やっぱり好きなポケモンといたい!   作:シニカケキャスター

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本編
愛してるんだ、ポケモンを!


 ポケモンしながら寝落ちして、目が覚めたら赤ん坊だった。

 何いってるかわからんと思うが俺も何いってるかわかんない。頭がどうにかなりそうだ。

 見事なまでに某ナレフ状態だ。大変だよ。

 

「だうだう」

 

 赤ん坊になったせいでまともに喋れない。あはは、ひどいもんだぜ。これが転生ってやつか(現実逃避)

 

「ほらほらお父さんでちゅよー♪」

 

「お母さんでちゅよー♪」

 

 しかも二度目の人生における我が両親、揃いも揃って親バカ。なんたることだ。誠に遺憾である。

 

「だう?」

 

 そんな両親に呆れた俺がふとテーブルの上に目を向けると、そこには赤と白の見慣れた物体があった。

 

「これに興味があるのか?」

 

「だう」

 

 これどう見てもモンスターボールですよねおとうさぁん!

 

「よし、出てこいウインディ!」

 

「うおおおおん!」

 

 出てきたのは立派なたてがみを持った大きな狛犬みたいな生き物。どう見てもでんせつポケモンウインディですね。俺も好きです。もふもふだから。

 

「だうう!?」

 

 って、嘘だろおい!嘘だと言ってよバー◯ィ!ポケモン世界ダトゥ!?アイエエエエエ!?ナンデ!?

 

「ウインディ、俺の息子だぞ?」

 

 ウインディは砂の城に前足をかけるかの様に恐る恐る俺に触った。肉球ぷにぷに、もふもふでした。まさに役得。

 

 

 

 

 

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 俺がポケモン世界に転生してから五年の時が過ぎた。その五年でいくらか進展があった。

 まず俺の生まれた場所がカロス地方のクノエシティだと分かった。皆さんご存知ボール工場があるところだ。そしてまだマーシュやシトロンがジムリーダーじゃないということも判明した。つまりこれで俺が主人公である可能性が皆無となった。フラダリさんの相手とかしたくないからね!ネタにされてばっかだけどかなり強いですからね、あの人。メガシンカとか鬼よ。

 

「メラルバ、いくよ!」

 

「メラ〜」

 

 この子はメラルバ。一応俺のポケモンだ。お父さんと散歩していた俺がぼろぼろだったこの子を拾ってポケセンに連れて行って以降、ずっと一緒にいる。俺の最初のポケモンと言えるだろう。ちなみに性別はメス、特性は『ほのおのからだ』だ。

 孵化厳選…育て屋…うっ頭が…!

 

「うん?」

 

 いつものようにメラルバと一緒に散歩していたら、道端に転がっているタマゴを見つけた。そう、道端に転がっているのだ。

 

「メラ〜?」

 

「うん、なんでこんなとこにあるんだろう?」

 

 放置すればおそらく野生のポケモンに持っていかれる。トレーナーが捨てたのだろうか?ゲームではタマゴを捨てることはできなかった気がするが、こんなところに不自然に転がっていたら、やはりトレーナーが捨てた説が有力だ。

 

「メラルバ、持って帰ろう」

 

 メラルバいるしすぐ孵るだろう。俺はバトルに勝つことにこだわらず、ポケモンを愛でて愛でて愛でまくってレベル100にするタイプの人間だった。俗に言うポケパルレ廃人に近い存在だった。だって可愛いじゃん。好きなポケモンで勝つタイプだ。ぶっちゃけストーリー中ならばこれで一切問題ない。0Vどころか個体値0でも問題ない。レート?途中で諦めた。

 

 

 

 

 

 

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 親の了解を得てタマゴを育てることとなった。

 

「メラ〜♪」

 

「やっぱ『ほのおのからだ』は便利だなぁ」

 

 廃人御用達の『ほのおのからだ』を持つメラルバがいるとやはり楽だろう。それにメラルバがタマゴを甲斐甲斐しく世話している。遺伝子に強く刻まれてしまっているのだろうか。

 などと考えていたら、タマゴが光り出した。

 

「生まれるぞ…!」

 

「メラ…!」

 

 固唾を飲んで誕生の瞬間を見守る。

 

「プクー!」

 

 誕生したのはピンプクだった。

 

「やったー!」

 

「メラー!」

 

「熱い熱い焼ける〜!」

 

 その嬉しさをなんと表現しようか。メラルバと文字通り熱い抱擁をする。

 

「プクー!」

 

 ピンプクかわいいなあ、おい。抱きしめてあげる!

 

「プクー!」

 

 ああ、泣き出してしまった。強く抱きしめ過ぎたか?あ、そういえばピンプクはタマゴみたいなのを持ってないと落ち着かないってアニメでやってた気がする。そしてピンプクはタマゴみたいなのを持ってない。もちろん俺も持っていない。ということは…

 

「メラルバ良さそうなのとってきてぇぇぇぇ!!」

 

「メラァァァ!」

 

 サガセェェェ!!

 

 

 

 

 

 

 

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 ピンプク誕生アンド良さそうな石発見から1週間。

 

「ピンプクおいで〜♪」

 

「プクー」

 

「メラルバおいで〜♪」

 

「メラー」

 

 俺のポケモン可愛がりが悪化していた。自覚はあるがやめられない止まらない。だって可愛いじゃん。ポケモンは可愛いんだ!可愛いは正義!QED!証明終了!

 

「いや〜可愛いなあ」

 

「なんてこった、息子がいつのまにかポケモン馬鹿になってる」

 

「それでいいんじゃない?あなたもポケモン好きでしょう?」

 

「君も好きだよ」

 

「あなた…」

 

「メラルバ、かえんほうしゃ」

 

 滅べこのリア充どもめ!彼女いない歴=年齢の俺の目の前で!イチャイチャするんじゃねぇよぉぉぉ!!見てらんないよ!

Fallの少女、どうするよ?

  • シガナ説採用
  • 名前も全部オリジナル
  • どーでもいいからシロナさんだせ!
  • どーでもいいからアイリスだせ!
  • どーでもいいからBW入れ!
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