戦姫絶唱シンフォギアST~Scratched thunder~   作:兵頭アキラ

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AXZ編も後僅かですねぇ。

青春のアフターってマンガが頭の中から離れてくれない。


命を懸けた、想いの炎

 暴れ狂うヒビキと、静かに浮遊し、振るわれる破壊の暴力を的確に受け止め、弾いていくアズマ。ヒビキが本能的に暴れているのに対し、アズマは理性的に対処していく。それはどこか知性を感じさせる動きだった。

 慣れている。と形容しても間違いないだろう。

 

「……」

 

 意識を自身の方へと逸らしたアズマは、無言のまま、剛腕を振るうヒビキの攻撃を体を電子に変換して透過させ、再集結させることで回避する。先ほどから多彩な能力で戦っているアズマだが、防御した結果ヒビキがダメージを負うことは有れど、自分からダメージを与えることは一切していない。

 そのことに気づいたマリアは、指揮権を預けられている翼に問いかける。

 

「どうするの翼?どうも雷は、暴れているとは少し違うみたいだけど」

「ふむ……」

 

 翼は一瞬だけ間を開けた後、即座に決断した。

 

「よし。現状においては轟と協力し、彼女が立花の気を逸らせている内に拘束する!」

 

 翼の決断に全員が頷いた。行動を開始する。

 拘束技を持っているのはこの中で影縫いを使える翼と、幅広い応用性を誇るアガートラームを纏っているマリアだけだ。

 

「マリア!立花の拘束を頼むッ!恐らくだが、対人戦技である影縫いでは効果が薄いだろうッ!」

「分かったわ!」

 

マリアはガントレットから三本、短剣を取り出して宙に投げた。短剣は三角形に配置された後、それぞれを頂点にしてバリアを展開。マリアはそのうちの二つを手で掴んだまま走ることで、走ったコースにそってバリアを引き延ばしていった。

 

「ふッ!」

 

 雷光の速度で宙を縦横無尽に飛び回るアズマに気を取られていたヒビキは、マリアの伸ばしたバリアシートに巻き取られ、動きを封じられてしまう。

 

「止まれェェェッ!」

 

 ようやく気付いたヒビキだったが、なかなかにバリアが強力なため、もがいてももがいても緩む気配がない。

 

「ガアァァァッ!」

「……」

 

 耐えきれずに口から光線を発射するヒビキだったが、アズマが放った稲妻によって空中で拮抗し、霧散する。

 再度吠える。が、それでも体を締め付けるバリアは緩むことなく、逆に暴れるたびに強く締め上げる。

 しかしバリアは強靭であるが、それを押さえつける人はそうでもない。地上に着地し、踏ん張るマリアだったが苦悶の声を上げている。

 

「う、ぐぅぅぅっ!」

 

 確かに一人でなら耐えられないだろう。だが、マリアには仲間がいるのだ。

 

「マリア!私達の力を!」

「束ねるデス!」

 

 まず、今まで共に生きてきた調と切歌が自身の力をマリアと束ねた。

 

「ウオォアオァォァオァッ!」

 

 引っ張る力を強めたマリア達であったが、ヒビキが咆哮し、バリアの隙間から腕を外に出し、力を籠める。

 

「……」

 

 力任せにバリアをこじ開けようとしていたヒビキだったが、力の限り持ち上げようとしていた腕が空間で静止する。上空では、アズマが強力な電磁波を展開し、彼女の脱出を妨害していた。

 

「一人ではないッ!」

「みんなでアイツを助けるんだッ!」

 

 アズマが時間を稼いでいる今のうちにと翼、クリスがマリアの援護に加わる。マリアの展開したバリア、アズマの放った電磁波がヒビキの動きを完全に留めるのを翼が確認し、控えさせていた特殊車両隊の指揮を執る緒川に叫んだ。

 

「今ですッ!緒川さんッ!」

「心得てますッ!」

 

 すでに緒川は動いていた。配備されていた特殊車両の上部にはアンチリンカーが充填されているアンカーが装備されており、そのアンカーを勢いよくヒビキに向けて射出した。ロケットブーストで飛翔し、響の胸元に配備されていた三つのアンカーが撃ち込まれる。

 アンカーは注射器のようになっており、充填されているアンチリンカーをヒビキの体に流し込んだ。かなりの苦痛なのか、バリアに巻き取られ、電磁波によって空間に固定されていながらも暴れまわっている。

 念には念をと言うように、さらに二本、アンカーが響の背部に打ち込まれた。

 本部が高速で作戦の結果を計測する。

 

「アンチリンカー命中!注入を開始!」

「対象より計測される適合係数!急速低下!」

 

 メインモニターに八紘が映る。

 

『弦、まもなく国連の協議が終了する。結果は日本の、立花響の状況次第だ!』

 

 当初はそこに雷も加えられていたのだが、彼女のあまりにも理性的かつこちらの意図を汲んだ動きに国連から例外とするようにされていたのだ。

 流石に弦十郎も焦りを見せているようだ、こめかみを汗が伝う。

 

「人事は尽くす!尽くしているッ!」

『趨勢は圧倒的に不利ッ!個人を標的に、反応兵器の投下が承認されてしまいかねないッ!』

「響君ッ……!」

 

 通信が切れる。

 アンチリンカーを大量投与され、一時は沈静化していたヒビキだったが、頭部から青い炎を噴射しながら再び暴れ始めた。自身を拘束していたバリアを力任せに引きちぎり、それを抑え込んでいた装者たちが吹き飛ぶ。

 

「雷ッ?!」

 

 吹き飛ばされたマリア達だったが、上空にいた筈のアズマが彼女達を受け止め、静かに地面に下ろした。そこに、ヒビキが光線を発射する。

 光が迫る。

 

「つないだ手を振り払うのが、お前のやりたかったことかッ?!立花響ッ!」

 

 サンジェルマンが防御陣で光線を正面から受け止め、受け止めた結果分散したエネルギーをヨハンが魔力に置換、サンジェルマンに譲渡することで防御能力を引き上げる。

 彼女の叫びが届いたのか、光線の照射が止まる。

 

「ここにきて、低下していた適合係数の上昇を確認!」

「神の力に備わる防御機構……。アンチリンカーの理を、リアルタイムに書き換えてッ……!」

「適合係数、数値反転!急上昇します!」

「ああ、底までの予測はついているッ!だからッ……!」

「ッ?!姉さん!」

 

 調が叫ぶ。アズマが微笑んだ気がした。

 着地していたアズマが、再び飛翔する。彼女を中心に、ヒビキや特殊車両を包み込むほどのフィールドが展開される。

 

『響ぃぃぃッ!』

 

 特殊車両に乗り込んでいた未来が、マイクに向かって思いっきり叫んだ。親友の、たった一つの名前を呼ぶ声。それだけで、暴走の限りを尽くしていたヒビキの動きが止まる。蒼い炎の噴出が止まった。

 しかも叫んだだけではない、アズマの展開したフィールドが直接、未来の声をヒビキの元に届けたのだ。

 

「響ちゃんの活動、止まりました!」

「適合係数の上昇によって、融合深度が増している今ならば、電気信号化された未来さんの声は、依り代となった響さんにねじ込まれるはずですッ!」

『今日は響の誕生日なんだよ?なのに……』

 

 フィールドを展開し続けるアズマを含め、全員が動向をを静観する。

 響の胸の赤く鼓動する突起。その輝きがだんだんと増していく。

 

『なのに響きがいないなんて、おかしいよ……!』

(早く起きよう?私達の陽だまりを、悲しませるわけにはいかないよ……)

(呼んでいる……この声……)

 

 雷が響の目の前に降り立つ。

 外からは未来の声、内側からは同じく自身の声を電気信号化した雷の声が響の元に届く。彼女はゆっくりと目を開いた。

 

『響、お誕生日おめでとう……。ううん、きっとこの気持ちは、ありがとう……かな?響が同じ世界に生まれてきてくれたから、私は、誰かと並んで走れるようになったんだよ?』

「未来……?」

「誰かとなら、一人では届かないゴールにだって届くって気づかせてくれた……」

(ようやく起きた)

 

 響が目を覚ます。

 

「ありがとう、雷。行ってくる!」

(あっちだよ、間違わないようにね)

 

 雷に促され、彼女の指さす方へと飛び込んでいく。そこには、暖かな陽だまりがあった。

 

「未来!私の陽だまり!」

「響!私のお日さま!」

 

 二人の手が触れ合った。その時、外界ではヒビキの体がひび割れ、頭から光へ、神の力へと還元されていく。そして胸のコアとみられるところから、響の体が飛び出してくる。落下する彼女の体を、アズマが素早く受け止め、共に地面に降り立った。

 

「響!信じてた!」

 

 未来が反射的に車両の外に飛び出し、響を抱いたままのアズマの元に駆け寄った。そして彼女の体から光が失われ、元の姿、雷へと戻る。

 そして未来は元に戻った雷も一緒に響を抱きしめる。

 

「ありがとう雷……。響を響じゃなくさせないでいてくれて……」

「いや、未来のおかげだよ。未来がいたから、響が元に戻ったんだ」

 

 涙を流して感謝する未来だったが、雷は謙遜しているのか控えめだ。「ばか」と、未来が小さく呟いた。

 

「響ちゃんは無事です!生きてます!」

「雷ちゃんの生存も確認!」

 

 二つの朗報がブリッジ全体に安堵をもたらす。

 

『こちらのでも状況を確認している。国連による武力介入は、先ほど否決された!』

「八紘兄貴……」

 

 曰く、これまでのS.O.N.G.の功績、そして、斯波田事務次官の蕎麦のようなコシの強さで交渉を続けてくれたおかげだという。

 

「人は繋がる……一つになれる……」

『そうだ。反応兵器は使われない』

 

 全員が安堵していたその時、海面からすさまじい速度で何かが飛翔した。ブリッジにアラートがけたたましく鳴り響く。

 藤尭が焦りながら報告する。

 

「太平洋沖より発射された、高速度飛翔体を確認ッ!これはッ……!」

『撃ったのか?!』

 

 八紘も驚きを隠せない。何故ならそれは、アメリカが独断で発射した反応兵器だからだ。

 大統領が、複数のSPに守られながら、発射承認ボタンから指を離す。

 

「そも、我が国の成り立ちは、人が神秘に満ちた時代からの独立に端を発している。この鉄槌は、人類の人類による人類のための、新世界秩序の構築のために……」

 

 スイッチを押す指は軽いかもしれないが、撃たれた側はそんな簡単にいくようなものではないのだ。ただのミサイルなら兎角、今向かってきているのは反応兵器。ただのミサイルではない。

 

「迎撃準備!」

「この距離では間に合いません!着弾まで、推定三百三十秒!」

 

 弦十郎が指示を飛ばすが、あまりにも時間がなさすぎる。空に弾頭が煌めいた。

 

「だったらこっちで斬り飛ばすデス!」

「だめ!」

 

 勇む切歌だったが、調が引き留める。

 

「下手に爆発させたら、あたり一面が焦土に!向こう永遠に汚されてしまう!」

「くッ……!」

 

 翼が歯噛みする。

 だが、突然背後から声が聞こえてきた。

 

「……私はこの瞬間のために、生きながらえてきたのかもしれないな……」

「何を言って……?」

 

 サンジェルマンとヨハンが風の錬金陣を展開し、宙に浮かぶ。空中に浮かびながら、ヨハンが笑いかけた。それは、優しくも、寂しい笑みだった。

 

「……いいのかい?サンジェルマン」

「はい、師匠。私は、彼女達と、彼女達の住むこの町を守りたい。……そう思いました。貴女の弟子として、最後で最高の錬金術をお見せします」

「弟子の決めたことだ。吾輩も、師匠として最後にして最高の錬金術を見せようじゃないか」

 

 二人の胸のラピス・フィロソフィカスが輝き、二人は歌う。そこに、一つずつ、輝きと歌が並んだ。

 

「カリオストロ?!」

「遅かったじゃないか、二人とも」

「知っていたのですか?!……二人?」

 

 死んだと思っていたカリオストロが並んでいることに驚くサンジェルマン。反応から見てヨハンはすでに知っていたようだ。しかも、もう一人いるという。

 だとすればそれは……歌と輝きが、もう一つ追加された。

 

「プレラーティ……」

 

 四人の歌が響き合い、向かい来る破滅の炎に立ち向かう。

 

「師匠!なぜ黙って……」

「こういうのは、サプライズが定番だろう?」

「サプライズ」

「成功なワケダ」

 

 揶揄うように言ったヨハンと、楽しげに笑ってみせるカリオストロとプレラーティ。彼女らが生きていた事、そのことにうれし涙を流しながら正面を向く。

 

(女の勘で局長を疑ったあーしは、死んだふりなんて搦手で、姿を隠していたの)

(そんなカリオストロに救われた私は、一矢報いるための錬成をこっそり進めてきたワケダ)

(そこで用意したのが、吾輩の最高傑作。騎士としての役割で吾輩自身が錬成することは出来なかったが、君の信じた彼女達ならばできると信じて託しておいた)

 

 サンジェルマンが拳銃型スペルキャスターを構え、プレラーティがヨハンの最高傑作である弾丸を一つ手渡した。

 歌と想いと共に弾丸を装填する。

 そして厄災を振りまく悪魔に向けて、トリガーを引いた。弾丸は錬金陣を通過して加速し、弾頭に直撃する。

 

「反応兵器、起爆!」

「衝撃の到達予測……これは!」

「これも……ラピス・フィロソフィカス……」

 

 ヨハンの最高傑作。それは、最高純度のラピス・フィロソフィカスの弾丸。錬金術師たちは、打ち込んだラピスと自らの胸のラピスを共振させ、反応兵器を抑え込む。

 

(いい輝きだプレラーティ。吾輩の設計以上のものを用意してくれた!)

(お褒めに預かり光栄なワケダ!現時点で最高純度の輝き!つまりは私の最高傑作なワケダ!)

(呪詛の解呪より始まったラピスの研究開発が、やっと誰かのために……)

(本音言うと、局長にぶち込みたい未練はあるけどね?)

 

 全員が全面的に同意する。が、それはそれ。今は魂の全てを賭けて歌う。

 

(でも驚いた。いつの間にあのコたちと手を取り合ったの?)

(取り合ってなどいないわ……)

 

 最後ぐらい取り合ってもよかったと思うのだが。と、ヨハンは思っていたのだが、サンジェルマンが認めない以上、そういう事だ。頑固なのが困り者だな。と小さく笑った。

 

「エネルギー内圧、さらに増大!」

「このままでは、持ちこたえられませんッ!」

「ぬぅッ」

 

 四人は全力で抑え込んでいるが、それでも反応兵器の威力は桁が違った。エネルギーがだんだんと凌駕され始める。

 だとしても、彼女達は諦めない。

 

(完全なる、命の命の焼却をッ!)

(ラピスに通じる輝きなワケダッ!)

(我らの魂の輝きの元にッ!)

 

 ヨハンがサーベルを頭上に掲げ、四人の魂、歌、想い、全てを魔力に置換し、ラピス同士の共鳴でサンジェルマンのスペルキャスターへ流していく。

 

(あの子たちと手を取り合ってなどいない……。取り合えぬものか……。死を灯すことでしかわかり合えなかった、私にはぁぁぁッ!」

 

 スペルキャスターを変化させ、受け取ったエネルギーを全て発射した。全て込めた一射は直撃し、抑え込んでいた悪魔が光の粒子へと変化する。

 

「付き合わせてしまったわね……」

「いいものが見られたから、気にしていないワケダ……」

「いいもの?」

「ああ、確かにいいものだ」

「サンジェルマン、笑ってる」

 

 三人の言う通り、サンジェルマンは満足げな、やり切ったような笑みを浮かべていた。

 

「まったく、そんな笑顔、吾輩初めて見たぞ」

「……死にたくないと思ったのは、いつ以来だろう……」

 

 サンジェルマンとヨハンの手から、二つのスペルキャスターが零れ落ちる。

 カリオストロが手を振り、プレラーティが笑い、ヨハンが腕を組んで消滅する。

 

(ね、お母さん)

 

 サンジェルマンも、最後に母親の事を思い返し、光へと消えた。

 暗い雲に覆われた空の下に、温かい輝きが灯されている。それは命の輝きだった。

 装者たちが、それを見上げている。

 

「錬金術士……理想を追い求めるもの……」

「あとは、分離した神の力を!……ッ?!」

「ッ?!」

 

 調の言葉に、切歌が頷いた。そして後ろを振り向くと、空間が割れ、そこに切断された左腕が浮かんでいた。神の力がその腕に流れ込んでいる。二人が驚愕した。

 

「しなければね、君たちに感謝を……」

 

 浮かんでいた左腕を空間に空いた孔から右腕が伸びてきてそれを掴み、さらに大きな孔をあけてアダムが出現した。

 

「アダム・ヴァイスハウプト!またしても神の力を!」

 

 アダムがニヤリと嗤う。そして左腕を宙に投げ上げた。腕に神の力が更に流れ込む。

 

「僕の手に、今度こそッ!」

「止めるぞッ!」

「もうさせないよ、邪魔だては!」

 

 翼たちは止めようとするが、撃ち込まれた錬金術による水の渦に阻まれてしまう。更に撃ち込まれたもう一発によって水が凍結し、完全に拘束されてしまった。

 

「「だとしてもッ!」」

 

 ケラウノスとガングニールを纏い、戦線に復帰した雷と響が腕を破壊すべく跳躍する。だが、アダムは彼女たちを特に警戒していた。

 

「近づけないよ、君たちだけは……ッ?!」

「アダムノイケズ……。ダイテクレナイカラ、ワタシガダイチャウ……」

 

 黄金錬成を発動しようとする。が、上半身だけとなった今も起動しているティキが、アダムの足に抱き着いた。そのおかげでバランスを崩して倒れ込む。

 そのため、雷と響を近づけさせてしまった。

 

「うおぉぉぉッ!」

「でやぁぁぁッ!」

 

 響がバンカーユニットを全開稼働させ、雷も稲妻を右腕に集中させて振りかぶる。

 アダムが発狂したようにわめきたてる。

 

「やめろぉ!都合のいい神殺しなものかその力は!二千年の思いが呪いと積層した哲学兵装!使えば背負う!呪いをその身にぃッ!人間が使えていい物じゃないんだその輝きはぁッ!」

 

「「私は歌で、ぶん殴るッ!」」

 

 響のバンカーユニットのブースターが点火し、雷が斥力によって弾かれて加速、バンカーと隙間という隙間を引きちぎるエネルギーが流し込まれ、アダムの神へと変容していた左腕が貫かれ、粉々に粉砕、破壊された。

 大爆発が、空を彩る。




長くて三話、短くて二話ですね。この章は区切りどころが難しすぎる。

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