新米ハンター成長記〜日々のご飯を添えて〜 作:椅子
朝の森丘、エリア1の巨大な河で、ハンターが1人、くたびれた釣竿を握りしめ、水面と睨めっこをしていた。
「釣れねえ」
ざばーっと流れる川の水面。絶えず動き続けるそこに、ちゃぽんと糸を一つ垂らす。
針先には掘り出した釣りミミズ、ルアーは難しくて苦手だ。
かれこれ、釣りを始めてから1時間ほど。
見える魚は釣れないというが、見えていなくとも、釣れない時は本当に釣れないものだ。
先日の水没林の一件から、ずっっと魚が食べたくて仕方なかった。
サシミウオにキレアジ。はじけイワシにハリマグロ。たまに釣れる黄金魚。カジキマグロにハッカツオ。
どれが釣れても小躍りできるくらいには魚が食べたい。酒場で食うのと、釣ったばかりのを塩焼きにするのでは話が違う。が、しかし。釣れないのなら、食えないのと同じこと。
「エサがだめなのかぁ?」
針先でいまだに蠢く小さなミミズを突っつき、また川へと投げ入れる。
釣りは魚との化かし合いだ。魚は釣られたくない、こっちは釣りたい。
針のついた餌だとバレれてしまえば、よほどのアホでない限りは食いつかないし、突かれて終わりだ。魚は本能的だが馬鹿じゃない。知性がないかと言われれば……まあ。微妙なところだ。
ミミズの利点は匂いと"慣れ親しんだ"食料であるということ。人間だって初めて見るものは警戒するが、慣れたものは特に気にせず食べるだろう。全ての生物に共通して、慣れというものは大概恐ろしいものなのだ。
「……」
息を潜めて、ゆーっくりと針に食いつくまで待つ。
この時間が苦手だというハンターは多い。まぁ、狩場のど真ん中で呑気に釣りを楽しむハンターは極小数だ。いつモンスターが現れるとも知れない場所で能天気なのは褒められた事じゃない。
俺は、この時間が好きだから。
いやまぁ、早く食いたいけどさ。
期待してる時間って、一番楽しいんだ。
運ばれてきた料理のクロッシュを取る瞬間。
──閉じ込められた匂いが、今か今かと時を待ち侘びている。
肉が焼き上がるのを待つ時間。
──誰かが、料理を作ってくれる音。
待ちってのは大概、食い物が最高潮になる瞬間を涎をあふれさせながら待ってる時だ。
だから、食事ってのは待つものなんだ。
作ってくれる人がいて。かけてくれる時間があって。そこには確かに、心が籠ってる。
だから、俺は食うのが好きなんだ。
独りを埋めてくれる、大事なものだから。
まぁ、単に食欲に弱いってのは……あるが。
「にしても、釣れねえなぁ……」
燦々と降り注ぐ太陽の光、それを反射した川の水面に目を細める。
ざばざばとバケツをひっくり返したような川の音にため息を混ぜた。
その瞬間。
とすとすと軽い小さな足音。
何かと思い背後を振り向く。
──現れたのは。
「珍しいのお。ここに人が来るとは……」
長い耳、酒を飲んだ後のような赤い顔、体を支える杖に、背負った大きな籠。
そして、俺の半分もない身長。
「山菜爺さん……?」
師匠に聞いたことがあった。
狩場を点々としながら、いろいろな珍しいものを探している竜人族のお爺さんがいると。歳は……わからん。
「ほっほっほ。オヌシは……ハンターさんかのう。まだまだひよっこのようじゃ」
まなじりを下げ、ニコニコとヒゲを撫でさする山菜爺さん。
笑みを浮かべた理由がよくわからなかった。
「じいさん、どうしたんだ?」
本当にいるのだという驚きと、やけに親しげにしてくる爺さんに、若干腰が引ける。
「いやなに、ハンターさんが困っていたようだからの。知恵を授けてやろうと思ってなぁ」
「……困って……るな、うん。でも、釣りだぞ?そんな難しい知恵なんてあるわけ……」
「ほっほっほっ。そんな身を隠す隙間もない川底では、食いつく魚はお前さんを見つけておるじゃろうよ。流れの深い、少し緩やかな場所に投げるんじゃよ」
投げる場所?投げる場所なんてどこでも……。
いや、年の功って言うしな……やるだけやるか。釣れるんなら、なんでもいいし。
「わかった、どこら辺が良いんだ?」
「ほっほ、それは自分で探すんじゃ。いつまでも人に頼ってはいかんぞ」
「え、あ、ちょっ……いっちまったよ」
言いたいことだけ言って、また森の奥へと消えていった。
なんだったんだよ……。
「まぁ……いないもんを気にしてたって仕方ないかぁ……」
言われた通り、川底が浅く、魚が見えるような場所ではなく、深く少し暗い、いかにも何かいそうなポイントに餌を落とす。
「ほんとんに釣れんのk──うぉっ!?」
餌を落として数秒もしない、ほとんど落とした瞬間だった。
軽い竹で作られた釣竿が大きくしなり、ぎぎぎと音を立てる。
気を抜けば簡単に体が引きずり込まれてしまいそうな引き。これは……超大物だ!
無理矢理引っ張れば糸が切れてしまうし、かと言って穴に引っ込まれたら、その時点で釣り上げるのは不可能に近い。
力任せにいけないのは、やはり俺が未熟だからだろうか。師匠はすぽーんって魚釣り上げてたのになぁ。
「こん、の!大人しくしやがれ!」
右へ、左へ、上下に斜め。
魚の動きに合わせて竿を引けば、魚も負けじと大きくあばれる。
水中に時折光る巨大なものが見える。あれが獲物か。
「お前は!俺に!食われんだよ!」
気合を入れて、渾身の引き揚げ。
ぐぐぐっと大きく力がかかった直後。
ずるっと踏ん張った足が滑って尻餅をついた。
当然ながら、竿を持つ手は大きく動き、先程まで力では拮抗していたはずの魚が、水滴の輝きを纏いながら、水面から飛び出してくる。
黒緑と鮮やかな橙色の滑らかな鱗、少しだけシャクレた口に、引き締まった体。
そして何より、本来よりもかなり大きなその体。
「うおあぁぁあっ!?」
それが、滑って転んだ俺へとまっすぐ降ってくる。
凄えサイズだ、モンスターみてえ。
「ぐぶぅっ!」
ドスサシミウオと俺の額が凄まじい音を立ててぶつかり合う。
ドスサシミウオは脳震盪で動かなくなり、俺は数キロの物体が勢いよくぶつかったため額を抑えながら呻く。
どさっと倒れた俺と、死に体のドスサシミウオ。
なんだかやけに、虚しかった。
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さて、少しして痛みが引いたのでドスサシミウオを捌いていこうと思う。
普通のハンターなら焼くだけだろうが、俺は違う。なんてったって腹が減ってる。
若干目が回るくらいには腹が減ってる、限界に近い。これなら焼いたほうが早く食えて良いんじゃないかと思いまする。
とまぁ、気を取り直して。
魚を捌く際に気をつけることは幾らかあるが、やりながらだな。
とりあえずシメて、血抜きをする。
血抜きをする際は尻尾付近の大動脈を切って水に晒せばいい。あらかた抜けたら捌きに入る。
あとは鱗取り。こちらは剥ぎ取りナイフの背でこそぎ落とす。キレアジと違って鱗が大きくないので、皮に引っ付いている力が弱い分、取りやすいが、鱗が小さく残ってしまうので念入りに。
ひとまず内臓を抜く。
剥ぎ取りナイフの刃先数ミリを、肛門からゆっくりと頭のほうにかけて慎重に動かす。
この際、こいつがメスで卵があったらもっと優しく時間をかけていい。
鮮度のいいサシミウオの卵は珍味だ。濃厚な味とコク、一粒一粒に内包された旨味が薄い皮を突き破って一気に口内を満たしてくれる。ユクモ村のショーユを垂らして食うのが最高に美味い。あれは素晴らしいね、幸せになれる。
腹が開けたら、今度は内臓を抜く。首のあたりには食道にあたる部分がついているので、そこを切って抜き出す。こいつの肝は食えない。というか、魚の内臓は何が潜んでいるかわからないからあまり食えたものではない。一度大きく腹を下したのでもう食いたくないしな。
内臓が取り出せたら一旦腹の中を洗い流す。川のすぐそばで捌くのはこのためだ。楽だからな。
内臓を切った際に溢れた血を洗い流したら、次は血合だ。血合いは血を多く含んだ肉だ。血とか血管のことではない。焼けば固まるし食える。が、今回は見送りだ。
血合いは背骨に沿うようにあり、内膜を切って削ぎ出す。
この際、身本体に傷をつけないように。サシミウオは身破れしやすい、柔らかい魚だ。痛みの原因になるし、何より血が混じると味が落ちる。ここも慎重にやる部分だな。
意外と血合いは綺麗に取れるので、少しだけ残った部分をこそぎ出して、また洗う。
一応、血合は撒き餌になるのだが、今回はこいつ以上のものは釣る気がないので、土に埋める。あまりやってはいけない。
血合いが取れたら、次は頭を落とす。
サシミウオの頭の肉は、人間で言うとつむじの部分までぎっしりとあるので、そこを切らないようにV字に切っていく。
エラの少し後ろから刃を寝かせて入れ、ススッとそのまま進ませる。頭の肉を通り過ぎた正中線で止め、反対の方も同じように。
背骨は太く大きいので、怪我をしないよう気をつける。
横から関節を狙って刃を入れれば簡単に切れるので、あまり無理をしないように。
料理中の手指の怪我は衛生的にも、気持ち的にもバッドだ。
頭を落とせたなら、頭の方はエラ取り、そしてまた血合い抜きをして完了。
最後に、メインである身だ。
魚の身は水に直接触れるととても良くない。痛みが速くなるし、何より味が悪くなってしまうので、ロアルドロスの海綿タオルでしっかりと水気を拭き取ってから3枚に下ろそう。
この際、尻尾側から頭にかけて丁寧に拭き取ると、鱗が刺さっていた毛穴のような部分に溜まっていた水も拭き取れて楽だ。
では、捌こう。
魚を捌くときは、表の背、腹。裏の腹、背の順で捌くのが楽だ。と言うかそう教わった。
最初に刃を入れるのは、黒緑と橙の境目あたり。背鰭の付け根は鰭と骨との付け根の部分が食えないので、それに沿わせるようにして刃を少しだけ入れる。
切り込みを入れたら、中骨と同じ角度で刃を進め、背骨と身が薄皮一枚でつがっている程度まで切る。
ここで鋸のように前後に刃を動かすと、身が削れてしまうのでなるべく刃は角度を保ったままスッとスライド。身を無駄にするのは、一番やってはいけないことだ。
背骨までいけたら、つぎは腹の方から同じ感じで。
こちらには、内臓を守るための硬い腹骨があるため少しだけ力がいるが、力任せすぎても身を傷つける恐れがあるので慎重に作業する。
このとき、背側と同じく背骨で薄皮一枚程度繋がっている状態にする。
そして尻尾側に刃を貫通させ、尻尾まで一度切ってしまう。
そのあとは身を傷つけないように気をつけながら、刃を進めよう。
これで片側が完成だ。長い。てかでけえ。ハリマグロ並みのサイズだな。
腹骨がジャギィの腹骨と同じくらい太いサシミウオってなんだよ。デカすぎる。
反対側も同じ要領だ。簡略化する。
捌き終わったらもう一回しっかりと水気を拭き取って、ひとまず完成。
骨抜きなんかは、まぁ、面倒だし、このサイズの骨なら、簡単に手で抜ける。
腹骨もいいサイズだし、かなり食いごたえありそうだな。
サシミウオらしく、サシミは勿論。塩焼きでもムニエルでもフライでも。脂の乗った最高の状態だから、何で食っても美味い。
干して保存食にするのも美味い、が。保存するほど滞在するわけでもないし、これはそのうちだ。
とりあえずベースキャンプに戻ってから、色々と試そうと思う。
かなりの大きさだ。腹一杯になるだろうなぁ。食い切れないなら、保存のきくようにしないと。
抑えきれない笑みを口の端に溢れさせ、BCへの帰路につく。
今回は採取ツアー。思う存分、飯が食える。
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「なんだぁ……?」
ベースキャンプについてみれば、なんだかよくわからない生き物が転がっている。なんだこいつ。ボロ頭巾被った頭に耳が……猫?アイルーか?
随分、ボロボロだ。土に汚れた白い毛はむしられたように皮膚が見え、体表の至る所に、大きな傷がいくつも見える。うつ伏せで倒れているため、腹側に傷があるかは、わからない。
「ッ。おい、おい?アイルー!お前平気か!?」
口元に耳を近づける。息の音はする、正常だ。良かった、呼吸器系に傷はなさそうだ。
ぺしぺしと頬を軽く叩き、大きな声で呼びかける。下手に動かせないのは、大きな傷口がないかわからないから。もし傷があって、開けば失血死する恐れがあった。
とにかく、清潔な水で傷口を洗い流してやりたいのだが。
「おい!!平気っおぁっいっでえ!」
呼びかけに応じたのか、それとも反射的にだったのか、頬を叩いていた指を思い切り噛みつかれた。防具つけてるとはいえ、猫の鋭い歯は繊維をすり抜ける。痛え。
「に"ゃ"……」
喉が渇いているんだろうか、嗄れた声で一声。かなり弱っているし、水すら取れないほど何かに怯えているようだ。
「いって、いてぇ!ちょ、離せ!おい!お前どうした!」
がぶーっと噛みつかれたままの手。離そうとしないアイルー。心なしか齧られているような気すらする。
「おなが、へった。にゃ」
「はぁ……?……おう」
今にも死にそうな声でそんなこと言われたら、仕方ない。あまり他人に料理は作らないが、流石にそんなことも言っていられない。
「作るから、離せ」
「にゃ……」
今度は素直に口を離した猫助。料理の前に、とりあえずこいつの手当をしなければ。
「でもその前に、お前の傷の手当てだ。腹に大怪我はしてないか?」
「にゃ……大丈夫、にゃ」
「なら、軟膏塗るから、とりあえず身体を拭くぞ。持ち上げるから、暴れるなよ」
「……わかったにゃ」
ひょいと持ち上げた体は、随分と骨ばって、毛もぼそぼそごわごわと酷い有様。道中で何かに襲われただけじゃないなこれ。
「酷えな、何にやられた?」
濡らした清潔なタオルでゆっくりと身体を拭いていく。あまり力を込めると簡単に傷口が開きそうで怖いな。
「……にゃ……」
「言いたく無いか?」
「……にゃ」
あらかた茶色の汚れが取れたところで、今度は塗り薬を取り出す。
傷口は清潔にしないと破傷風の元になるし、軟膏で蓋をして薬効で治せば、痕も残りにくいだろう。
師匠直伝のこの軟膏、匂いがきつくてあまり好きじゃないが効果は確かだ。
しっかりと塗って、包帯で患部が外気に触れないようにする。
「……ありがと、にゃ」
「おう、まあ、飯も作ってやるから、少し待ってろ」
しょぼしょぼと縮こまってしまったアイルーをベースキャンプのベッドに寝かせ、必要な食材だけ取ってかまどへ向かう。
今回は、サシミウオの粥だ。
鍋で水を沸かし、酒、生姜、3枚におろした背骨、兜で出汁を取る。このとき、背骨にこびりついた身は貝殻などでこそぎ取って取っておこう。この部分の肉は味が濃厚で、脂がとても良く乗っている。
鍋の方が沸騰したら背骨を取り出し、今度は大雪米を入れる。
中火でじっくりと米がふやけるまで炊いていく。水分がある程度飛んだらOKだ。
切っておいたジャンゴーネギとねぎったサシミウオの身を投入。うーん、パンチのある食欲をそそる匂いだ。生姜は言わずもがな、ネギは臭い消しとしてとても優秀な食材だ。魚料理によく添えられたりしているのは臭い消しに使われるから。ネギ本来の甘さもさることながら、その消臭力は凄まじい。
少し沸騰したら、卵を軽くとき鍋に回し入れて、ゆっくりかき混ぜる。焦ってぐちゃぐちゃにしないように気をつけよう。最後は黒、白胡麻を振りかけたら完成。胡麻も香りの強い食材だが、今回は大きなサシミウオて出汁を取ってるから、多分このくらいでちょうどいい。
こうして、鍋いっぱいのサシミウオの粥の出来上がりだ。
「出来たぞー、歩けるかー?」
テントに向かって呼び掛ければトトンとベッドを降りる音。少し歩けるようになったか、回復早いな?
「いい匂い、にゃ」
「おう、ほら、これ座って」
椅子代わりの小さな箱を2つ。テーブルなんて無いので、タルの上に粥をよそった器を二つ置く。
アイルーが座ったのを確認したら。
「よし、じゃ、いただきます」
「いただきます、にゃ」
ぱんっと手を合わせ、食事の挨拶。
サシミウオの出汁が良く出てくれた上、ジャンゴーネギと生姜がしっかりと生臭さを消してくれている。とろみのある粥を掬って口に入れれば、胡麻の香ばしい香りと、サシミウオの出汁のさっぱりとした後味が最高にベストマッチだ。意味の重複?いいだろ。美味いもの食うと頭が悪くなるのは全人類、いや、全生物共通だ。
思いの外、大雪米が煮てもしっかりと形を保ってくれているのが驚きだ。というか、とろみを多く出し、かつべちゃべちゃになるほど水分を吸わない、最高の米になっている。美味い。
「どうだ?」
「美味しい、にゃ」
「そうか、良かった」
猫舌だからか、何度も冷ましては少しずつ食べていくアイルーに少しだけほっこりしながら、俺も黙々と食べ進める。
あっという間にお椀一杯を食べ終わってしまった。うーむ、箸が進むのはいいが、進みすぎる。見ればアイルーの方も、ぺろりと一杯食い終わり、けぷっと小さくゲップをした。
ま、美味いものを目一杯食うことは、何も悪いことじゃないからな。いいか。
「……さて、と。食いながらでいいから、何があったのか、聞かせてくれるか?」
一息ついてから、本題に入ろう。
もしも環境に悪影響を及ぼしそうなら、ギルドへの報告をしなければいけないし。そうでなくとも、何があったかは、聞いておかなければいけない。
やや、沈黙があって。ようやくアイルーがやけに重く、口を開いた。
「実は──」
今日のお料理
・サシミウオの(中華風)粥
本来は鶏ガラを使ったりするんですけど、鶏ガラ出汁なんてハンターが常備していたらそれこそやべー。というか、顆粒の鶏ガラなんてあの世界には無いと思う。
なので今回は三枚おろしにした背骨と、兜で取ったアラ出汁としました。ジャンゴーネギのパンチが強くワイルドな風味、そして生姜と一緒なら、下処理をしっかりしても出てしまう魚の出汁にある生臭さを緩和してくれるのでは無いかと。まぁ、割とアゴだしのひつまぶしだったりあるから、そんなに変じゃない……かな?鮭の切り身があるならご家庭で是非。さらさらっと食えてとても美味しいですわよ。
前回生姜あるかどうかわかんなかったけど先人様が生姜出してたので良いかなって。まぁ、多分ある。
話が変わりますが、サシミウオってかなりシャケなんですよね。モノクロにしたらおそらくですけど、まんまシャケです。鱗や鰭の形状なんかが一致しますし、なんか脂の乗った河魚って感じある。あと知ってる人も多い話ですが、シャケは白身魚です。白身と赤身はそれぞれ肉を構成するタンパク質の差から来ているものです。まぁ、白身は淡白、赤身は肉って感じです(IQ1)
シャケのような河で生まれ、海で育ち、河に戻るタイプの魚は海にいても河にいても不自然では無いため、サシミウオのようにどこでも釣れるモンハンの魚って形には良く当てはまります。多分シャケです。シャケダーッ!
モンハンの魚類は様々ですが、たぶん最も親しみがあるのはサシミウオですね。一番よく釣れる上、どこにでもいる、どこでも見られる。キレアジと並んでモンハンを代表する魚類と言ってもいいんじゃ無いかと。なお、Wに入ってからはドスと名のつく魚が出て魚アイテムがすごく強くなりました、ドスサシミウオのウロコにはよくお世話になった。
今回はしませんでしたが、おそらく鱗もとても美味しいと思います。魚の鱗を食うなんて、普通はしないんですけどね。
さて、長々と語りましたが最後に。
魚っていいよね。