川神城の天守閣、のあった場所。『覇王』項羽と『神憑』十夜の戦いを見届けている者はそう多くない。
何せ最初の攻防によって川神城全体に影響が出たのだ。保護されていた川神市民や、川神城の守りについていたマープル陣営、城攻めに来た紋白陣営など関係なくそれらの多くが城内からの避難を余儀なくされていた。
マープル側のクラウディオが糸によって城全体に響いた衝撃を食い止めこれ以上被害が出ないようにすることに注力した事で被害は最小限にはなっているものの、その震源地にまで辿り着ける者はそういない。
それでもこの戦いを見守る者はいた。
一人は今回の首謀者であるマープル。この一戦が今の若者が未来を託すに値するのかを決める戦いである以上見守る必要があると考え、破壊された天守へと居座り続けている。
そしてここにもう一人、この戦いを見つめている者がいた。
「認められない……認められるものか……!」
その者は桐山鯉。従者部隊にしてマープル側に着いた一人である。
この戦いによって見極めるつもりのマープルとは違い、彼はこの戦いを見て危機感を抱いていた。
最強の覇王が負ける。それはつまり、真の武士道プランが潰えるということ。
そしてそれは彼が願いすらも儚く消え去る事を意味する。
だがその覇王が今、満身創痍の状態に追い込まれていた。
「それだけは、あってはならない……!!」
幸い、その相手も満身創痍の状態だ。今ならば討ち取る事もできるだろう。そして横槍の事実を闇に葬ってただ覇王の勝利として喧伝すればいい。
たとえそれが卑怯と言われようとも、知ったことではない。私にはどうしても、叶えたい願いが、取り戻したいモノがあるのだ……!!
「そのためならば、私は────悪魔にもなろう!」
決意とともに桐山は十夜へと攻撃を加えようと飛び出そうとした瞬間、
「────トーヤの邪魔はさせないよ!」
桐山の横槍を防いだのは、この戦いを見届けていた最後の一人、榊原小雪。
人質として城内に紛れ、騒動が起きると人質を煽動して脱出させ、その後震源地である天守閣へと向かい、たどり着いていた。
「貴女は、確か榊原小雪……何故ここで貴女が私の邪魔をする……!?」
「言ったよ。僕はトーヤの邪魔をさせないって」
「ふむ、女性には優しくしなさいと、私の母から教わりました。ですが、私の邪魔をするのなら容赦はしません」
小雪は普段の振る舞いからは想像し難いがその足技だけなら壁越えクラスと称された事もある程の実力者である。並の相手であれば彼女の相手は厳しいだろう。
しかし桐山は小雪と同様にその足技だけなら壁越えクラスの達人であり、さらに言えば従者部隊として豊富な実戦経験を積んできている猛者である。
そんな相手をこの場に留めておく事が、いかに困難な事か、想像に難くないだろう。
さらに言えば、桐山をこれ以上進ませてしまうことも防がなくてはいけない。
もしも進ませてしまえば、この戦闘が項羽や十夜の目に触れる事になる。
そうなれば、間違いなく十夜は小雪を助けるために桐山へと攻撃を仕掛けるだろう。
それではダメなのだ。
それでは、十夜の戦いを邪魔する事になる。それは小雪の望む事ではない。
十夜の元へ向かおうとする格上の桐山をこの場で留め続ける。困難極まりないことであった。
「大義もなく、主張もなく、夢もなく、貴女は私の邪魔をするというのか!? それが如何に傲慢だという事か理解しているのか!?」
「それでも……行かせ、ないッ……!」
それでも小雪はそれを成していた。
蹴り合いで押し負け、傷を負い、倒れても、それでもまた桐山の前に立ちふさがりその場から先に進ませなかった。
「いい加減しつこい……! 私は母を取り戻すのだ……! その機会を、奪わせはしない!!」
「母…………君も、お母さんが大好きなんだね」
「そうだ! 私が母を愛しているのと同じく、母も私を愛していた! だがそれでも死という壁が私たちを別った! 私はその時、全てを失ったのだ! 貴女に分かりますか!? 愛していた母に愛されず、あのような結末へと至った貴女に! 突如として全てを失った私の悲嘆が!!」
桐山は葵紋病院の浄化の際に小雪の過去を知る機会があった。彼女がかつてどのような扱いを受けてきたのか、そしてその結末がどのようなものだったのか。
それを知った当時の桐山は、たとえ歪な関係であろうと、たとえ報われぬ結末であったとしても、母を大切に想うその心は素晴らしいと内心評していた。それと同時にそんな彼女の境遇に対して憐憫と優越感を抱いていた。
「だがマープルは素晴らしい技術を編み出した。死すらも超える、蘇りの術を……!」
「蘇り……? もしかして、クローン?」
普段であれば眉唾と切り捨てていたであろうその言葉も、今回の事の発端である武士道プラン、その根幹であるクローン技術の事を指しているのだと今の状況から推測するのは難しくなかった。
「そう! 真の武士道プランが成就した暁には、私は母を蘇らせてもらうようマープルと契約をしたのだ!」
「たとえクローンで蘇らせたとしても、それは君のお母さんじゃない……!」
「いいや、私の母の遺伝子から生み出されるのだ。それは間違いなく私の母だ。私の母となるのだ……!」
桐山の母への想いは深すぎたのだろう。故に母を喪った時にその想い故に深く絶望し、その想いは狂気へと変じていった。
桐山は止まらない。最愛の母を取り戻すまでは止められないし、止まれない。
「だったら、なおさらダメだよ」
それでも、小雪は言わずにはいられない。同じく愛する母を喪い、そして今を生きる彼女だからこそ、これだけは言わなければならないと、そう思ったのだ。
「────
「────────貴様が! 私の母を! 語るなぁぁぁッ!!」
その小雪の言葉が逆鱗に触れたのか、桐山は最低限保っていた言葉遣いすらもかなぐり捨てて小雪へと怒りとともに攻撃を仕掛けてきた。
「だから、止めるよ────!」
そんな激昂し苛烈ながらも単調となった桐山の攻撃を潜り抜け、小雪は冷静に狙い澄ました一撃をその顎部へと叩き込んだ。
「ガッ!? ま……まだ、だ……ッ!!」
「もういっちょっ!!」
顎への攻撃で脳を揺らされた桐山はそれでも気合で踏みとどまろうとするが、それを見越した小雪の一撃が再び叩き込まれ、桐山の意識と相反して今度こそ身体が膝をついた。
本来であれば一人では覆す事のできなかった実力と経験の差を、一人の少女は覆した。
一人の少年への想い、今は亡き母への想い、その想いは一言で表すのならば……
(これが、『愛』の力とでも……!? 認められる、ものか……! 母への愛ならば、私の方、が……ッ!!)
認められない事実に反発しようとするも、桐山の意識は落ちていった。
◆◆◆◆◆◆
「なん……だとォ……!? ガハッ! ゲホッ!」
予想外の一撃に困惑を隠せない項羽。相当のダメージを受け、身体が震える。倒れそうになる身体を己の意地と覇王としての矜持だけを支えに立ち続けるが、しかしそれを維持するだけで精一杯であった。
「ゲホッ……数撃つよりも……一撃に賭けてみたんだが……まだ倒れないか……なら!」
十夜は傷だらけになりながら、口から血を吐き出しながら、しかし尚も倒れる事無く項羽を見据え、しっかりとした足取りで向かって歩んでいく。
その姿を見て、項羽の思考に今まで感じた事のない程の戦慄が走った。
(な、何故だ!? この俺の力で、壊せぬものなどないはずだ!! なのに……何故コイツはこれほどの攻撃を放てた!? 何故コイツは倒れない!? 何故、まだ俺に向かってこれる……!?)
項羽の攻撃は間違いなく命中していた。項羽自身その手に確かな手応えを感じていた。故に勝利を確信したのだ。
しかし、確信していたが故に動揺は抑えきれなかった。
自身の絶対的な力を前にして、そしてその力を食らってもなお向かって来られたものは今まで誰一人としていなかった。
武の総本山、川神院を攻め落とした時ですら、師範代の一人はおろか、総代である鉄心ですら項羽の一撃を食らい、負け惜しみのような台詞を吐きながら沈んでいったのだ。
事実として、十夜にダメージがないわけではない。攻撃を食らって口から血を吐いたのを見る限り、軽いダメージではないはずだ。
しかし、それでも十夜は向かってくる。
怯む事無く、後に引くことなく、ただ前へと進み、拳を握りしめて。
その目には、諦めない熱い意志が宿っていた。
それを見た時、項羽は己の胸によくわからない感情が湧き上がってきているのを自覚した。
解らないモノに対する怖れを
理解したいという好奇心を
近付きたくないという拒絶を
それ以上に近づきたいという欲求を
それらを言葉にするならば、『畏怖』という言葉が適している事を。
「畏怖、した……? この俺が……この覇王が……?」
畏怖とは、敬意と恐怖の対象に抱く物のはずである。決して武を以って世界の王となる者が、一介の人間に対して抱く感情ではないはずだ。
「……有り得ん!! この西楚の覇王が! 項羽である俺が! 一人の男に畏怖するなど!!」
「西楚の覇王? 項羽? だから世界に覇を唱える? スケールが小さいぜ」
自身の中で湧き出た感情を自ら否定する項羽の言葉に、十夜は鼻で笑った。
「何だとっ……!?」
「そもそも誰だよ項羽って!? 知らねぇよそんな奴!」
「えっ」
十夜の発言に項羽は思わず素で驚いてしまうが、そんなことなど気付かずに十夜は言葉を紡ぎ続ける。
「俺の知っている清楚先輩は、端的にいえば、清楚で可愛くて文学少女で頭もよくて意外と力も強くて、でも意外と知らないことも多くて好奇心も旺盛で、誰かのために役に立とうって頑張れる人で、今は覇王だ世界征服だ何だって言って湧き出る力を持て余して暴れる、なんて意外な一面も持ってた、そんな女の子だ!」
「な、何が言いたいんだお前は!?」
「要は! ……えーっと……そうだな……」
「纏まってないのか!?」
「頭に浮かんだ事をそのまま言ってただけだから……えーっと……どういえばいいか……」
話し上手というわけではない十夜は普段あまり使わない頭を働かせて自分の言いたいことをできる限り纏めていく。その過程で少し冷静にもなった。
「例えば俺の話だけど、俺の強さはもちろん両親や爺ちゃんとか、川神の血から受け継いだっていうのはあるけど、でもここまで磨き上げてきたのは他ならない俺だ。だからこそこの力は俺が手に入れたモノだって胸を張って言える」
川神院の子として生まれた事が起因しているのは間違いないが、しかしそこから十夜が武を磨き続けてきたのは彼自身の選択だ。もしかしたら武を捨てた
「清楚先輩、先輩が世界を支配したいと思うのは何ですか?」
「当然、この俺が項羽だからだ……!」
「それが間違ってるっつーんですよ」
だが今の項羽はそれとは違うと十夜は言う。
「当時の項羽がどんな人間だったのかとか俺は知らないし興味もない。けどその項羽が国を作って他を支配しようとしたのには項羽自身がその時の環境とか能力とか色んな要素が絡まってそう思ったんだと思う。決して項羽っていう個人の遺伝子自体に支配欲求があったわけじゃない」
当時の英雄だった項羽はそうだったのだろう。しかし遺伝子は同じでも環境や性別と何から何まで違う状況で育ってきた清楚に、かつての項羽と全く同じ感情が芽生えるはずがない。
「別に努力すれば夢は叶うなんて言うつもりはねぇし、夢を追うのに才能の差はでかいと思う。それは変えようのない事実だ。だけどさ。クローン元がそうだったからって、やってもつまんねー事とかやりたくもない事とか、人に勝手に決められた事やって、それで何になるんすか」
「俺は、やりたくない事などしていない! 俺が望み、欲したのだ!」
「でも今の清楚先輩はただマープルの思惑に乗っかって、ただ受け継いだ力を振るって暴れてるだけじゃないすか。そんなんじゃ、たとえ革命が成功したって清楚先輩が手に入れるものは何もないですよ?」
「そんな事はない! 俺は、俺は……!」
十夜の言葉を否定する項羽だが、彼女が世界を支配したいと思う理由に『自身が項羽だから』以上の理由が口から出てこない。自身は何がきっかけで世界を支配したいと思ったのだろうか、項羽はわからなくなってきていた。
「……ああ、そうか。俺はただ、清楚先輩がその項羽っていう昔の英雄と同一人物だって思われるのが嫌なんだ。だって清楚先輩は『西楚の覇王』だなんてたった一言で言い表せる程度の人間じゃないんだから」
「十夜………………それはそれとして項羽を知らないってことは虞の事も……」
「────ふん、思ってたよりは口が回るじゃないか。纏まってはいないからその分は減点だけどね」
「マープル……何をしに出てきた」
「そこのボーイがこのあたしに文句を言いに来たって言っていたからね。聞いてやろうと思ってきたんだよ」
「あー……そうだな…………俺は、そもそも武士道プランの時点で気に入らなかったんだよ」
マープルに促され、十夜は思っていた事を口にし始めた。
「先人に倣うの究極系みたいな話だったけどさ。清楚先輩も義経先輩たちも別に俺達とそう変わらないのに先人扱いっておかしいじゃねぇか」
「おかしくはないさ。項羽達はアンタたちとは違う英雄のクローンだ。十分先人足りえるよ」
「そういう事じゃない。たとえ偉人や英雄のクローンだとしても今を生きる一人なわけで、俺達と同じくらいの年齢で、なのに時代を導くなんて重責を問答無用で押し付けられてさ。しかも理由が英雄のクローンだからってだけでっておかしいだろ」
「そのために彼女らは生まれたんだ」
「それを決めるのはアンタじゃない」
クローンは人を導くために生まれたのだというマープルに対し、十夜は生き方を決めるのは本人であるべきだと反論する。生み出されたとしても、彼女たちは道具ではなく人なのだ。どう生きるかまで縛られるべきではないと、十夜はマープルに主張する。
「そもそもだ。本来、俺達にとっての倣うべき先人ってのは、アンタたちだったはずだろ。なのに自分たちはできるからって若者放っていったのもアンタたちだし、若者が倣いたいって思える生き方を見せられなかったのはアンタたちだ。それで勝手に失望してるのもアンタたちだ」
「ふん、不甲斐ない自分たちを棚に上げて言うことかい」
「棚に上げてんのはそっちじゃねぇか。そうやって自分たちの事を棚に上げて、今の若者はダメだなんて言って、その今の若者に全部押し付けて……それこそダメだろ」
最近の若者が不甲斐ないというマープルと、不甲斐なくしたのは先人が原因だという十夜の意見は、互いに自らの事を棚に上げているようにも思えるが、しかしどちらも間違ってはいないのだろう。
文句の言い合いであるがゆえに話は平行線を辿る。もともと議論をする目的ではないので仕方ない事ではある。
「いや…………違うな。俺が一番言いたかった、ことは……そういう事じゃなくて……」
と、ここで十夜が自分の一番の主張がズレてきていると、改めて疲れ切った頭を回転させて言葉を纏めていく。
「誰かのクローンだからとか、そういうんじゃなくて……もっと、ちゃんと……個人として……本人を、見てやれって……事……」
それだけ言った辺りで、十夜は意識が途切れたように倒れ伏した。
「十夜!?」
「安心しな。ボロボロの状態で普段使わない頭を使いすぎて意識が持たなかっただけさ……いやアンタとの戦闘でのダメージがひどいから安心はできないか」
項羽がそうであったように十夜もまた気合で身体を動かしているような状態であった。
それをマープルは会話によって普段彼が使い慣れていない頭を使わせる事で、身体の緊張状態をほぐしつつエネルギーを使わせる事でダウンさせたのであった。
「それにしても……仮にも惚れた男をこうまでするかねぇ」
「う、うるさいっ! そ、そんなことより早く十夜に手当を────」
「────到着っと! ……っとこれは、ジャストタイミングって感じかな?」
「ふん、増援の到着って所かい」
「松永、燕……!」
ここで新たに天守閣に現れたのは松永燕であった。燕は到着と同時に状況を把握────その過程で倒れた十夜の姿を見て目を細めた────した後、満身創痍ではあるがまだ立っている項羽へと視線を向けた。
「さて、私の相手はできるのかな?」
「どうだろうね。項羽、アンタはまだやれるかい? あたしゃ、アンタの判断に従うよ」
「俺、は……」
マープルに問われ、項羽は倒れた十夜の姿を見つめる。
やれるかやれないかであれば、まだやれる。立っているのもしんどいが、相手は十夜を搔っ攫おうとした女だ。やり合うのは望むところではある。
だがそれ以上に、この短い時間に自身の価値観を揺るがされる事が多くあった。
自身の力を以ってしても壊せない者。自身の根底を揺るがされた言葉。そして自身を尊重し思い遣ってくれたその心。
それらが自身にどう影響を与えたのか、それはまだわからない。わからないが……確かにそれらの出来事は彼女の心に波紋というには大きすぎる影響を与えた事は間違いない。
そこまで思い至った所で項羽はマープルの問いかけに答えを返した。
「俺の、負けだ……」
「……そうかい。ならあたしの負けでもあるね」
「よし! じゃあ戦いを終わらせるために勝鬨をあげないとね! 敵総大将、討ち取ったり~!」
「待てぇ! お前には討ち取られていない!!」
────こうして、川神の地を壮大に巻き込んだ造反劇は幕を下ろすこととなった。
原作との明確な相違点
・マープル:原作では最後まで抵抗した上でキャップに美味しい所を持っていかれる形で捕まっていたが、項羽の敗北宣言にあっさりと追従した。
決着がついた時項羽が川神城にいなかった原作と違い、今回は目の前で項羽と十夜の戦いを見届けていたからという事も関係あるかもしれない。
マープル自身、偉人のクローンに世界を導いてもらうという目的はありながらも、クローンたちに親心を抱いていないわけではなかったと思うので、十夜の最後の言葉に思うところもあり最後の決断を項羽に任せた。
・項羽:自ら負けを認めた。認めた理由としては様々で、負ける相手が惚れた男だった・万が一でも燕に負けたくなかった・惚れた相手が自分の事を気遣ってくれていた・惚れた男が項羽と虞美人の事を知らなかった、などなど。
要するに、惚れた相手が悪かった。
・松永燕:大村を撃破したり十夜が倒れたタイミングで川神城に到着して項羽とマープルに対して圧を掛けたり、描写は少ないが物凄い活躍をしまくっていた人。惚れた相手が倒れていたので思うところはあるもののやるべき事を優先した。なお後日、これで紋白の依頼の『項羽打倒』が達成になるかどうか、項羽ともめる事になるのだが、それは別の話。
・榊原小雪:原作では京と一緒に林冲の相手をしていたが、今作では格上の桐山を撃破する大金星。十夜の勝負を陰で支える形となった。勝因は作中でもあるように、『愛』。
・桐山鯉:原作だと誰と戦っていたか覚えていないが、マープルのビンタで彼女に母を見出していたが、今作では小雪にノックダウンされてそんなことはなくなった。あそこまで冷静さを失って激昂したのは、同じく愛する母を喪いながらも内心見下していた小雪に母の事をわかったような口を利かれたから。十夜とかに言われても多分聞き流せた。
・林冲:そういえばコイツ原作だと川神城でマープルの護衛とかでいた気がする! と、あとがきを書いてて思い出す。多分楊志の代わりに部隊率いていたと思われる。