ガマが淵で泳ぐねずみ男の前に、言葉を話すカエルが現れた。
報酬につられ言われた通り封印石を動かすねずみ男。
するとカエルは妖怪:邪魅へと姿を変え、反対にねずみ男はカエルになってしまう。
この石は動かした者をカエルに変えてしまうのだ。
元に戻りたいがため、鬼太郎を騙すねずみ男。
さらに鬼太郎を救うため目玉親父がカエルに…。
鬼太郎は泣きながら、ねずみ男を捕らえて話を聞きに行こうとしますが、そこに怪しげな女が現れ封印石の話をしようとします。
ところが、妖気を感じて化け物呼ばりすると鬼太郎に襲いかかるのだった。
女は200年間溜まった恨みを鬼太郎の力を使って思い知らせようと考え、襲いかかってきた女により鬼太郎はしもべにされてしまうのであった。
「あら、手紙だわ。蝦蟇ヶ淵で事件が起こったので出かけます。でも、もうこんな時間なのに?」
その頃、夢子は鬼太郎の家に着き張り紙を見ていないことを知ります。
ねずみ男は町で鬼太郎と会うと殴られ、更には鬼太郎が魚屋を襲いタイを奪うのを目撃。
夢子もガマが淵の近くに来ると泥棒をした鬼太郎を目撃して信じられない状態に。
なんとか話を聞こうとするが無視をする鬼太郎にユメコは悲しみます。
「夢子ちゃん!こっちこっち!ワシじゃよ!夢子ちゃん!」
「そ、その声は!?目玉の親父さん!?」
それから、夢子は鬼太郎を想いながら歌を歌って落ち着こうとしていると、歌声を聴いた目玉おやじがガマの姿で夢子に話しかけ訳を知ります。
「と、いう訳で鬼太郎の奴。あいつに操られておるんじゃ。」
「かわいそうな鬼太郎さん。何とか助けてあげられないの?」
「うむ、知り合いの妖怪に協力を仰ぎたいのじゃが…ちと遠くてな。」
夢子は鬼太郎を助けるために目玉おやじと協力すると言い出したねずみ男はその知り合いの妖怪の下を尋ねることにしたのであった。
夢子は家族に訳を話し、次の日にその知り合いがいると言う長野県の廃村にある閑散とした神社を尋ねた。
さびれた感のある神社であったが不思議と人の手が届いており廃墟には見えなかった。
社には博麗神社と書かれていた。
「あら、目玉おやじと…これはこれは可愛らしい人間のお嬢さんね。」
ふと、現れたのは大きなリボン付きの特徴的な帽子を被った女性。ねずみ男に対しては軽く視線を向けてからすぐに逸らした。
「…八雲殿。手を貸してくれぇ…鬼太郎が、儂の鬼太郎が…」
「目玉の…皆まで言わなくても良いですわ。状況はだいたい把握してますわ。」
容姿こそ幼さの残る少女寄りの女性だが、その実“賢者”の異名を持ち千を越える時を生きる大妖怪、八雲紫である。
事情を聞いた八雲紫は少しだけ悩んでから、鬼太郎の洗脳を解くことを約束した。
八雲紫を加えた4人は蝦蟇ヶ淵に向かった。
幸い邪魅は穴倉にいるようで淵にいたのは鬼太郎だけだった。
「じゃあ、鬼太郎君を助けてあげましょうか。」
八雲紫は鬼太郎を隙間に落とした。
夢子とねずみ男は一瞬見えた隙間のでぎょろぎょろと動く目玉を見て、目をこわばらせた。
「ちょっと待ってね。こういう術は最近はかける側が多くて解くのが久しぶりなのよね。えっと、確かこうやってこうしてこう!できましたわ。」
隙間からッペと鬼太郎が吐き出される。
「き、鬼太郎!無事じゃったか!!」
「えぇ、何とか。でも、こういうのはこれきりにしたいです。」
鬼太郎は八雲紫に礼を言う。
「八雲さん、助かりました。ありがとうございます。」
「どういたしまして、鬼太郎くん。洗脳を解くついでに潜在能力を少し引き延ばしてみたんだけど?調子はどう?」
「はい、体か軽いです。」
「じゃあ、こう手を構えて…妖力を集中させて。」
「こうですか?」
八雲紫の指示通りに指を構えると妖力の光が放たれた。
「これは、指鉄砲よ。貴方のお父様も使っていた幽霊族の技よ。私もこれを素案にちょっとした揉め事の解決手段を作っているのよ。っと、鬼太郎君…敵のお出ましよ。」
穴倉から邪魅が姿を見せる。
鬼太郎はちゃんちゃんこや下駄で戦うが球体になりながら襲ってくる邪魅に苦戦。
「鬼太郎!指鉄砲じゃ!」
「はい!父さん!」
「指鉄っっ砲!!」
「ぎゃああああああ!!」
邪魅ははるか彼方に飛ばされてしまうのだった。
一件落着となり、夢子に感謝する鬼太郎。
お礼なら紫さんにというが既に姿はなくいない。
そこに声だけ響く。
「気を付けなさい、悪意はすぐそこまで迫っています。」
最後は、魚屋さんなどに迷惑をかけてしまったお詫びをする鬼太郎は1週間魚屋さんのアルバイトをすることになり、もちろんねずみ男も一緒に精を出すのでした。