まだまだ暑い日が続きます。
熱中症に気を付けてくださいね。
この作品は深く考えないで見た方が面白いと思います。
ここは魔王が世界征服を望んでいる世界。
この世界には夏が来た。
なんてことはない、只の春夏秋冬の中に入っている『夏』である。
そんな夏は数年前に急変した。
突然気温が上がっていったのだ。
それだけでなく、暑い日が続き作物が育たなくなったりした。
この暑さは魔王のせいではなく、ある世界で暑さのあまり空間が歪み暑さがこの世界に入り込んでいるだけである。
簡単に説明すると、部屋の窓が開いている=暑さが入り込む……自分でも何を言ってんだろ。
「あ、暑いぃ~」
そんな世界を旅してる4人の冒険者が居た。
一人は腰に剣を差している。
一人は大きな帽子を被り、杖を持っている。
一人はゲームで見るような僧侶の格好をしている。
一人は一軒家である。
そんなゲームで言うと『普通』である人物達は木の側で暑さを凌いでいた。
この世界にクーラーや扇風機といった物なんか存在しない。
暑さを凌ぐ方法は魔法で体を冷やすしかないのだ。しかし、それでも私達が住んでいる世界で言われる『
理由は簡単、普通に暑いからだ。
「魔法を使ってくれよぉ~」
「使っても意味無いでしょ」
水の魔法を使っても、日光に当たり温くなる。
風邪の魔法を使っても、熱風になるだけ。
氷の魔法を使っても、すぐに溶けて水になる。
死の魔法を使えば体が冷たくなる。
……と、言ったところである。
「……家は暑くないの?」
僧侶は家に話しかける。
家は首を横に振り、それと同時に地面を抉る。
家が喋らないのは話すのが苦手なだけである。
この暑さは冒険をしている身でも堪えるのがキツイ。
人間より丈夫な魔物ですら暑さで倒れるほどである。
魔物の頭領や城に住んでいる大臣や王様も倒れたと聞いた。
噂であるが魔王も暑さで倒れたと。
「なんでこんなに暑いんだよぉ~」
「……知らないよ」
「私が知るわけ無いじゃない」
家も頷き、地面に穴を開ける。
そんな4人が話していると、草むらが揺れた。
三人は警戒しようとしたが、暑さのあまりダルく集中力が続かない。
家は驚き跳び跳ねた。そのまま地面に着地して、その振動で三人の体が浮き上がる。
草むらが揺らしたであろう人物は、家が跳び跳ねた振動で4人の元に出てくる。
出てきた人物はクーラーと扇風機の二人だった。
「お、おいお前ら大丈夫かよぉ!?」
剣を持っている人物は、クーラーと扇風機を安全な家の中に入れる。
二人は何故かそこが実家のように落ち着き、泥に沈むように眠りについた。
4人はクーラーと扇風機を村まで届けようと、村へと帰って行く。
『家』『クーラー』『扇風機』この三人が会ったのは偶然だろうか、それとも運命だろうか。
そしてこの三人はこれから世界を救う旅に出るが、それはまた別の話。
……何かおかしい?気のせいでしょう。
ほら。
剣を持ってる人が居たり、
魔法使いみたいな人が居たり、
僧侶みたいな人が居たり、
一軒家や、クーラーや、扇風機が出てきてるだけですよ。