なんだこの世界……まるで意味がわからんぞ   作:すつぬ

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最近の出来事

10月学校サボりまくってたから「まじやべぇー、行かなきゃー」と思い、11月になって初めて行って、速攻で課題が半分終わった事。


ちなみに事実ですwってどうでもいいなw


俺の頭の中に住んでるおっさんがロリコンだと確信してしまった

曙に秘書を任してからもう1週間はたった。ぶっちゃけ期間が来ればすぐに辞めると思っていたのだが、最後の秘書活動の際に、曙に言われた言葉

 

曙「ねぇ、クソ提督」

 

「ホイホイっと。どしたー?」

 

書類のカキカキをすませて、今は曙がいれてくれたお茶を飲んでいる。最初の頃はアッツアツのお茶を入れてきて、熱に耐えれなくなったコップが割れたっけなwいやー懐かしい。いやまぁー1週間前だけど

 

曙「今日で1週間……私もあんたみたいなクソ提督の傍に居れるのは今日で最後……」

 

「ん。そうだね。曙はよくやってくれたと思うよ。最初の2日はあれだったけどw」

 

曙「なっ!?お、思い出させんじゃないわよ!クソ提督!」

 

「へいへいw悪かったよw」

 

慣れない仕事をさせてる訳だから、そりゃもちろんミスだっていっぱい起きる。でも、曙は元々プライドが高い子らしく、そのミスを挽回しようとして、ミスして、それの繰り返し。俺が笑って許してはいたが、いつもくっついてる鈴谷はカンカンしてたなw

 

「本当に、お疲れ様。こうして曙と一緒の時間過ごしてよくわかったことがあるよ。曙はすごく真面目で、思いやりがいい子だってねw」

 

曙「はぁ!?///わ、私はそんなこと」

 

「いいやw沢山してくれたさ。些細なことでも、何でもいい。曙のいい所をいっぱい知れたからね。本当に、この1週間お疲れ様」ニコ

 

曙「っっ……そ…その事…なんだけど……///」

 

「?何かまだあるのか?」

 

曙「そ…その……し!……仕方がなく!本当にどうしようも無いクソ提督だから!私がこれからも秘書艦になってあげてもいいのよ!?」

 

『ほう。これが俗に言うツンデレというやつじゃな?』

 

(ツンが強すぎる気もするがな)

 

『だかよいではないか!わしはこういうのはタイプじゃぞ?』

 

(ロリコンガングロジジィ)

 

『変なあだ名をつけるでない!』

 

っても確かにこいつはツンデレだな。自分は自覚してないっぽいが、言動や行動がまるっきりそれだ。それに、正論を重ねまくると素直になるのは、曙特有だろう。ここ一週間で曙の事はよく理解したつもりだ。今回も同じように虐めてみようw

 

「…………曙」

 

曙「!?な、何このクソ提督!」

 

「素直になったらどうだ?」

 

曙「っ!?べ!別に私は本当の事を!」

 

「嘘だなw素直になれよw離れるのが寂しいんです、これからもそばにいさせて下さいってなw」

 

曙「っ!?///だ!誰がそんな事!」

 

「本当にいいのかなー?w今だけだよー?w」

 

曙「っっ……だ!だれ……が……っ!」

 

「……曙?」ニコ

 

曙「っっ!?//////」

 

「素直になって……いいんだよ?」ニコ

 

大抵こう言えば素直になる。ってツンデレ評論家が言ってた。いや誰やねん

 

曙「………さい……」

 

「へ?なんて?」

 

曙「……私を…提督の傍に…いさせて下さい……///」

 

「理由は?」

 

曙「もっと……もっと提督の事…知りたい…一緒にいたい……だから……」

 

「素直でよろしいw」ナデナデ

 

曙「っっ……//////」

 

「でも、秘書艦は無理だな。やかましい奴がいるからw」

 

鈴谷とか鈴谷とか鈴谷とかね。ただでさえこの一週間曙ばっか構ってたせいか機嫌が悪いというのに

 

曙「そ!それじゃ私は……」

 

「そんなしょぼくれるなってw何も俺との交流は秘書艦だけとは限らないだろ?」ナデナデ

 

曙「っ……じゃー……」

 

「いつでも遊びに来いよw待ってるぜw」

 

曙「!!///」

 

「仕事だけが関わりじゃない。プライベートであったり、暇つぶし相手になったり…きっかけは沢山ある。だから暇つぶしここに来ればいいさw」

 

曙「で…でも……仕事の邪魔に…」

 

「何言ってんだw提督の仕事は何も書類整理だけじゃねぇーよ。こうして、曙や他の艦とのコミュニケーションも立派な提督の仕事なんだwだから遠慮せずに遊びに来なwそん時は人生ゲームでもトランプでも付き合ってやるよw」ナデナデ

 

曙「っ……うんっ♪……分かった……♪……って!頭撫でんじゃないわよ!クソ提督!!」パシン

 

「あいてw…ほら、もう勤務時間は終了だw帰った帰ったーw」

 

曙「っ!何よこのクソ提督!もう知らない!」バンッ

 

「……ドアぶっ壊れてない?大丈夫?」

 

なんかすっごい勢いで閉めて言ったな。バンというかバキって音聞こえたんだけど。え?大丈夫?俺の扉

 

『少なくとも骨組みの何個かは大破したじゃろうな』

 

(なんで艦これ風に言うんだよ…てか毎日書類書いてるけどこれもう提出期限過ぎてるけど書いてる意味あるのか?)

 

『意味あるじゃろ。書いてる内容はほとんど前任の戦い記録じゃ。自然と戦術ややり方は覚えてくるじゃろ?』

 

(駆逐艦を囮と使った戦艦での一斉射撃。駆逐艦に人権がない戦法を学びたいとは思わないけどな)

 

『……すまん。もっと考えて発言すれば良かったな』

 

(いいよ。そのお陰で駆逐艦の運用法は沢山出たし)

 

『ほへ?そうなのかえ?』

 

(あぁ。まずは遠征。これは機動力が高い駆逐艦が最善だ。それに軽巡洋艦や重巡洋艦を1人か2人パーティーに入れれば、その1人がお姉さん的な役割になってくれるし、何しろ心強くなる。それに火力も引けを取らなくなるからな。万が一敵会しても、ある程度持ってる資材を捨てれば戦闘には遅れを取らない。それぐらいここの鎮守府は強い)

 

『………よく、そこまでの情報量を資料だけで取れたな』

 

(やると決めたらとことんやる。それが俺だからな。)

 

『そうじゃったなw』

 

ガチャ

 

「『ん…?』」

 

扉が空いたと思ったら、ドアの半分から少し赤い顔を出して来た曙

 

曙「……また、明日ね……おやすみなさい…///」パタン

 

そうして次は優しくドアを閉めた曙

 

「……なぁーじいさん。ひとつ言っていいか?」

 

『……なんじゃ?』

 

「艦娘って生き物はなんでああも全員純粋で可愛いんだ?」

 

『ワシにもわからん…思わず頬がゆるんでしもうた』

 

「キモイ」

 

『キモイ言うな』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んー……んんー……」カキカキ

 

鈴谷「さっきからうるさーい……何ずっと唸ってるのよ…」カキカキ

 

「なぁー鈴谷さんや。毎日毎日カキカキしてる俺が言うのも何だけどさ………くっそ暇!!」カキカキ

 

毎日毎日提出期限が切れた(ゴミ)を整理する日々!飽きた!飽きたァァっっ!!

 

鈴谷「………」ジトォォ

 

「なんだその顔わァァっっ!!まるで俺がダダをこねるガキみたいじゃねぇぇかよぉぉっ!」

 

『事実今のお前はまるで駄々をこねるガキやぞ』

 

(うっせぇぇわ!まじひまなんだよあぁんっ!?)

 

鈴谷「………あのさ、前から思ってることなんだけどさ」

 

「おうなんだ言ってみてくれ」

 

鈴谷「提出期限切れてるんだからわざわざ書いて整理する必要ないんじゃない?」

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

「そうじゃんっっ!!」

 

『お主馬鹿じゃろ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやー悪いな2人とも。手伝わせちまって。せっかくのオフなのに」

 

天龍「良いって!オレはあんたに返せねぇー恩があんだ!こういう時、いや、何時でもオレを頼ってくれよな!」

 

「ありがとうな天龍。響もわりぃーな?稽古の練習邪魔しちまって」

 

響「ハラショー。問題ないよ」

 

「ハラ……え?」

 

『ハラショー ロシア語の形容詞ハローシイ(хороший 、「良い、偉大な、仲の良い、可愛らしい、素敵な、(時に皮肉をこめて)結構な」)の中性形呼格。形容詞の中性形は副詞にもなる為、幅広く賞賛を表す感嘆語として用いられる。なお、口語では「了解」「分かった」くらいの意味にも使う。要は相槌じゃね? 』

 

(相槌は分かったが、どこのサイトから持ってきたそれ)

 

『偉大なWikipedia大先生』

 

(偉大だな、Wikipedia)

 

Wikipedia先生に敬意を表してる現在、鈴谷に言われた衝撃な新事実

 

『(ペラペラ)ね。紙だけに』

 

(黙れ)

 

新事実に驚愕して腰抜かして頭をブリッジしながら打ち付けたあと

 

『正確には腰抜けて椅子に座っただけどね』

 

(そこら辺は面白くするのがギャグフィッシュの俺やねん)

 

『お前釣りしたことないだろ』

 

(吊りはしたことあるけどね)

 

『(へへへへへw)』

 

(やかましいわ)

 

『乗ってやったのに………』

 

 

 

まぁ、書類を持って外に出ている時、たまたま散歩してた天龍に話しかけられて、そんときに

 

「焼却炉ってどこだ?」

 

天龍「焼っ!?……あー、それ燃やしに行くのか?」

 

「そーそー。ついでに暇なヤツいたら誘っといてくんね?」

 

天龍「なら響だな。あいつ悔しくてあれからずっと素振りやら、自主練やら折り込んでるしな。日々時雨の研鑽し合ってるぜ?」

 

「どおりでここの『一応』提督やってるの俺が重症で目を覚まさなかった時も駆けつけなかったわけか」

 

天龍「一応を強調すんじゃねぇーよw…んでも、あの後の響は可愛かったろ?w」

 

「そりゃーもちろん。天使だと思ったね」

 

天龍「あははwそれじゃー私も手伝うかね。響も誘っとくから早く終わるぜ!」

 

「あー頼んだ!」

 

 

と、2人に協力してもらって紙を燃やしてたのさ!あ、ちなみにその時にちょー気まぐれ妖精さん(自称)が数名俺の所に来て

 

{これ、全部使わない?}

 

「うん。使わないよ。何かに使うのか?」

 

{こんだけのゴミがあったら……そうだね………2万ぐらいかなぁ……}

 

「?何の話だ?」

 

{私達って特殊な妖精さんでね?普通の妖精が出来ないことを私達なら出来るの。まぁー私達よりも凄い妖精さんがここには何十人もいるから私たちが霞んじゃってるんだけど………}

 

「まず妖精さんの基準値がわからねぇーからな……んでも、そんな特殊な妖精さんがこのゴミを何に変えるんだい?」

 

{資材だね。鉄や弾薬は無理だけど、燃料とボーキになら…これだけの数だと2万ずつ増やせるよ。明日には倉庫に運べるかな}

 

「お願いできるかな?出来ればいいんだけどね」

 

{任せて!提督さんの力になりたいからさ!}

 

「俺はもう十分君たちに助けられてるけどねw……うん分かった!それじゃー君達にその命令をしようかな!報酬は金平糖1袋!しかも業務用だ!」

 

{ラジャー!}

{頑張りますっ!}

{運べ運べー!}

{それじゃ、出来たら紙に書いて机に置いとくね。}

「おう。……ありがとね」

 

{ふふっ。大丈夫だよ♪}ニコ

 

そういって、大量のゴミを妖精さんは持っていった。

 

天龍「な、なぁ提督…もしかして妖精の言葉が分かんのか……?」

 

「ん?普通に喋ってんだから分かるだろ。」

 

響「………普通の人は、妖精さんの声は聞こえない。私達だって聞こえる人は少ないよ。唯一会話できるのは空母や軽空母とかだよ?」

 

「んー……でも俺は普通に聞こえるしな……」

 

天龍「ち、ちなみになんて言ってたんだ?」

 

「んあ?あぁ、あのゴミは私達で資材に変えちゃうけど問題ない?って聞かれたから、資材にしちゃっていいよって」

 

天龍「資材に!?あんなゴミがか!?」

 

「何でも特殊な妖精さんなんだと。彼女らが稀と自分から言ってたのに、ここにはそんな稀な妖精さんがわんさかいるんだと」

 

天龍「は……はは…信じられねぇ……つい1か月前までは無能にこき使われて、妖精の存在をおとぎ話としか思ってなかったのに…それも特殊個体……1つの鎮守府に1人いたら戦力が倍なようなもんな存在がここの鎮守府に何十人も………はは………」ドヨ-ン

 

「なぁなぁ響。あれは大丈夫な人なのか?」

 

響「正直大丈夫じゃないね。私も正直驚いてるから」

 

「そか?にしては顔色ひとつ変えてねぇーけど」

 

響「私は表に感情が出にくいのよ」

 

「ふーん」ガシ

 

響「な…なに……?」

 

俺は響の肩に手を置いて、目線を合わせてジッと見つめる。

 

「………」ジ-ッ

 

響「あ、あの……提督?な、何してるの?」

 

「響を見つめてる。」ジ-ッ

 

響「そ、それは見てわかるよ。な、何故に私を見てるのかって」

 

「響、綺麗だぞ」

 

響「はひっ!?//////」カァァッ

 

「なんだ。ちゃんと感情柔らかいじゃねぇーか」

 

響「そ、そんな事のために!?////」

 

「そんな事のために響を見つめてたwいやーいいもの見れたwあばよーw……あべしっ!!」

 

なんか頭にとんでもねぇーの飛んできた気がするんだけど

 

「てぇ!なにしやがんだ!」

 

響「提督のせいだから!///このバカバカァ!///」

 

「んだと馬鹿だと!?その通りじゃないか」キリ

 

響「本当にブレないね提督は……」

 

「ブレたら負けだと思ってる」キリ

 

天龍「………………あっ!なぁなぁ!提督!食堂行こうぜ!」

 

響&俺「あ、復活した」

 

天龍「あん?何の話だ?ってんな事より食堂行こうぜ!食堂!さぁー行くぞー!」

 

っと歩いていった。

 

「これ俺Uターンして提督室に帰ったらどうなるかな」スタスタ

 

響「恐らく顔真っ赤にして飛び蹴りしに行くと思うよ」スタスタ

 

「うわおう…天龍が真っ赤になった顔を見たいが飛び蹴り飛んでくるならやめた方がいいな。んじゃ行くか」

 

響「相変わらずむっつりだね提督は……」

 

そう言いながらも俺の斜め後ろをちょこちょこと着いてくる響に少しほっこりしながら食堂に向かった




ほう。久しぶりの投稿な気がする。んじゃー次回もこれくらいのペースでよろしくぅぅっ!

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