カフェD08へようこそ!   作:ムメイ

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The2000文字

それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!
https://syosetu.org/novel/166885/777.html
こちらにて投げっぱなしジャーマン食らったので仕返しジャーマン


おもてなし品質向上?

おや、この警報がなるのは久しいな。

カフェに駐在している人形全員に無線通信で送られるその警報の名は……

不明武装者接近警報、無許可で武器になる物を持ち込もうとしてるヤツが居るって警報。

非番で暇していた奴らがまずはヘリで偵察しに出かけていった……

まぁまずは偵察だよね、偵察。光学的に見て、ヘリを落してくるなら陸上部隊出撃って形。

 

「どう思う、お姉ちゃん」

「さぁ、今頃攻め込むバカは居ないと思うけど……」

「んー……システムの不具合はありえないしねぇ、保守もちゃんとしてるし」

 

区画の境目付近の道路に埋没させているセンサーで一定量以上の爆発物に反応する。

爆発物っていうのがミソで火薬にも反応して自己防衛に必要なさそうな量を検知しても警報を鳴らす。

だから不審者何かが銃を担いで侵入してきようものなら即座に動けるってワケ。

まぁ小分けにされると反応しないんだけどさ。

私とお姉ちゃんはそろって子育て中。もう勝手にあっちこっち行くから目が離せない。

G28もてんやわんやでもう仕事中以外は子供につきっきり。

まぁ私の可愛いネーナは楽といえば楽なんだけど。

 

「シーナ、いい加減乳離させたら?」

「んー……でもねぇ、可愛いし……ほらイイ消費先じゃん?」

「それはそうだけど……」

「ママ、まだ吸ってていーい?」

「ん、良いよ~♪」

 

私に似て愛らしい事この上ないネーナのおねだりには敵わないわけで。

私はまだまだネーナに母乳をあげ続けるクソ甘いママであった。

メチャクチャ甘やかされるからわがままに育つ?そんな事はない。

ちゃんと締める所は締めてるので問題は無いの。

 

「ただママが出る時間になったらしっかり我慢するんだよー?」

「はぁい」

「いい子いい子ー♪」

「ヴァレリーは真似しちゃダメよ」

「ん、わかった」

 

ヴァレリーちゃんが私のおっぱいを恋しそうに見てたりする。

悪影響?ははは、知らなーい。それは近くで子守するお姉ちゃんが悪いんでーす。

 

「でもギュッとして欲しい」

「……甘えん坊ね」

「甘えたがりな年頃でしょー、仕方ないと思うよ?」

 

今うんと甘やかしておかないと後々でその甘え足りない感じを引きずるんだからさー。

その成れの果てというか、極致が私達のダーリンなワケで。

 

「んー?あぁ、なるほどね……お姉ちゃん、ネーナの事よろしく」

「……あぁ、わかったわ。いってらっしゃい」

 

ちょっと早いけどおもてなしとなればメイドの私がやんないとね。

漢陽八八式にG36、エージェントの完全体勢でいきましょうか。

 

 

 

警報に引っ掛かったのは見たことあるような見覚えがないユノちゃん顔。

ただ引きで見た場合に似ている……例えば後ろ姿を比較したら間違えるかな?

そんな感じ、姉妹とか親子とかの似方に思えるな。

 

「いやまさかなぁ……」

「どうするんですか、シーナちゃん」

「んーまぁちょっと予定が早まっただけだし……料理は仕上がってるよね」

「滞りなく、あとはユノ様ご一行がお見えになるのを待つばかりでした」

「想定外のハプニングにも対応できてこそメイドです」

 

まぁ基地をぶっ飛ばしたとかでもないみたいだし……何処か目を輝かせてる感じがある。

もしかしなくてもかなり食うタイプなのでは?

こっちに来るって言ってたけど紹介も兼ねてなのかな。

とりあえずやんわりと待つようには促そうと思うけど……うん、グーグーお腹鳴らすイメージしか浮かばないや。

 

「個室の用意は?」

「バッチリ♪」

「……お見えになられたようです」

「私が出迎えるから皆は食事の配膳をお願いします」

「「「「全てはお客様の笑顔の為」」」」

 

よし、気合い入れて応対ですよっと……

久しぶりに袖を通すクラシカルメイド服、さぁ出てくるお客様はどんな感じ?

 

「でっかいカフェ……うぉ、でっかいけど小さいメイドさんだ~」

「ようこそいらっしゃいました、カフェD08へようこそ」

「あ~、予約入ってると思うんだけどユノって」

「失礼しますが、お客様のお名前をお伺いしても?」

「レイよ、ユノの知り合い」

 

ふーむ、ちょっとテンション高めなユノちゃん風味。

ただ顔は見たことない感じだし声質もユノちゃんとはまた違う感じ。

バックヤードで通信とか来てないか確認しようか。

 

「少々お待ちください……確認しますので」

 

ツェナープロトコルでバックヤードのグローザと連絡を取る……

ん、あっちから大慌ての通信が来ていて名乗った名前や特徴もマッチするのが確認された。

 

「失礼しました、奥へどうぞ。ご案内します」

「パフェだーパッフェだ~♪」

「……エージェント、お客様はパフェをご所望みたいです、すぐに出してください」

「は?エージェント……?」

 

この後色々とデカい人形がずらーりと並んでご奉仕する姿にレイさん絶句。

料理は……まぁ楽しんでいただけたと思います。

畏まった対応?まぁそれは品質向上って事で。ユノちゃん到着した後暫く続けて……茶目っ気でーすと崩したけどさ。

これさ、定期的にデリバリーしに行ったら喜ばれるよね?そうだよね?




口調がこれで良いもんか分からん……!
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