大日本合藩連合帝国は隣国清が瀕死になる横で近代化を進めた。また、この時期に関東大樹大社のそばに麻帆良学園(この当時は単なる教育機関)が創設された。
1894年(明治27年)7月25日、日本と清国の間で戦争が勃発。なお、李氏朝鮮の地位確認と朝鮮半島の権益を巡る争いが原因となって引き起こされ、主に朝鮮半島と遼東半島および黄海で両国は交戦し、日本側の勝利と見なせる日清講和条約(下関条約)の調印によって終結した。 基本的に日清戦争は妖怪たちは関わっていない。清朝はチーと相性が悪く、他の裏勢力が関わっても利益が出ない程に清の腐敗が進みすぎていたので、人間同士の戦争で終わってしまっている。
講和条約の中で日本は、清国に李氏朝鮮に対する宗主権の放棄とその独立を承認させた他、清国から遼東半島を割譲され、また莫大な額の賠償金も獲得した。しかし、講和直後の三国干渉により遼東半島は手放す事になったが、戦争に勝利した日本は、アジアの近代国家と認められて国際的地位が向上し、受け取った賠償金は国内産業の発展に活用されて日本は本格的な工業化の第一歩を踏み出した。
大国を陰から操る大妖狐であるチーであるがその後発生した義和団の乱が止めとなり清と言う大国が力を失い空中分解すれば自然と影響力を失ってしまい。その代わりを用意することも出来なかった彼が再び行動を起こすのは当分先の話であった。
大日本合藩連合帝国はロシア帝国の南下政策による脅威を感じていた。ロシア帝国は南下政策の一環として連合帝国のツングース藩を狙っていることは明らかであった。連合帝国は妖怪関係を取り仕切る大樹大社より一計を授けられる。ツングース藩にロシア系妖怪派閥の長を誘致し、ツングース藩の差配を依頼すると言うものであった。日本の氷系妖怪の長である雪女郎による数年に及ぶ交渉の末そのものはツングース藩に自身の勢力を留めることを決めた。1903年11月、ツングース藩にある妖怪が到着する。レティ・ホワイトロック、ロシアを中心に冬の猛威を振るい続けた冬将軍の異名を持つ妖怪である。
ロシア帝国やロシア侵略経験国が恐れる彼女が日本の影響下に入ったのである。
ロシア帝国やその背後にいるメガロ・メセンブリアは大日本合藩連合帝国との開戦を決意したのはこの時であった。
ちなみにレティ・ホワイトロックは雪女の亜種であるとされ、ベアードよりも近縁種族の説得に応じたのは当然の流れであった。妖怪達もこの頃には世界的に見ても独立独歩の小勢力や単独はほとんどおらず。西洋のベアードか東洋の大樹に纏まり始めていた。