真剣で川神弟に恋しなさい!S   作:名枕(ナマクラ)

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第十五話 「……それはね、こういう事だよ」

 

『────リカバリ────』

 

 予想外の一撃によって静まり返った会場に、そんな機械音声が響いた。

 音源へと目を向けると、そこには吹き飛ばされた燕が跳び上がり武舞台へと戻る姿があった。

 

「あの平蜘蛛とかいう武装、回復機能まで備えているのか……!」

「だが私の瞬間回復みたいに全快とまでは行かないみたいだな。それに今の一撃で今までの流れを折られたのは大きい」

 

 場外判定になる前に武舞台へと戻った燕は、自身へ強烈な一撃を入れた十夜へと話しかける。

 

「げほっ……効、いたよ。今の一撃。回復しきれなかったし……」

「奥の手だからそれぐらい効かなきゃ意味ねぇっす。本当だったら姉貴戦まで取っておくつもりだったけど……」

「私と、似たような事を考えてたわけだ。確かに今の技ならモモちゃんにも通用するだろうね。それも一度や二度見たくらいじゃ対応できないレベルで」

 

 実際、解説席で見ていた百代も今の一撃を見切る事が出来なかった以上、真正面からこの一撃と相対して躱す事は困難を極めるだろう。

 燕も平蜘蛛の機能によって戦う事ができるくらには回復したが、その回復もあと一度だけしかできない上に、そもそももう一度食らった時点で回復する余裕も残らない事は自身が一番理解していた。

 

 十夜の隠し玉によって、すでに燕は敗北を突き付けている状態と言っても過言ではなかった。

 

 

 

 

「でもその技、欠点があるよね。それも致命的な」

 

 

 

 

「…………」

 

 その燕の指摘に対して十夜は沈黙で返した。それだけで己の推測した弱点が正しいものであると燕は確信する。

 

「モモちゃんとかなら多分正面からぶつかって正々堂々と叩き潰すんだろうけど……当然私はそこを突かせてもらうよ」

「……ならその前に倒させてもらう」

 

 その言葉を切っ掛けとして、十夜は再び神の衣を纏っていく。

 纏う神威の違いだろうか、今度は一瞬ではなく、どこか神々しさを感じさせる炎のような赤い気が全身から漏れだし、全身を覆ったその気が溢れるままに一本の抜き身の刀を模り始め、その手に収まっていた。

 

 

「────憑依の七、神須佐能袁命」

 

 

「────っ!!」

 

 

 その言葉と共に両者は同時に動き出す。

 

 

 十夜は赤い神威を纏いながら気で創り出した神剣を縦横無尽に振るう。

 一振りによる余波だけでマスタークラスが張っている結界を揺らがせる。その事実だけでその威力が如何程の物か想像するに難くはない。

 一撃一撃が全て必殺の威力を持っており、その剣速は音を裂き、さらに使い手の技量に隙などない。

 

 されど対する燕はそれらを全て避けきっていく。剣撃を食らえば終わると理解し、少しでも余分な動きをとればそれが隙になると察し、相手の思考を読んで剣筋を予測し、相手の技量を信じて紙一重で避け続ける。

 この燕の戦法は、何か一つかけ間違えれば、それだけで瓦解してしまう砂上の楼閣であった。自分のミスでなくとも、十夜が何か突発的なミスをしたとしても崩れかねない。そんな奇跡的なバランスの元で成り立っていた。

 

 

 だからだろうか。今、この戦闘を見ている観客にはこの一連のやり取りが一種の演舞のようにも思えるだろう。

 

 

 まるで、荒ぶる神を前にした巫女がそれを鎮めるために舞をしているかのような。

 

 あるいは、それらを再現した緻密なまでの演舞を披露しているかのような。

 

 

 

 何度目かの小休止────十夜の衣が剥がれて纏い直すまでの一瞬────に息を吐く燕は冷静に体感した分析を行なう。

 

(────八回って所かな。さっきの赤い状態が維持できる攻撃回数は)

 

 本来であればこの間隙を縫って反撃に出るべきなのだが、回避の最中にその算段を付けるのは困難であった。

 情報収集・分析を行なう事に慣れており、ともすれば戦闘中にもそれらを行なう事もある燕を以ってしても、十夜の猛攻は全神経・全思考を集中しなければ捌き切る事ができない代物であり、この僅かな隙がなければ燕は分析もできないほどに追いつめられていた。

 

 しかし、追い詰められているのは燕だけではなかった。

 

「……気のせいか、攻めている側である川神十夜の動きが荒くなってきていないか?」

「お前の言ってる事は合ってるよ」

 

 石田の疑問に百代は肯定する。

 

「おそらく、あの技は身体に掛かる負担が大きいんだろう。本来であれば連発するようなものじゃない。一回使った時点でアイツの様子がおかしかったしな」

「何だと? 何故そこまでわかった?」

「姉だからな。それに燕も初見で気付いてたんだろうな。だから逃げに徹している」

 

 そう、燕は初見においてその技が身体に異常なまでの負担を強いる未完成の欠陥技である事を見抜いていた。

 つまり技を使い続ければ十夜は遠からず自滅する。だが燕に勝つためにはこの技を使わざるを得ない。

 それがわかっているからこそ燕は十夜の攻撃に対して避け続けることを選んだ。それこそが唯一の勝ち筋だからだ。

 

 とはいえ、十夜の体力は削れているものの、しかし常に攻め続けられている上に一撃でも食らえば終わりという精神的な負担も強いられた燕の体力も残り少ない。

 さらに言えば十夜の体力が削れることによって燕が全集中して行なっている攻撃予測が狂う事を意味し、この膠着状態を維持するのにも影響が出てくるなど、必ずしもいい事ばかりではない。

 

 

 だが、その甲斐あって、ようやく勝機が見えてきた。

 

 

 それは分の悪い策ではあったが、燕の技量と体力、そして相手の実力を考慮すれば、これに賭けるしかなかった。

 燕の残り体力を考えれば、そのチャンスは次の技と技の間隙。それを逃せばおそらくジリ貧で押し切られてしまう。

 故に、今展開している憑依状態の、残り攻撃回数の把握こそが重要であった。

 

「これで解除まであと……!」

 

 三回────そう した瞬間、十夜の構えが変わった。

 ……何も、この状況を打開したいと思っているのは燕だけではない。十夜自身このまま時間を稼がれるのは自身の不利に繋がりかねないと理解していた。

 右手で振るっていた刀に左手を加え、両足を前後に広げて腰だめの状態でしっかりと身体を支え、今まで以上に力の籠った一振りが放たれた。

 

「────顎・改!!」

 

 否、それは一振りではなかった。本来であれば薙刀で行われる上下からのほぼ同時二連攻撃である『川神流・顎』。それにさらに一太刀加え、逃げ場を失くすようにそれぞれ別方向から振るわれた絶対不可避のほぼ同時三連撃。

 

「まず……っ!」

 

 壱の太刀、弐の太刀は躱せたものの、そこに迫るのは参の太刀。もはや逃げ場はなく、燕はまさしく籠の中の鳥であった。

 

『────シールド────』

 

 しかし燕も諦めたわけではなく、迫る参の太刀を平蜘蛛によって生み出した障壁を用いて受け流すように防ぎ切った。

 身体への負担のためか、僅かに斬撃のタイミングがずれていたため出来た芸当とはいえ、これらの攻撃を捌ききった燕の技量の高さは称賛に値するものだろう。

 だが、幾ら技量があったとはいえ、その一太刀は余波のみで結界を揺るがす程の威力を持った神威の剣。平蜘蛛の障壁のみで完全に流し切れるものではなく、その衝撃は少なからず燕の身体を襲っていた

 

「ぐぅぅ……っ! でも……これで────」

 

 目算通り、八振りした事で十夜を覆っていた赤い気が消えていく。先程までなら小休止とばかりに距離を取っていたが、燕はここで敢えて攻撃に移る。技と技の合間、その僅かなインターバルを突くために

 

「────ここぉッ!!」

 

 燕は平蜘蛛を装着した拳を振り抜く。これ以上ないタイミング、この一撃が命中すれば、勝敗は決するだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 ────それを十夜が見抜いていなければ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「────憑依の参・毘沙門天!」

 

 戦況を分析し勝利のために思考を奔らせるのは燕だけではない。十夜もまた燕の思考・動きを予測していた。

 憑依と憑依の間に生じる僅かな隙。これをどうにかする事はできないし、そこを燕が突いてくる事は容易に想像できた。

 ならばどうするか……先に放ってきた相手の攻撃に後から出したこちらの攻撃を合わせるカウンターで返り討ちにする、それが十夜の導き出した最適解だった。

 そして、『憑依の参・毘沙門天』であれば、その後の先を取る事も容易であった。

 

 人間の認識速度を超える神威の拳。

 

 それはひとたび放たれれば防ぐ手段など存在しない。原典の技である『顕現の参・毘沙門天』の話ではあるが、この技に対しては『撃たせる前に何とかするか』『食らった後如何に復活するか』くらいしか対処法としては存在しないと武神である川神百代も語っている。

 

 既に十夜が新たな憑依を完了させ、その神威の拳が放たれようとしていた。

 憑依が完了している以上撃たせる前に何とかするという手法はとれず、そもそも燕自身が既に攻撃を仕掛けてしまっている。

 

 現状、燕に出来ることはもう存在しておらず、神威の拳が放たれる────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『────フラッシュ────』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────直前、平蜘蛛から強烈な閃光が会場全てを覆いつくした。

 

 

 

 

「────」

 

 

 強烈な光によって全てを塗りつぶされた会場は、不思議と静寂に包まれていた。

 

「何が、どうなった……?」

 

 石田が発した疑問は、決して彼だけの物ではなかった。

 この場にいた全ての人が平蜘蛛から放たれた強烈な光によって視界が塗りつぶされたため、武舞台にいた二人がどうなったのか、殆どの観客が肝心のシーンを目撃できなかった。

 先程まで鳴り響いていた戦闘音は嘘のようになくなっていたことから決着がついたのかと予測は出来ても、どちらが勝ったのかまではわかる由もなかった。

 だが、この場にはあの閃光をものともせずに状況を把握できたものが数名いる。その内の一人であり、解説でもある百代が口を開いた。

 

「……燕があの平蜘蛛から出した閃光で目つぶしした後、十夜の視界は確かに潰されただろう。だが、視界がなくなった程度で攻撃が怯む十夜でもない」

 

 その声は、やけに落ち着いていた。しかし、それは興が削がれたが故ではなく、彼女の中の昂ぶりが高まりすぎて逆に冷静になっただけだという事は、その言葉の端々から感じ取る事ができた。

 

「身体の動き、武の術、それらが今までの鍛錬によりアイツ自身の体に刷り込まれている。だからこそ例え目が見えなくても最高の一撃を放てた」

「ならば勝ったのは……!」

 

 閃光で眩まされた視界が元に戻ってくる。武舞台に立っていたのは、一人だけだった。

 

 

 

 

 

 

 

「────だが、それすらも燕は想定内だった」

 

 

 

 

 

 

 

 百代と同じく全てを見ていた審判が、観客たちの視界が復活する頃合を見て、勝者の名を高々と宣言した。

 

 

 

 

 

『────勝者、『チーム知性』松永燕!!』

 

 

 

 

 

 立っていたのは、松永燕だった。

 

「何ぃ!? どういうことだ!?」

 

「燕が目晦ましの閃光を使ったのは何故だと思う?」

「それは視界が塞がれた相手が怯む事を狙ってだろう? その効果はお前の弟にはないとさっき言っていたが」

「ああ。だが燕の目的は怯ませる事ではなく、視界を潰す事それ自体にあったんだ」

 そもそも燕は理解していたのだろう。十夜が目晦まし如きで止まるような相手ではないという事を。

 たとえ視界を潰した所で十夜は攻撃の手を緩めない。

「だから燕は、十夜の攻撃の始動、その直前に既に攻撃を躱せる位置に身体を置き、さらに拳を置く事で、十夜のカウンターにカウンターを返す事にしたんだ」

「カウンターに、カウンターだと……!? 馬鹿な!? そんな事が出来るものか!!」

「そうだな。だからこそそこを仕切り直すための何かが必要だったんだ」

「それが、あの閃光だったと……?」

 

 閃光による一瞬の空白。燕はそれによって先攻と後攻の立ち位置を入れ替えたのだ。

 十夜はその目晦ましを障害と考えずに相手がそのままそこにいると攻撃に踏み切った。

 燕は十夜がこちらを確認できないその僅かな間に回避と攻撃が可能な位置取りをした。

 今回の決着を簡単に説明するのならば、燕の突き出した拳に、人の反応速度を超える速さで放たれる毘沙門天と同等の速度で十夜が突っ込んだ結果であった。

 

「どこか一瞬でもタイミングがずれていれば成功しなかった。特にあの目晦ましは早過ぎても遅すぎても意味をなさない」

 

 早過ぎれば攻撃を仕掛けるよりも体制を整えるべく一度退いただろう。遅すぎればその前に十夜の一撃を食らっていただろう。

 

「だからこそ燕も閃光を放つ瞬間まで目を閉じる事は出来なかった。いや、あの場面で目を閉じれば十夜に悟られていた」

「待て! そもそもどうやって松永は回避しようというのだ!? 今の話だと松永も目が見えていなかった事になるではないか!?」

「そもそも『毘沙門天』に対処するにあたって視界はあまり意味をなさない。何せ認識外の速度での攻撃だ。見えてようがなかろうが同じだよ」

「ならばなおさらどうやって!?」

 

 最初に『毘沙門天』の攻撃を実際に受けた事で技自体の情報を得られたが、同時に『発動した技を阻止する事』も『もう一度食らって回復する事』も出来ないと燕は理解していた。

 

 故に、燕に出来る事は、『十夜の攻撃が放たれる前に出来る事を全て終わらせておくこと』だけだった。

 

「燕も覚えていたんだ。十夜の最高の一撃、それがどういう一撃なのか、知識と記憶と身体で」

 

 視界の見えない状態。そんな時に何を基準にして狙いを定めるか。今までの経験だ。

 自らの経験から一番効果的だった攻撃を繰り出す者が多いだろう。それが重要な場面であればあるほどに、人はかつての成功体験を寄り辺にする。

 十夜の攻撃パターンを燕は情報収集によって把握していた。それは今までの戦いからも明白だろう。

 

 ならば、燕が十夜のいざという時に頼る攻撃のパターンも把握している事は自明である。

 

 それを燕は狙った……いや、縋ったというべきか。

 

「おそらく、燕としても博打に近かったんだろう。らしくない戦い方だ」

 

 確率が高いとはいえ、燕のこの予測が外れないという保証は何もなかった。

 想定と違う軌道で攻撃を仕掛けてくる可能性もあった。何かの拍子で軌道がずれる可能性もあった。

 はっきり言って確実性の乏しい策だったと言える。百代の評するように彼女らしくない戦法だった。

 逆を言えば、そうしなければ勝てないと判断したのだろう。

 

 そして、燕は勝ち取ったのだ。

 

 観客たちが歓声を上げ盛り上がる中、舞台の中央では目を覚ました十夜と目線を合わせるために屈んだ燕が言葉を交わしていた。

 

「あ……俺、負けたのか……」

「そうだよ。私の勝ち」

「悔しいなぁ……ゲホッ!」

「ああ、無理しないで! 」

 

 無理に上体を起こそうとする十夜に燕は駆け寄ってその身体を支える。

 意識が今にも落ちてしまいそうになるが、それでも十夜は燕に聞きたい事があった。

 

「燕先輩……俺とのやり取りは、打算だけじゃないって、言ってたよな……?」

「うん、そうだよ」

「打算だけじゃないなら……何で……」

「…………それはね、こういう事だよ」

 

 そう言うと燕は顔を十夜の顔に近付けていき……

 

 

 

 

 ────二人の唇が、重なった────

 

 

 

「……今のが、十夜クンの問いへの答えだよ」

「……………………え?」

 

 

「なっ……!?」

「や、やったっ!」

 

「納豆小町としてのイメージ的にはダメだけど、でも自分の気持ちを誤魔化してっていうのは私としてはもっとダメだから……だから正直に告白するね」

「え……? え? え? え?」

 

 そう言って立ち上がると座り込む十夜に向かって燕は堂々と大きな声で宣言した。

 

 

 

 

 

「────私、松永燕は! 川神十夜クンの事が! 好きです!」

 

 

 

 

 まさかの公開告白であった。

 

 会場はさらなる盛り上がりを見せる。囃し立てる者、現実を疑う者、発狂する者……と、会場はまさしくカオスな状態だった。

 

「答えは……また今度聞くね。まずはやらないといけないことがあるから」

 

 燕はそれだけ言って十夜の身体を寝かせると、いつの間にか武舞台へと降り立っていた百代へと向き合った。

 

「────ほう、私の弟に手を出すか。だが弟が欲しくばまずはこの姉を倒してからにしてもらおうか、燕……!!」

「元々そのつもりだよ、お義姉さん(…………)?」

 

 

 そして注目は唐突な嫁小姑問題へと発展しそうなエキシビジョンマッチへと移っていく。

 

 

「まさかこんな顛末になるとは……男冥利に付きるな十夜よ……十夜?」

「し、死んでる……!?」

「いや死んではおらんだろう……意識はないが」

 

 身体へのダメージに加え、あまりの出来事に頭がオーバーヒートした十夜の意識は再び暗闇へと落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 ……余談ではあるが、燕が十夜に対して公開口付けをした直後の事。

 

「え…………」

 

 二人の戦いを心配そうに見ていた清楚が手を添えていた柱に皹が入り、天真爛漫な小雪の顔から笑みが消えた。

 

 

 こうして、若獅子タッグマッチトーナメントは、エキシビジョンマッチを小姑が勝利したことによって幕を下ろしたのであった。

 

 

 

 ◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 とある一室にて、一人の男が一人の老婆に報告をしていた。

 

「────以上が、若獅子タッグマッチトーナメントの顛末でございます」

「成程ね。つまり、紋様の雇った松永の娘っ子やヒュームのお気に入りだっていう武神の弟でも、結局は川神百代には勝てなかったわけだ」

「そうですね」

「……嘆かわしいねぇ。やはり計画はこのまま予定を早めて進める事にするよ」

「では……!」

「武士道プラン、その本当の姿を世に知らしめる時は近いってことさ」

 

 それだけ言い残すと、老婆はその部屋から出ていった。

 残された男は、その言葉に体を震わせた。それは心の奥底から湧き上がる歓喜によるものだった。

 

 

「ついに……ついに私の願いが成就する!」

 

 

 男は一人、抑えきれぬように歓喜の声を上げた。

 川神で新たな戦いが始まろうとしていた。

 




とりあえず纏められたのはここまでなので、次回更新をお待ちください。
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