大樹の妖精、神となり   作:公家麻呂

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01 テンプレスタート

 

 

眩しい。

朝日が眩しい。

この前、草で編んだ日よけのカーテンの隙間から朝日が入ってきているようだ。

 

朝起きてから10分ほど経った。

朝が弱いのは昔からだ。しばらく、ホゲーっとしてから毛皮を纏う。

 

頭がクリアになってきたので、自己主張しておくと私は転生者だ。

前世は人間だったような気がする。

もう、ほとんど覚えていないけどね。

 

ツリーハウスというか、家が木の中にあります。

このツリーハウスと言うか。この木がでかい・・・とにかくでかい。

 

気になる気になる木ですからの、あの木よりでかい。

 

日よけのカーテンを除けて、外に出る。

 

ぴょんと・・・

 

あぁ・・・そうだった。私、人間じゃあないんですよね。

ん~人間じゃなくて妖精?虫の様な羽が背中についてるし?

 

なんか・・・「やー。」ってやれば手からなんかこう・・・光線とか?ビームとか?かめはめ破―みたいなのが出るよ。

 

つまりは、人間じゃないんだな。妖精さんなんだよ。

俺つえーができる?ナントカチートできる?

うーん・・・できるかもしれないけど。どうなんだろうね?

文明レベルが原始時代だし…、出来るかもしれないね。

でも、究極的な0スタートってもうどうしようもないんだよね。

 

だから、自分の周りでボチボチやろうかなって方針なんだなぁ・・・。

 

「あ、おはよー。」

 

「あ、ティタさまだぁ。おはよー。」

「オハヨー!」「わーい!ティタさま!」

 

同族の子たちが集まってくる。

あ、ティタ様って言うのは私の名前で正式にはティターニアって言うんだって暫定的に妖精の女王様やってるよ。

 

転生した当初はたくさんいる妖精の一人だったんだけどね。

女王様になった要因がやってきたよ。

 

「ウッホウッホ!!」「ティ様!ティ様!」「アォアオ!」

「ウボンバ!ウボンバ!」「カミィ!カミィ!」「ウッホッホ!!」

 

この、お猿さんたち・・・私がたまたま火を起こしてるのを見てたから教えてあげたら懐いちゃったんだよね。

 

 

お猿さんたちがくれた果物を絞ってジュースなんかを作ったりしたよ!おいしい!

 

石のコップに氷を入れて・・・。

ん?原始時代に氷?それは・・・。

 

私のお友達に氷の妖精さんがいるんだよ!

 

「ティタ!遊びに来てやったぞ!」

「ティタ様・・・おはようございます。」

 

元気よく挨拶してくれた子がチルノちゃん!

もう一人の大人しそうな子が・・・えっと・・・えっと・・・だ、だ・・・だr・・・大ちゃん!!

認知症かな・・・、いろんなことが唐突にひらめくけど・・・前世の事とか一昨日の朝ごはんとか最近物忘れが激しいな。まぁ・・・いいか。

 

で、その氷を入れたジュース・・・うん。キンキンに冷えてやがる!前世のネタかな?元ネタは忘れた。皆でジュース飲んだ!うまい!

 

「よし!遊びに行こう!」

 

チルノちゃんを先頭に唐突に遊びに行くよ!

妖精になってから、ほぼ乗りと勢いで動くことが増えた。

人間の頃はいろいろ考えてしまう性格だったけど。今のような生活もこれはこれでいいね!

 

今日はどこに行こうかな!

て言うか・・・未だに自分がこの世界のどの辺に住んでるのか知らない。

まぁ、特別困らないしいいよね!

 

 

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