなかった角を曲がれば正面には広い通りがあった。

 

「あれ?」

 

 だけど、記憶になかった場所も見つけた。

 左手側には倉庫かずらりと並んでいて、その光景にも見覚えはあった。だが、この場所からしか見えない死角の位置に、ぽつんと、小さな箱庭のようなものが置かれていた。

 アーチのかかった入り口、緑緑として中は覗きにくいが、いろんな色が彩られた花壇が見える。

 

「こんなとこあったんだ」

 

 僕は物珍しさから足を踏み入れた。

 見た感じ、立ち入り禁止だとかいう制限はなさそうだったから足を止める理由もなかった。

 

 ただ、ひとつだけ、入った直後に僕は思った。

 

 やっちまった、と。 

 

 

「……すんっ……」

 

 泣いている、女の子がいた。

 清楚で可憐なんて言葉が似合うような可愛い子だ。

 春を匂わせる花の香りが鼻腔をくすぐる。

 目元を赤くした少女の眼差しは僕の存在を認めて、とても気まずげに目を伏せた。

 

 世の中に出会いはありふれている。

 でも、その出会いの中でとびっきり最悪だったと、その時の僕は思った。

 

 これが、僕と彼女の出会いだった。

 

 

 

 

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 日付が変わった。

 朝起きていつも通り前日のカメラを再生すれば、なにやら興味深い出来事があった。一通り流し見して、日誌を読んで、俺はとある少女を思い出す。 

 

 

『………誰?』

『俺? 田中』

 

 制服をずぶ濡れにし、まるで生気を感じさせない昏い瞳が印象的だった。

 

 彼女は『田中ね、覚えたわ』と言いながら隣を過ぎれば、少し距離が開いたところで振り返った。

 

『このこと、誰かに告げ口したりしたら許さないから』

 

 そう吐き捨てた彼女に俺はなにも言い返さず、その後ろ姿を見送った。

 

 やけに露骨ないじめだった。

 俺が見たのは、『ちょーしのんなよ』と言いながら去っていく女子グループが去る光景で、なにがあるのかと覗けば、そこにいたのが、彼女だった。

 

 輝くような美貌の妖精は、そこにいない。

 金糸の髪に似合わない黒く、濁ったようなオーラさえ幻視できるほど鬱々とした感情を表に出す姿に、俺は訂正できずにいた。

 

 すみません、嘘つきました。俺の名前、黒羽です。

 

 

 いつかバレる時が来るんだろうか。そんな時が来ればどんな仕打ちが待ち受けるかわからないのでもう一人の俺には要注意と促していたのだが、どうして、これがなかなか面白いイベントに遭遇していたようだ。

 

 まるで、俺の知る彼女の本性は見えなかった。

 猫被りまくり、ともすれば、まるでどちらが彼女の本性かすら掴めない演技力の高さに素直に関心を持った。

 

 彼女が振った相手は、確かうちの学年でも有名な夫婦の片割れだ。

 幼馴染に美少女がいて、その長年の連れ添いを見ている小中学からの同級生が頭悪そうに囃し立てるからその認識が学年中に広がった。

 

 だけど、その夫役の白河健斗が彼女に『告白をした』ということは、本人たちが否定しているように、付き合っているという事実は全くなかったのだろう。

 それに、なんていうか、もう一人の俺がミラクルを起こして、この一連の騒動の繋がりを全て把握してしまった。

 

 俺が見た彼女のいじめの真相はこうだ。

 美男美女で人気の幼馴染夫婦コンビが付き合っていなかったことが発覚。夫役が金髪少女に告白することを事前に知り、少女たちが暴走した

 

 さらにその裏にある出来事は、昨日、もう一人の俺が本人から直接聞いたことから全て明らかになっている。

 夫婦コンビの妻役、東條麗華が幼馴染としての関係に決着をつけようとした結果、告白。しかし、頭のおかしい夫役、白河はそれを「キモい」と一刀両断。東條はその日泣いた。

 翌日、決心のついた白河が金髪少女に告白。どうやら俺以外にも東條がばったり見てしまっていたようで手が握られる瞬間を見てダッシュで人目のつかないあの園芸スペースに逃げこんだ。そして、東條は泣いた。

 そこへ運悪くもう一人の俺は鉢合わせ、慰めながら事情を聞いて、俺ともう一人の俺の巻き込まれた騒動が全て繋がったのだ。

 

 日誌を見れば、今後どういう方針でこれに対応するか書かれてある。

 

 

『東條さんが不憫すぎるので、僕はこれから放課後に園芸スペースに寄ることにします。別に君を縛りたいわけではないので、今後の行動はこれまで通り自由にしてもらっても大丈夫です』

 

 

 要は、俺は特に何も気にすることなく日常を過ごせば良いらしい。

 もう一人の俺の行動は、進んで人と関わることをあまり良しとしない俺らとしては少々イレギュラーではあるが、東條が不憫すぎるので異論はない。是非にも、頑張ってケアしてやって欲しいと応援している。だから、『了解』とだけコメントを残して日誌を閉じた。

 

 こうなれば、心残りは金髪少女のいじめの件だけだ。しかし、それも昨日、白河を振った時点で暴走少女達も少しは落ち着きを取り戻すだろうし、何より他人に余計な口を挟まれるのは彼女にとっても好ましくないんじゃないだろうか。

 

 なら、俺がすることはいつも通りでいい。

 日誌を棚に直して俺は机に向かった。日々の勉強は欠かせない。もう一人の俺の足枷にはなりたくないのだ。

 いずれ来るだろう大学受験のため、俺は今日も机に向かい、昨日の範囲を把握する。記憶はなくても同じ脳みそだから、こと前日の学習の定着に関しては得意だった。

 

 

 

 

 

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 俺は、人目の多い廊下で注目されるという大変珍しいイベントに参加していた。

 背後から駆け寄ってきたらしい少女にまず目を奪われ、そして次に少女が腕を掴んで引き止めた俺を見る、そんな構図だ。

 彼女の容姿はすごく目立つ。

 学内一と噂される美貌の妖精。黒髪が多いこの学校で、ここまでナチュラルに輝きを放つ金髪は目立たないわけがない。

 

「ねぇ、ちょっとついてきてくれない田中くん」

 

 猫かぶりの金髪少女、西園アリサは、男ウケ間違いなしの仕草で周囲を魅了しながら、俺を誘ってくる。

 この時点で、もう嫌な予感しかしない。

 つい一週間前までは絶対関わらないだろうと考えていた人間と立て続けざまにこうまで関わってしまうのは、いったい何故なんだろう。

 

 そう考えて、これまでの選択が間違っていなかったか省みて、ふと思い出す。

 

「違います、人違いです」

「そっ、そんなわけないでしょ? 何を怖がってるのか知らないけど、何もしないから、いいからついてきてくれない田中くん……っ」

 

 若干、焦りと怒りの滲み出る勢いで腕を引かれたので白状した。

 

 

「俺、田中じゃなくて黒羽です」

 

 

 周囲の目を思い出してか、羞恥によって西園の透き通るような白い肌がピンク色に染められていく。それがまるで桜の花の色のようで、可愛いらしいと思ってしまう。

 

 

 そういえば、桜は散ったがまだ春だ。

 「出会い」が多いのは、仕方のないことなんだろう。

 

 




春だもんね、仕方ないよねって話。
出会いが終わるとは言ってません

[不便な彼女を笑顔にしたい物語]になっていることに気がつきました。
不憫に訂正しています。


簡単な設定開示

〈主な登場人物〉
・黒羽湊……主人公。二重人格
・西園アリサ……ヒロイン。ロシア、クォーター
・東條麗華……ヒロイン。ルーツは名家のお嬢様
・白河健斗……漫画ではヒーローになりそうなサブキャラ。ラブコメのために仕方ないかもしれないが、一度ヒロインをこっ酷く振った分際で物語の最後には努力したから付き合って欲しいとかいうなんて頭悪いんじゃねーかお前。ヒロインどれだけ泣かせたかと思ったんだよ。東條は泣いた。言葉は凶器になるって知らねーのか!
・南? ??……親友。アホ。ギャルっぽい
・田中……誰やねん
・北? ???……誰やねん

※容姿はぼんやりとした描写だけどわかるよね?
あなたの心にある姿こそが正解なんだ。

〈主人公の家族構成〉
・父……アラフォー。養ってくれている神
・母……アラフォー。毎朝お弁当を作ってくれる神
・主人公……高校一年。常に机に向かう引きこもり
・弟……中学二年。才能に恵まれた神童

〈世界観〉
いたって普通に猛暑が来る現代と全く違わない現代……と見せかけて実は秘匿された魔術が存在するエセ現代
何故こうなったのかといえば『隔日人格交代症』を生み出すための理由付けが出来ていなかったため

〈裏設定〉
東條と西園は記憶喪失前に出会っている。
東條は恋と自覚できないまま別れて泣いた。これがショックで記憶違いが起こり、好意を持つ理由が白河に向けてのものだと錯覚する。
西園は恋と自覚しながら別れ、その時のフィーリングが忘れられず、ひたすら彼氏に求める要求が高くなる。なお、そのフィーリングは恋する乙女補正がかかっていた模様。

※アンチヒーローのために不憫ヒロインを錬成したわけではありません。嘘じゃありません。信じてください!

〈今後の展開〉
分岐します。それは、読者の数だけ存在します。ハッピーエンドが絶対です。それ以外は認められないです。

〈ネタ(想像のための燃料投下)〉
以後、主人公の人格を『僕』と『俺』に分けます
・大学受験のために『僕』と『俺』が戦略を練りに練って見事難関校に合格する熱い展開。
・前日に『僕』が東條の誘いを断ったのに、東條が『俺』と西園ご一緒にいるところを見かけて修羅場に。その状況を突破するために『俺』が考えついたのが、『俺』は『僕』と違う高校に通う双子だという無理のある設定だった!西園は白い目で見て、東條はしぶしぶ納得。以後、『俺』は学校では一人称を僕に変えるというややこしい展開に!
・『僕』が『俺』から託されたハンカチを返しに行こうと隣の教室に「西川アリスさんはいますか」と言って笑われる展開。
・『僕』が西園に対して「西川さん」と呼んで怒られる展開
・『俺』が西園に対して「西園」と呼び捨てて怒られる展開
・白河が西園に諦めない宣言をして「ストーカー」と呼ばれる展開
・白河が東條に寂しい的な発言をして「キモい」と言われる展開
・白河が黒羽に「ドンマイ」と言われてぶちぎれる展開
・白河が黒羽に嫉妬して東條と遊ぶ約束を取り付けようとしたら既に黒羽と勉強する約束があった展開
・白河が黒羽弟に敗北感を覚える展開
・白河が河川敷で黄昏ていたらホームレスのおじさんに元気付けてもらった展開
・白河が恋にスポーツに青春に努力していたら留年寸前まで追い詰められる話
・白河が母に暴言を吐いて父に家から追い出され、東條に手助けを頼むも断られ、友達たちの家は遠く、どこかで寝泊まりするための金もないホームレスになり、親の存在のありがたさを知り人として成長する展開
・就職困難だと予想した『俺』と『僕』が二人で一人の伝説的なクリエイターになって無双する熱い展開
・実は魔術組織の一員だった誰かが黒羽の莫大すぎる才能を監視していた展開
・隔日人格交代症を理由に東條と西園を振った黒羽さんが徐々に包囲網を敷かれる展開
・禁じられた魔術により『僕』と『俺』が超融合する展開
・エトセトラ


あとがきのテンションがおかしかったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
ともあれ不憫な彼女を笑顔にしたい物語、もとい不憫なヒロインを笑顔にする物語(のプロローグは)これで完結☆
東條さんの出番が泣いてるだけだったような気もしなくはないですが気のせいですね。
疲れたので寝ます。小説家になろう様にも投稿させていただいております。

感想・評価も宜しければお願いします。
もし今後の物語の展開の予想などしていただけたら東條さんも泣いて喜んでくれると思います。

長くなりました。暇つぶしの投稿でしたがまたお会いしましょう

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