よろしくお願いします。
どうも、ゲーティア・バルバトスです。
私とレイヴェルはオカルト研究部の部室前に来ています。
これから、リアスに謝罪に行きます。
部屋に入る前に、考えていた謝罪文の確認をしておこう。
私は愚かにも、恋愛というものを否定しておりました。
ですが、こちらのレイヴェルと出会い、恋愛というものの尊さを知りました。
ですから、リアスさん貴方の考えは正しかったです。
ごめんなさい。
よし、こんな感じでいいだろう。
あまり、堅苦しく言うと、只形式的に謝罪しているように思えてしまう。
だから飾らない、私の言葉で謝るべきだ。
大丈夫だ、私の隣にはレイヴェルがいる。
私とレイヴェルの様子を見れば、きっとリアスの考えが正しいと、彼女の考えを否定した私が証明できる。
「行こうか、レイヴェル」
「はい、ゲーティア様」
私とレイヴェルは手を繋ぎ、オカルト研究部の扉をノックした。
□
私とレイヴェルはオカルト研究部に入ると、とてつもない圧力を感じた。
背筋が凍るような寒気だ。
発しているのは目の前の、リアスだ。
とても冷たい目だ。
今更何をしに来た、そういう目をしている。
だが、私はここに謝罪に来たんだ。
こうなることは分かっていたはずだ。
ああ、甘んじて受けよう。
「失礼する、リアス」
「し、失礼いたしますわ」
私とレイヴェルは意を決して、足を踏み入れた。
部屋の中にはリアスと朱乃の二人だけだ。
わたしは一人足りないことに気付いて、思わず聞いた。聞いてしまった。
「木場はいないのか?」
更に圧力が増した。
どうしたんだ、一体。
「祐斗は・・・・・・いないわ・・・・・・もういないの」
「そうなのか、昨日約束を取り付けてもらったから、礼を言いたかったんだが。後でメールしておくか。」
キッ!
「ん?」
リアスに睨まれたような気がしたが、気のせいか。
「立ち話もなんだから、座って頂戴。朱乃、お茶をお出しして」
「ああ、失礼する」
「ありがとうございますわ」
私とレイヴェルは席を進められたので、座らせてもらった。
生徒会室のときと同じく、ソファーに隣同士で座り、私の前にはリアスが座った。
・・・・・・会話が出ない。
空気が重い、気がする。
まあ、仕方がない。
私は彼女の考えを否定した、それは間違いない。
ふっ、と隣のレイヴェルを見て、先程言われたことを思い出した。
□
「次に行くのはオカルト研究部、というところに行く。そこはリアスが部長を務める部活なんだ」
「まあ、そうですの。私としてもリアス様にご挨拶しなければ、と思っていましたの。お兄様の婚約者ですので、いずれは私の義姉になられる方です。それにゲーティア様にとってもいずれは・・・・・・フフ」
レイヴェルは途中で顔を赤くして、私から顔を背けた。
その先は・・・・・・分かっている。
だが、それだけではないこともレイヴェルに話しておくことにした。
「実はなレイヴェル、私はこれから、婚約の挨拶と共に謝罪に行くんだ。」
「謝罪?何かありましたの?」
「実はな・・・・・・私は以前まで政略結婚こそ貴族にとってすべき結婚だと思っていた。」
「ええ、私も同じ考えですわ。」
レイヴェルは私と同じ考えのようだ。
同じ意見だと言ってもらえて嬉しい。
だからこそ否定されることは悲しいことだ。
「だが、リアスは違う考えだった。私はその考えを否定した」
「どういうお考えですの?」
「彼女は自由に恋愛して結婚したい、という考えだった。それを私は否定した」
「ゲーティア様がその考えを否定されたのは何故ですか?」
「私は貴族、バルバトス家当主だ。故に第一に考えるのは御家、血を継がせること、家を残すことを大事だと、思っている。だからこそ、御家同士のつながりを第一におく、政略結婚は大事だと考えている。それに、リアスの考えのように自由な恋愛ということは、私とレイヴェルのような純血悪魔を種として残すことが出来なくなる。だからこそ貴族として、純血悪魔として責任を、純血悪魔を次代に継承していくことが必要だ。」
「ゲーティア様、素晴らしいお考えです。貴族として正しいお考えだと思いますわ。実際にそのように考え、行動されて、婚約を・・・・・・・私と婚約なさいましたわ。リアス様のお考えが間違っておりますので、ゲーティア様が謝罪にされることはないと思われますわ」
「・・・・・・・私はレイヴェルに出会って、一目見て、・・・・・・家の事など全て忘れた。ただ欲しかった。レイヴェルが欲しかったから告白した。だからリアスの言う考えは間違いではないと思った。」
「!?・・・・・・」
レイヴェルは頬を染めて、私から顔を隠した。
だが私も気恥ずかしいので、顔を背けた。
「で、であれば仕方がありませんわね。リアス様の考えも100点中10点は合っていた、と言ことですものね。確かに貴族の婚姻というものの本質ではありませんが、結婚の本質ではあるかもしれませんわね」
レイヴェルは尚も顔を背けたままだが、納得してくれたようだ。
「・・・・・・・ですが、ゲーティア様も真面目な方ですわね。そのような事まで気を回されるとは」
「間違いは間違いだ。なら、間違ったことを謝罪し許してもらう。これは対人関係で大切なことだ」
レイヴェルの呆れながらの意見も、分かる。
だが私の経験上こういうことはしっかり謝っておくべきだと、理解していた。
「私もリアス様の考えは理解できますわ。貴族に生まれた、と言っても私も自分を見てくれる方と一緒になれるということは嬉しいことですわ。だから、ゲーティア様のプロポーズは嬉しかったですわ」
「・・・・・」
レイヴェルは私を見上げながら、そんなことを言ってきた。
私はレイヴェルから顔を背けたが、レイヴェルがクスクスと笑っていることは分かった。
□
「お茶が入りましたわ」
私がレイヴェルとの話を思い出していると、朱乃がお茶を出してくれた。
「ありがとう」
「いただきますわ」
私とレイヴェルが共に飲み始める、でも目の前にいるリアスの雰囲気が和らぐことはない。
この紅茶を飲んだら仕掛けよう。
「おいしいよ、朱乃」
「痛み入りますわ」
朱乃は柔らかく微笑みながら、一礼してくれた。
よし、始めよう。
「リアス、本日は時間を作ってくれて感謝する。私とこちらのレイヴェルは先日婚約をした。今まで連絡が遅れてすまなかった」
「いいわ、そのことはお兄様から聞いていたし、何よりオカルト研究部に何度も足を運んでくれたのに、会えなかったのは私のせいだし。」
「そうか、サーゼクス様にも私とレイヴェルの事では色々なご苦労をお掛けした。これからは私も全力を捧げて悪魔界に貢献していきたいと思っている。」
「そう、立派な心掛けね」
リアスの雰囲気は変わらない。
ここはひとつ、共通の話題で盛り上げよう。
「この度私とレイヴェルが婚約したことで、リアスとは将来的には義理の姉弟ということになるな」
「ーー!」
あれ、雰囲気が更に悪くなったな。
義兄であるライザー殿とリアスが結婚して、私とレイヴェルが結婚する。
そうなると義理の兄の奥さんと言うことになる。
そうなればリアスが義理の姉になることは間違いではない。
だが、やはり私とは話したくないんだろうな。
ここはストレートに謝罪することにしよう。
「リアス、以前私は愚かにも、恋愛というものを否定しておりました。ですが、こちらのレイヴェルと出会い、恋愛というものの尊さを知りました。ですから、リアスの考えは正しかったです。」
どうだ、渾身の謝罪だ。
これならリアスの反応は変わるはずだ。
「・・・・・・どう答えればいいのかしら?」
「いや私は以前リアスの考えを否定したから・・・・・・」
「でもあなたは政略結婚するんでしょう?だったら貴方は自分の考えを通したんでしょ。私は家の、『グレモリーのリアス』としてでなく、『ただのリアス』として見てくれる人と結婚したいの。でも、貴方は政略結婚目的でレイヴェルに出会って、恋をした。それは本当に恋なの?」
「・・・・・・私は縁談の席でレイヴェルを一目見て、欲しいと思った。彼女自身が欲しいと。だからこれは恋だと私は思う。」
「始めから用意された席にいたから、誰でも良かっただけでしょう。それに政略結婚したかった貴方がついでにレイヴェルが好きになった、なんて褒められこそすれ、怒られはしないことだわ。」
「だが、リアス・・・・・・」
「私とゲーティアの考えは前提が違うのよ。ゲーティアは政略結婚が一番で、恋愛は二番。私は恋愛が一番で、家が二番よ。ほら、私とあなたは違うのよ。だから貴方が私の考えを肯定したとは言えないわ」
リアスの意見に悩んでしまった。
私は彼女の言う通り、本当にレイヴェルに恋をしたのか、よくわからなくなった。
「リアス様、ご意見宜しいかしら」
レイヴェルがリアスに話しかけた。
side レイヴェル・フェニックス
「リアス様、ご意見宜しいかしら」
私は先程までのやりとりで危機感を持った。
リアス様の考えは非常に危うい。
そしてリアス様と婚約しているお兄様も。
「何かしら、レイヴェル」
「では、リアス様は政略結婚を否定されていますが何故ですか?」
リアス様はキョトンとした。
「さっき言ったでしょ。私は私として見てくれる人と結婚したいの。だから、政略結婚だと自分を見てくれる人に出会えないわ」
「私はゲーティア様に・・・・・・私が欲しい、と言われましたわ」
ううー、自分で言っておいてなんですが、思い出しても照れますわ。
私が照れていると、リアス様は
「そんなの財産目当てよ。本当の恋じゃないわ」
吐き捨てるように、リアス様が言った。
その言葉で私の心に火が付いた。
「リアス様、貴族たるもの御家を残すための政略結婚は必要なことです。そこに愛や恋など不要ですわ。ですが、ゲーティア様は私に言ってくださいましたわ。私が欲しいと、それは私の血筋、先祖から続くフェニックスの血の全てを欲してくださったと言うことですわ。私はフェニックスの家に生まれたことを誇りに思っていますわ。だからこそ嬉しいんです」
「・・・・・・私だってグレモリーの家に生まれたことを誇りに思っているわ」
「でしたら、『グレモリーのリアス』ではなく『ただのリアス』として見て欲しいなどと言うことは決して口に出さないでください。もし、そのような、『ただのリアス』として見て欲しいなら覚悟が必要ですわ。」
「覚悟?」
「はぁ~・・・・・・家を捨てる覚悟ですわ」
レイヴェルはため息をつき、答えた。
そんなことも分からないのか、という顔で。
「どうして家を捨てる必要があるのよ。私はただ、私として見て欲しいだけよ。家の事は関係なく、ね」
「誰も見ませんわ。リアス様をただのリアス、だなんて。『グレモリー家のリアス』であり、『魔王様の妹』としてしか見ませんわ」
私は思わず即答してしまいましたわ。
まさかそんな幼稚な答えが来るとは思っていませんでしたわ。
グレモリー家は一体どんな教育をしてきたんですか。
思わず心の中で盛大に罵倒してしまいましたわ。
でも、表情には出さないように最大限頑張りましたわ。
「で、でも私はお兄様とグレイフィアのような、盛り上がる恋がしたいのよ!」
貴族の、グレモリー家の次期当主がこれでいいんでしょうか。
お兄様、これから苦労しますわ。
私はお兄様のこれからの苦労とあまりに幼稚な理由に頭を痛めました。
「そのためなら、家も捨てて構わないわ」
「でしたら、家を出ていくときには裸で出ていくことになりますわね」
「なんで裸なのよ!普通に服着て出ていくわよ!」
またため息をつきそうになった。
どうして分からないのかしら。
「リアス様、家を捨てるのに、家が与えた物を持って出ていくんですか?それはただの外出では?」
「そ、それは、いずれ返すわ」
私はもう何も言えなかった。
side out
リアスとレイヴェルの話はヒートアップ、いやリアスだけがヒートアップしていく、そしてレイヴェルはクールダウンしていく。
ただリアスの言う、自分だけを見て欲しいという言葉は理解が出来る。
でもその言葉を支える力がないと、周りが、後ろがつらい思いをする。
そのことを分かっているのか。
「リアス、一つ聞きたい。君が家を捨てた時、誰が拾う?」
「・・・・・・その時は甥のミリキャスね。お兄様とグレイフィアの子、私が次期当主なのはお兄様が家を出たからで、本当なら私は継ぐ予定はなかったわ。それにみんなはミリキャスに継いでほしいのよ。」
私が聞いた質問に不服そうに答えた。
でも、後がいるなら話は早い。
「リアス、悪いことは言わん。さっさと、次期当主など辞めた方がいい。」
「何ですって!」
「内政干渉になるからこんなことは本来は言えん。だからこれはただの同級生として、話そう。リアスの次期当主でありながら家のために動く覚悟がないならば、いずれは家を潰すことになる。仮に潰さなかったとしても、跡を継がされる者が苦労するようなことになるのはやめてやれ。あれはしんどいぞ。」
本当にしんどい。
私も支えてくれたセバスもしんどかった。
つい先日、全てが報われた。
だがセバスが倒れた。
あれを聞いたときは堪えた。
もしレイヴェルがフェニックスの涙をくれなかったら・・・・・・まずい、泣きそうだ。
でも本当にしんどいことだ。
後を継ぐ難しさ、これを覚えるために、次期当主という肩書がある。
彼女は本来継ぐ予定はなかった、そう言った。
だから彼女の覚悟のなさはそれに起因するんだろう。
そんな覚悟で継げば、彼女の好き嫌いで判断するだろう。
上に立つものとして、自分を殺して、例え親の仇でも家のためになるなら、従うべきだ。
それが当主、家の主の責任だ。
「私の父上と母上は・・・・・・まあ、色々あった、その結果、二人は亡くなり、私が跡を継ぐことになった。跡を継いだ時は苦労したな。先代の負債を一手に背負った。周りも敵だらけ、味方は無し。セバスがいたから何とかなったがもう一度同じことをしろ、と言われたら絶対に無理だ。我ながらよくもまあうまくいったものだ。」
本当にそうだ。
セバスがいなければ、絶対に出来なかった。
そして無理をさせたから、倒れさせた。
こんなこと事前に防げるなら、例え他人でも防いでやりたい。
ましてや、サーゼクス様とグレイフィアさんの息子だ。
そんな子が無駄な苦労背負うべきではない。
「リアス、君が当主としてやったことは全てグレモリー家の責任になる。良いことにしろ、悪いことにしろ、だ。そしてその功績は次代が引き継ぎ、それを繰り返す。だから今、リアスがしようとしている、家を考えない行動は必ず次代当主が責任を負うことになる。君にその覚悟があるのか。だが、次期当主を降りればその時は政略結婚だがな。結局、リアスの運命は政略結婚に行きつくんだ。」
「・・・・・・勝手に決めないで頂戴!私には私の人生があるの。だからこれは私が決めるの。」
「そうだな。勝手に決めたことは謝ろう。そもそも私の意見など、本来は口にしてはいけないことだ。後でジオティクス殿に謝罪しておこう。」
「そこは私ではないのね。」
「当然だ。次期当主を決めるのは現当主だ。私の先程の発言はジオティクス殿の決断に異を唱えることだ。立場上同格の私が言うことはただの内政干渉だ。」
私の言葉にリアスはムッとした。
だが私と彼女は明確に違う。
当主と次期当主はそれほどに違う。
そして彼女がわがままを言えるのは次期当主だからだ。
次期当主でないレイヴェルには決して言えないことだ。
私は彼女の先行きと今後の付き合い方に不安を覚えた。
「最後にこれだけ言わせてくれ。リアスがライザー殿と婚約している以上、私は君を助けよう。レイヴェルの兄であるライザー殿の婚約者である君を。だがもし君がライザー殿と婚約を破棄するのであれば、その時は覚悟した方がいい。我がバルバトス家は君を全力で見捨てる。決して助けないことをここで宣言しておく」
ここが分岐点だ。
貴族であるなら付き合う利点がある。
ジオティクス殿やグレイフィアさん、それにサーゼクス様には本当にお世話になった。
だから、今後も良好な付き合いを続けていきたい。
だがそれは、私の個人的な希望だ。
当主の考えではない。
お世話になったからなどという、義理や人情では当主は務まらない。
だから、ここを分岐点にしよう。
彼女と今後も付き合いを続けていくか、それとも・・・・・・
□
私とレイヴェルはオカルト研究部を出た後、二人で並んで歩いている。
彼女を送り届けるため、駅に向かっている最中だ。
時間は夕刻、赤い空が広がっていた。
「今日はすまないな、レイヴェル」
「いえ、ゲーティア様が謝られることはありませんわ。ですが・・・」
レイヴェルが口をつぐんだ。
リアスの事、いやライザー殿の事を案じているんだろう。
結局、私とリアスは分かり合えないんだろう。
先程の宣言は最後通告だ。
貴族の、いや悪魔の世界は契約主義だ。
一度言ったことを覆すことは絶対にしてはいけない。
婚約破棄でもしようものなら、周囲からは白い目で見られる。
リアスのあの調子では最悪そうなりかねない。
だから宣言した、婚約が続けば助ける。それ以外は手を引く。
バルバトス家とグレモリー家は直接的なつながりはない。
個人的なつながりはある。
だが家同士でのつながりではない。
だが、フェニックス家を介して縁が出来る。
そのフェニックス家とグレモリー家が手を切るなら、バルバトス家はグレモリー家と家同士でのつながりが無くなる。
その時、助ける必要はない。
リアスがこれ以上愚かなことをしない様に願うばかりだ。
side リアス・グレモリー
「ゲーティアッ・・・」
私はさっきゲーティアが宣言したことを思い出し、怒りを感じていた。
つい最近まで没落寸前だったくせに、グレモリー家にケンカを売ってくるだなんて。
でも、いいわ。買ってあげるわ、そのケンカ。
そのためにも力が必要だわ、アイツを叩き潰せる力を。
何かないかしら?
私は思考の海に沈んでいくとあることを思い出した。
神器だ。
以前ゲーティアが見つけた神器持ちがいたわ。
まだ、ゲーティアの傘下に入っていないはず。
「朱乃、以前ゲーティアが見つけた神器持ち、あの後どうなったかしら。」
「神器持ち・・・・確か覗き魔3人の内の一人でしたわね。今はゲーティア君の風紀委員に監視されていますわ。」
「朱乃、あの神器持ち、私の眷属にするわ」
私の発言に朱乃は眉を潜めた。
「ゲーティア君、いえバルバトス公爵と事を構えるのですか?」
「・・・・・・最悪それも想定すべきよ。だけど今は秘密裏に動くわ。まだ神器が目覚めていないようだし。」
どういう神器か、まだわからない。
でも、他に宛てがない。
未知の力だ。不安はある。
だけど現状を打破するために必要な事よ。
見ていなさい、ゲーティア。
私は自分の理想を追い求める。
side out
次回から一気に原作時間に飛びます。
宜しくお願いします。