ネロ帝が女のわけないだろ!いい加減にしてくださいお願いしますから!!   作:オールドファッション

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ー30年前ー

『あー、風呂入りてぇ』

「?」

「ん、いやなんでもないわ。お前なんて名前?え、シンプソン?俺の好きなご長寿番組のキャラと被ってんじゃん!今日からお前のあだ名縮めて神父な!」


ローマで火事が起きるわけないだろ!火には温泉をぶつけるんだよ!!

 日暮れの貧民街に千鳥足の影が二つ伸びる。彼ら二人は貧民街出身地の衛兵であり、先ほどまで居酒屋で再演された【ルシウス銀河英雄伝111・どんと来い霊能力者バトルロイヤルラストステージ!】『なぜベストを尽くさないのか?Why don't you do your best!』の感想を話し合っていた。どこかルシウスと雰囲気が似たアップダジェローと貧乳で品がないのにどこか愛着の湧くマウンテンダナウコのコンビが繰り広げるミステリー。今までのアクションファンタジーとまた違った題材だったが、下らないギャグとスカッとする謎解きが中々面白い。続編でないかなぁ。

 

 新作公演の入場券はやはり貧困層にとっては手が出しづらい値段。しかし再演の場合は三分の一以下まで値段が落ちているのでかなり安い。それじゃ新作公演に人が来ないんじゃ?と疑問に思われるが、実は新作公演ではルシウス本人が挨拶するのだ。もう本編始まる前に観客は感涙。無駄に商売上手だなルシウス。

 

 さてこの千鳥足の二人、仮にハンスとニコラウスとしよう。さては居酒屋でトリアエズナマ飲んでたな?

 酔いは足に回っても口は回るのか家に着くまで何やら話が盛り上がっていた。しかし、その内容はルシウス銀河英雄伝ではない。

 

「なあ、ハンス。ルシウス様の伝説ってあるじゃないか」

 

「伝説って?」

 

「ほら、歩いた場所から温泉が湧くってやつだよ。俺、あれ嘘くさいと思うんだよなぁ」

 

「はぁ?何でだよ、その話は誰でもよく聞く有名なやつじゃんか。現にイケニ族の温泉だってルシウス様が歩いた場所から湧いたらしいぞ」

 

 よく観光地の温泉で見かける名前の由来や湧いた理由が記された看板みたいに、イケニ族の温泉街もそれがある。まあ、伝説が書かれた石碑みたいな扱いになってるからおさわりは厳禁。例のレジェンド語り老婆も有り難やと拝み倒している。拡大解釈せずにちゃんとそのまま伝えて下さいね?

 

「だってルシウス様って俺たちと一緒で貧民街出身。旅をしていた期間もあるかもしれないが、生まれてからずーとローマに住んでるわけだろ?」

 

「え?未来の異星の魔法使いが住む町出身だろ?」

 

「それルシウス銀河英雄伝じゃねえか!しっかりしろハンス!」

 

 わりと最近ローマで起きてる問題だった。このままだと子供世代ではどうなってしまうのだろう?下手な伝承されないようにとアラヤは思う。

 

「つまりだ!ルシウス様が歩いたところから温泉が出るなら、何でローマには温泉がないのかってことだよ」

 

「あー、たしかになぁ。まあ、地下で大量に溜まってるんじゃないか」

 

「ねえよ!40年分くらい溜まってたら地盤が危ういわ!」

 

 ハンスの言う通りならローマの真下に諏訪湖並みの源泉が流れてるんじゃないかな。流れてないよね?とガイアも白目になった。

 

 二人が話に夢中になっていると、曲がり角でハンスが誰かとぶつかる。その誰かの胸元に顔をぶつけたハンスは、足に力が入ってなかったのでそのまま尻餅をついた。言っておくがハンスの身長はそれほど低くはない。相手がそれほど大柄だったのだ。

 相手は貧民街の住人にしては小ぎれいな身なりであり、裾が足元まで伸びたコートと丸メガネをかけている。背が高く、体は服で隠れているがガタイの良さそうな男だった。下顎から頬まで伸びた傷が実に痛ましい。ぶっちゃけどう見ても堅気の人間の雰囲気ではなかった。

 

 男はハンスに向かって手を伸ばす。

 あ、俺終わったわとハンスは辞世の句を書き始める。だが男は温和な笑顔を浮かべてハンスの手を取った。

 

「すみません。お怪我はありませんでしたか?」

 

「え、あ、はい!大丈夫です!」

 

「どうやらだいぶ酔われているようですな。帰り道にはご注意なさい」

 

 男はそう言って貧民街の暗がりに消えていった。殺されずに良かったと安堵するハンスだが、ニコラウスは顔を真っ青にして震えている。

 

「おま、あの人はルシウス様の一番弟子だぞ!知らないのかHUROHAIRITE部隊の噂!」

 

「何それ?」

 

 ルシウスの仕事は何もローマ国内とは限らない。この男、時々軍の侵略作戦に参加させられたり、侵略中の国でテルマエ建設なんかやらされる。何やってるんだと言いたくなるが、やはりルシウスの作るものはどこでも喜ばれるので『え、ローマってこんないい物が沢山あるの?じゃあ属州になるわ』と相手が降伏するのだ。まさに対話のプロ。実際は一ミリも相互理解していないけどな。

 だが時にはどうしても武力衝突が起きることがある。そういう荒事専門で動くのが先ほどの男を隊長とするHUROHAIRITE部隊。戦闘、暗殺、政略を得意とする特殊戦闘部隊であり、むろん、本業は浴場技師である。

 

「それ、もう浴場技師じゃないよな?この間ルシウス様木材を野菜の皮みたいに剥いてたし、お弟子さんらも何か変わった剣で大理石切り分けてたし」

 

「だよな。ルシウス様がすごいと弟子もすごくなっちゃうもんかねぇ」

 

 『ルシウス!あなたは何になられたのですか!』と言われたら、迷わず国家浴場技師と答えるだろう。国家浴場技師って何でもできるのね。ちなみにルシウスも知らない暗部の組織なので噂を聞いてもそんな訳ないやんと鼻で笑う始末。その暗部、あなたの後ろにいますけど?

 

「ん?」

 

 ふと、明かりが見えた。

 ロウソクのようなものではなく、まるで夕日のような茜色の光。だがもう日は暮れて夜の帳が辺りを包む闇。いや、辺りを漂うこれは暗闇ではない。まるで黒雲だ。黒の雲海が貧民街を包んだ。

 

 咳き込みその場にうずくまるニコラウス。だがハンスは彼に目もくれずにその光景を見続けた。

 

「あぁ……あああ!!」

 

 ローマの歴史に名を残した大事件。彼ら二人は最初の目撃者であった。

 

「燃える、俺たちの街が……!」

 

 その日、地獄の業火が地より吹き出しローマを襲った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 諸国でのライブ活動を終えたネロはエスクィリヌスの丘にてその惨状を見上げていた。炎はまるで雲霞のごとく燃え広がり、ローマ市14区の何区かはすでに灰燼となっているだろう。

 

 ネロは立ち尽くしていた。周りの兵士たちもそうだった。あまりのことに理解が追いついていなかったのか、ショックが強すぎたのか。正史においてネロは焼けていく街を見て宮殿のテラスで詩を歌ったとあるが、それは違う。街の惨状を見て誰よりも嘆き悲しんだ。だが、彼女はローマ皇帝である。悲嘆にくれる民ではなく、民の統率者でなければならない。

 

 彼女は誰よりも早く動き、吠えた。

 

「市内に入るぞ!余の甲冑を持って参れ!!」

 

 呆然とする兵士たちを正気に戻し、彼女は先頭に立って突き進む。そこにはアイドルとしての彼女はいない。偉大なるローマ皇帝が兵士たちを引き連れて街へ突入した。

 

「誰か!桶でも瓶でもいいから風呂の湯を入れられる器持ってこい!」

 

「手の空いてる男は怪我人を担いでロクスタの野外病院に連れて行け!女は子供を担いで遠くまで避難しろ!なんかそこら中に穴が掘ってあるから気をつけろよ!」

 

 市内は想像していたより騒然とはしていない。誰もがまとまって消火活動や避難に勤しんでいた。幸いローマでは水に困ることはない。その上、ルシウスも有名なローマの大火を知っていたので、火事になった際の手順をテルマエの壁画に書いていたから市民らの行動は手早く統率が取れていた。

 

「皇帝陛下!」

 

「皆の者、大義であった!このネロ・クラウディウスが駆けつけたからには心配するな」

 

 ネロが到着すると不思議と彼らの間にも安堵が広がる。

 

「兵士たちは丸太を持って通りの建物を潰し防火線を作れ!市民らは家やテルマエから風呂の湯をかき集めろ!そして、ルシウスの建築物は必ず守れ!」

 

「は!」

 

 ネロは陣頭に立って火事場を取り仕切っていた。まるで百万の軍隊を引き連れた偉大なる将軍のように勇敢に炎へと立ち向かったのだ。しかし現代のようなホースによる消火活動はできない古代ローマでは、せいぜい大ガメにいれた水をかける程度。火の勢いが強すぎて効果はほとんどない。その上風も強く飛んだ火の粉が新たな火種となって広がる。

 

「陛下!もうここはダメです!早く避難を!」

 

「できぬ!この先には、この先にはルシウスと作った劇場があるのだぞ!皆が愛した劇場が燃えてしまう!」

 

「くっ、お気持ちは痛いほど分かります!ですが――危ない!」

 

 炎で崩れた外壁がネロを覆い被さらんと襲いかかる。劇上へ目を向けていたネロも回避が遅れた。気付くと炎を纏った重量物がネロの鼻先まで迫っている。

 

 

 

 

『――我ら、使徒にして使徒にして有らず』

 

 

 

 

 思わず目をつぶったネロの耳にキィンと甲高い金属音が聞こえる。外壁は真っ二つに別れ、目の前には恰幅の良い男が双剣を十字に交差させて構えていた。

 

 まさか、その剣で壁を切り裂いたと言うのか?あの壁は50メートルの十分の一くらいだぞ。

 

「薄汚い炎が陛下に触れるんじゃない」

 

「お、おまえは……」

 

 ネロは彼と面識があった。ルシウスの仕事には必ず付き添っている一番弟子の男。貧民街に孤児院なる孤児たちの家を作り、あの日のルシウスのように読み書きを教えているらしい。ネロは彼の本名を知らない。だが、ルシウスや孤児たちは彼をいつも”神父”と呼んでいた。

 

 一見すれば温和で慈愛ある人物だ。同じ貧民街で育ち共に同じ主人に買われた奴隷仲間だからかルシウスからの信頼も厚い。そしてルシウス並みに彼の噂は濃い。真っ白ではなく、真っ黒く染まった噂だ。彼の異名を人々は恐る恐る呟き始める。

 

「バ、バヨネット神父」

 

「殺し屋技師」

 

「浴場騎士」

 

「WAKAMOTOボイス」

 

 気づけば神父の背後に無数の人たちが列を組んで立っていた。全員がまるで選び抜かれた歴戦の戦士の風貌を構え、手にはなぜかノミやトンカチを握りしめている。…………あ、そういえばこいつら浴場技師だったな。

 

「遅れて申し訳ありません陛下。貧民街、他二区の消火に中々手間取りましてね」

 

「消し終えたのか?あの大火を?」

 

「貧民街は私の古巣ですよ。ましてやこの街は私たちが、彼が作り出したのです」

 

 ローマの建築物、水路、防災設備の設計。その構造と性質を知り尽くしている。彼らはこの国にあらゆる物を生み出した。ならば、彼らこそがこの国の守護者であり破壊者となれる。この時より彼らは盾であり、矛である。

 

「諸君、ルシウスは言った。この世には神がいると。それは我らが想像を絶する力を有し、気まぐれに奇跡を振るうのだと。恐れ、敬え。だが決して信じるな、信ずるべきこそは人なのだと――ならば、私はルシウスを信じよう」

 

 燃える街で彼らは祈りを始めた。煙にまみれても咳き込むものはなかった。火が肌を掠めても身動きはなかった。ただ信仰している。一人の男を狂えるほどに。

 

「ぱちぱち、ごうごうと喧しい音だ。炎が喚くな。この私の眼前で彼の創造物を壊し、ローマを焼き払い、皇帝陛下を傷つける。我らHUROHAIRITEが、この私が許しておけるものか。貴様らは震えながらではなく、燃え尽きる藁のように消えるのだ」

 

 神父を先頭に両隣に二人がついていた。一人は服の下に無数の釘を仕込み、もう一人はなぜか刀を持っている。

 

「お前ら、覚悟はできているか?」

 

「ええ、いつでも」

 

「生まれた時からすでにできています」

 

「いいか!辺獄はすでに私たちが叩き込んだ炎でいっぱいだ!死者の切符は売り切れている!誰一人として犠牲なく、この場を鎮火させて古巣へと帰還せよ!!」

 

『はっ!』

 

 彼ら三人が走り出すと後方の部隊も炎へと突入した。彼ら以外の誰もが無謀だと思う。だが彼らはまるで神の軍団の如く火災現場を駆けた。

 

 ある者は双剣で燃える建物を粉々に砕き、ある者は釘を指で飛ばして柱を打ち壊し、ある者は刀で隣の家屋を切り開き防火線を張った。後続の部隊も恐ろしい速さの連携で湯の入った水瓶を投げ入れている。

 

 まるで見敵必殺の活躍。見る見るうちに火の勢いは落ちていった。

 

 誰もが絶望していた中、希望が広がる。ネロが彼らの働きに絶句していると、別の部隊が妙に長い筒のような物体を持って数十人がかりで火事場へ駆けつけた。

 

「神父さま!執事様の武器が届きました!」

 

「おせえよ!あのクソガキがぁ!!」

 

 神父はその物体を軽々と持つ。だがその実、生半可な重量ではない。

 

 対大火災用水砲。手押しポンプの原理でテルマエの大浴場から組み上げた湯を発射する人類史上初の消防ホース。全長10メートル。重量20キロ。使用時に掛かる水量、水圧を考えるともはや人類では扱えない代物です。

 

 栓を抜くとまるで滝のような勢いで水が発射される。大量の水の砲撃は燃え盛る炎を悉く消し去った。初めて見る者は男が水の化身たる大蛇を操るが如き光景に息を呑む。おそらくこれで終わる。誰もがそう確信した。

 

 だが、しかし。

 

「なにぃ!?」

 

「これは!?」

 

 消えない。まるで火の中に油を注ぎ込んだような火力が息づいている。明らかに自然の摂理から外れた現象に誰もが違和感を覚えた。それもそのはず、この炎はただの炎ではない。ルシウスの傍若無人にしびれを切らした抑止力によるバックアップで正史の大火の十倍ほどの火力。それこそ煉獄や神話の炎並みの威力に相当する。アラヤ、これを機に人口爆発するローマを滅ぼすつもりだ。

 

 さすがの消防ホースも神秘の炎には敵わない。高台から覗く設計図&政略担当の太った男、通称『少佐』も首を振った。何でこの少佐は前線に行かないかって?デブは動くのが苦手なんだ、一食抜くだけで死んじゃうくらい貧弱なんだぞ。頭脳派に戦力を求めてはいけない。

 

 だが、高台から見える景色から彼だけが状況の変化に気づいた。

 

「来るぞ、河が来る」

 

 その瞬間、後世の歴史家でさえ『それは嘘だ!』と白目を剥く事態がローマに起きた。

 

 

 

 

 

 

 

 この大火災の中、ルシウスは何をしてたかというと穴を掘っていた。化石を掘ってるわけではない。この男、最近地下から温泉の気配を感じて休日返上で片っ端から穴を掘っていた。休日に何してるんだと言いたいところだが、ルシウスも数ヶ月ぶりの休日で何をすればいいかわからず、寝て過ごしていても体が疼くので仕方がなく穴掘りをしている。もう元の体には戻れないのね。

 

 数十メートルという地の底でルシウスは確かな手応えを感じていた。何やら上が騒がしい気もするが、温泉を掘り当ててから見に行けばいいと思いスコップを思いっきり突き刺す。その瞬間、地面に大きな亀裂が生じて温泉が溢れ出てきた。ようやくかと安堵するルシウスだが、想定外の量が激流の如く噴射。そのまま水流に巻き上げられルシウスの体は30メートルくらいゲインした。

 

 それを合図に他の穴からも温泉が噴き出し、ローマ市内にちょっとした川ができた。酒樽に掴まりながら今度は流れるテルマエでも作ろうかなと呑気に考えていると流れの先を見て驚愕。なんと街がバーベキュー状態じゃないか。流石のルシウスもこのままではまずいと思うも水流には逆らえなかった。

 

 あ、ネロと神父がいるではないか!おーい!助けてー!!

 

「ルシウス!お前はいつもいつも……!」

 

「おお!おお!これぞルシウスの御技!!」

 

 何やらみんなガチ泣き状態で誰一人助けに来なかった。ルシウスの頬から一筋の液体が流れる……あ、これは温泉だ。

 

 そのまま火災現場が大量の温泉で押し流される。圧倒的温泉の水量に流石の炎も勝てなかった。ごめんなアラヤ、思えばおまえ最初から属性負けしてるんだわ。

 

「消える!消えていくぞ!」

 

「流石はルシウス様だ!」

 

 死にものぐるいで外壁に掴まりやっとのことで地に足がついたルシウスにみんなが殺到してくる。温泉が干上がった場所に悠々と立つ一人の男がまるで英雄に思えたのだろう。実際は生まれたての子鹿並みの立ち上がりだがな。長時間の穴掘りと温泉旅行(物理)で疲労困憊なルシウスをよそに皆ルシウスを担いで胴上げを始めた。その胴上げは朝まで続き、そのままルシウスは寝ずに市内の修復作業に駆り出されることになる。

 

 正史では6日7晩と続き大量の死者を出した大火災も、皆の迅速な働きによりなんと一晩で収束。怪我人は大勢いたが幸いロクスタの野外病院のお陰でひとりの死者も出なかった。

 

 ローマでの火災事故で他国に弱みを見せていけないと考えたネロは、むしろ大火を温泉の力で消したことに着目。ローマを湯の女神として神格化し、この国は女神の強い守護を受けていると流布した。表に女神を描いた硬貨も製作され、湯といえばルシウスだろうと裏にはルシウスが描かれた。これにはローマ市民、イケニ族、キセキの世代48の連盟国も『欲しい!』と殺到する。現代でもこの硬貨の価値は高く、持っていると色々なご利益があるらしい。

 

 なお、この活躍により後世においてルシウスは人類史上初のサーファー、海割りモーセが唯一恐れた男という異名が増えることになる。

 




『HUROHAIRITE部隊』
ルシウスの弟子兼私兵。隊長ごとに『神父』『執事』『少佐』『伯爵』というあだ名が付けられている。ちなみに日本刀ぶん回してた女は2話の「わーい、るしうすしゃまだいしゅき!」の幼女である。

次話からなんと最終突入します。

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