バーボン達を案内し終えた後に、ジンの下に飛ばしていたヒバードが、開けていた窓から新たに いぶし銀色の筒を脚に付けて戻ってきた。
僕は指に留まらせたヒバードの脚から筒を外し中に入っている細長い紙を取り出した。
「それは?」
「 片割れからの情報だよ。君の事について調べてもらったんだ 」
そう言い 、僕はその紙に
「 ……ふぅん。
これによると、諸伏景光。君は、君の上司に売られたようだね 」
「はあ!?」
今回 僕が、
ヒバードによって僕の下へと届いた紙には、その理由が印されてあった。
ジンが経験した前回のことは知らないけど、この世界では、諸伏は
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売った人間は公安部の、諸伏の上司らしい。
この世界のスコッチは 上司に恵まれなかったようだね。
「 へぇ、…君を売った上司は既に組織に殺されたようだよ。だけどまだ その上司と同じ思考の人間が のさばっているらしい。
君がこのまま古巣に戻った時、その彼らから君が生きていたという情報が組織に流れたとしたら、スコッチの死亡偽装をしたバーボンとライは確実に殺されるだろうね 」
「まっ…待てよ! それはっ」
顔を青褪めさせた諸伏が叫ぶ。
赤井とバーボンは僕の言っている事が真実か、訝しげにしながらも、もし、その事が本当だったらと、思考を加速させている。
「 僕は片割れに嘘はつかないし、片割れも僕に嘘はつかない。
これは事実だ。この情報も本当の事だよ 」
諸伏は絶句している。
彼は数年間、僕と共に行動していた事もあり、僕が本当に隠そうとしている裏側以外は、口に出さなくても6割方察せるようになっていた為に、僕の言葉が信じられない、信じたくないのだろう。
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諸伏を公安に帰さず、なおかつ殆どの者に生きている事を知らせないままにする事に決定した。
そして、組織が壊滅する、または 組織を壊滅させる作戦実行間際まで、諸伏を僕が預かるようにと、おど……話し合った。
その際 赤井がFBIにて証人保護プログラムを諸伏に受けさせようなどと言い出してきたが、バーボンがキャンキャン吠え それを却下した。
僕も車に轢かれるような
宮野家好きなジンがライに厳しく当たってるのも それのせいだ。
バーボンも うだうだ言ってきたが、
「 自分の巣の掃除もなってないのに何を言ってるの?
そんな事は、まず巣を片付けてから言いなよ 」と、言い返しておいた。
そんな会話をしていたけど、最終的には諸伏に選ばせた。僕は、僕が気に入ったモノには寛大なんだ。
自分のこれからを 誰かが選んだ道筋通りに動くなんて、僕達には我慢ならないからね。
諸伏景光は死んだと、彼らの古巣には報告を出させる。知る人間が多いと、それだけ危険度も増すためだ。
赤井にもFBIには報告しないように きょうかつ……言い含める。
しばらく諸伏はこのマンションに軟禁されてもらうことになるから、その間に軽い変装を覚えてもらおうと考えてる。
僕に は幻術があるから物理的な変装を行うことは殆どないけど、技術だけは教えてもらっているからね。それを諸伏に教えよう。
いや……彼をここに呼ぶのもいいかな。これから僕は忙しくなるだろうからね。
彼の新しい名前は「
「
【2】次の小説。BLEACHでの主人公(雲雀成り)の斬魄刀の名前アンケート。解号は「灯(とも)せ」。始解は二本一対のトンファーになる。
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紫炎雲 しえんぐも 今1
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紫炎(焔) むらさきほむら 1
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紫雲 むらくも(凍雲あり)4
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