2025/9/7 修正
柱のみんなに聞いてみた
Q.一番強いと思う柱は?
二天柱が5票 岩柱が5票 よって引き分け
Q.怒らせたら一番怖い柱は?
二天柱が8票 岩柱が1票 無投票1票
「うぇっ…名前の通り蜘蛛山じゃん……」
戌の刻(大体午後8時くらい)になってようやくたどり着いたのだが…蜘蛛が多い。多い多い!
右を向けば蜘蛛、左を向けば蜘蛛、上を向けば蜘蛛、下を向けば蜘蛛!
まさに蜘蛛の楽園ですこと!
よーし山火事起こしてやる。火打石どこだっけ。
と、そんなことを考えていたら後ろから踏み込んでくる気配がしたので、半歩横に動くことで避ける。
「はーい残念でした。3人とも。特訓終わり」
「だぁーー!なんでだ!」
突っ込んできたのは伊之助で、悔しそうに地団駄を踏んでいた。
「うんうん、ちゃんと悔しいと感じるのと何でかを考えるのは良いことです。それじゃあ…この任務終わったら…そうねぇ、何しようかしら」
「いやだぁぁぁ!まだ俺死にたくないよぉ!」
「クッソォ!おいバ…」
「それ以上言ったら四肢のどっか刎ね飛ばすよ?」
「…これが終わったらまた挑んでやる!そん時には俺が勝ってみせラァ!」
「……(すごい、本当にすごい!どんな特訓をしたんだろう。俺もなれるかな!)」
唯一前向きでない善逸は遺書を書くのを決意したとか。
「さーてと、あんたら。ここからは鬼の巣窟。
けど3人はピンと来ていないのか首を傾げていた。……もしかして『柱』のこと知らない?ま、知らないならしょうがないか。
「さ、気を引き締めなさい。でないと…すぐ死ぬわよ。
いい?まずは死なないことを第一に動きなさい。万が一格上に遭遇したら迷わず鴉を飛ばすこと」
「はい!」
「んなことしなくても俺が全部狩ってやる!」
「あのー、どうせなら俺ここでもう帰りたいなー、なんて」
「……」
ふーん?へぇ、そう。
「いやっ、あの!嘘です嘘です!ちゃんと行きます!行きますから
「ん?ああいや、別に良いわよ。帰りたいなら帰りなさい。私とて顔見知りに死なれるのヤだし。ていうか、なんで鬼殺隊に入ったのよ。鬼を狩るために鬼殺隊に入ったんじゃないの?」
善逸(髪が黄色い子)は私の返答にキョトンとした。私が強引に連れていくかのように見えたのだろうか。
別に、私はそこまで鬼じゃない。やる気のない奴には時間を割かない、それだけだ。
「さーて、ここからはバラけましょ。私は1人で。炭治郎と伊之助は2人で。善逸は…まあ、お好きにしなさい」
簡単な指示を出し、深く深く深呼吸をする。
「一刀三拝。修練の果てに無限に至る」
「「「?」」」
最後に、言葉で意識を切り替える。
さて行くとしますか。
「それじゃ、またねぇ」
「はい!武蔵さんも気をつけてください!」
「ほいほーい」
別れ際に炭治郎君だけがちゃんと挨拶をしてくれた。
うん、ええ子ヤァ。
伊織の許婚にどうかな?
(わたしのを探す前に自分のをお探しください)
「…うん、絶対そう言われる自信があるわ」
にしても、くっっっっさい。炭治郎が行った方向から?マジで臭い。
「まあ臭い程度はどうでも良いとして…刀のカケラ?」
鉄の塊が散乱しているのを見つけ、近寄ると刀が細切れになっていた。
…随分なナマクラだこと。鍛冶師の皆さんを罵倒する気は無いけど、もうちょいしっかりしたものを造るよう伝えたほうがいいかしら。それとも新人の子が作ったのかな?
「ってえ!マジで蜘蛛多い!纏わり付いてくんな!これお気に入りなんだから!蜘蛛の糸はっつけてくんなし!」
入る前から半分くらい確信はしてたけれど、ここにいる蜘蛛、全部鬼の手先だ。
多分そういった血鬼術(鬼が使う異能)なんでしょう。
「…?なにこの繭」
さっきの刀の残骸からしばらく歩くと今度は人一人は余裕で入りそうな繭が大量に木にぶら下がっていた。
うわぁ悪趣味。しかも中身入ってるし。液体?え、なに。気持ち悪っ。
「えーと、きた道がこっちで、この繭は…西に向けて多いってことは鬼が入ってきた人たちを繭にしたと見て。だから…うん
しばらく経って
単刀直入に言おう。迷った。
「おっかしいなぁ。同じところぐるぐる回ってる気がするわ」
さっきこの繭の群生見た気がする
というか前後左右どこを見ても蜘蛛の巣だらけで位置が全然わからないし。至る所に蜘蛛の頭が人になったような鬼がいるせいで気配がよくわからないし。
今、何時くらいなの?もう丑の刻(大体午前2時くらい)になったのかな?
とりあえず、誰か見つけて聞いてみないと。
ていうかそれ以上に、蜘蛛の糸のお陰で羽織がですね…あられもない姿に…。こんちくしょう、この元凶絶対許さん覚悟しやがれ。
「…あ、一気に鬼の気配が消えた…てことは元凶の鬼、斬られた?
……私まじで何しに来たの⁉︎来る必要なかったじゃん!あんの
ひとまず諦めて人のいる方向へ向かう。するとそこに二人の見慣れた人が。
「何してんの二人とも」
「……」
「あら、武蔵さん。お久しぶりです」
一人は男。一人は女。
そして
男の方が水柱(鬼殺隊の階級の一番上)の冨岡義勇。表面上はすごい冷たそうな人で黒髪を簡単にくくってる。
女の方が蟲柱の胡蝶しのぶ。数少ない女性鬼殺隊で仲良く……うん、多分仲良くさせてもらってます。
めっちゃニコニコしてて優しいけど怒らせたらマジで怖い。黒髪を…どう言えば良いんだろう。結ってる?かな?わかんないや。
特徴的なのが蝶のような羽織物と蝶の髪留め。
さて、私に加えてこの二人が来てるからにはこの山の鬼が相当強かったんでしょうけど…いや本当に何してんの2人とも。
冨岡くんや、カナエにしばかれるよ?離してあげなよ。ほら、しのぶのこめかみに血管浮いてるし。
「もしもーし。聞こえてますか武蔵さん。冨岡さんが隊律違反しているので取り押さえて欲しいんですが」
「隊律違反?どーせ口足らずな冨岡君による勘違いの嵐でしょ?」
「いえいえ、そんなことはありませんよ。鬼を狩ろうとした私の邪魔をし、
「……ん?」
しのぶの言った鬼を連れた隊士ってのになんか既視感が。てか、つい最近見た気がする。
「ねえ、それって…」
「カァーー!伝令!伝令!炭治郎、禰豆子!両名ヲ拘束!本部へ連レ帰ルベシ!」
「「「‼︎」」」
鴉の伝令聞いて全て納得した。まあ……でしょうねとしか。そりゃそうなるわ。
……めんどくさくなりそう。帰ってもいいかな?
「カァーー!二天柱!柱合会議ヲ!サボロウトスルナ!伊織ガ!言ッテタゾ!」
「チッ、読まれてたか」
ま、久しぶりに会いに行けるし、腹括って行きますか。
ていうか冨岡君や?そろそろしのぶを離してあげなよ。
〜次の日、辰の刻(午前8時ごろ) 産屋敷〜
「お、杏寿朗、天元。ちーっす」
「うむ!武蔵殿も元気そうで何よりだ!」
「おう武蔵。また派手な試合しようぜ!」
産屋敷に到着すると既に
それからすぐに恋・岩・霞・蛇の柱も揃った。
そして…柱じゃない子が一人。確かしのぶの
そんな中、自由奔放に私の元へ駆け寄ってきたのが1人。恋柱の甘露寺蜜璃だ。
「きゃーっ!武蔵ちゃん!久しぶり!前よりも美人になったね!」
「うぇーい蜜璃ー!そっちも相変わらず……相変わらず凄い隊服ね。なに、胸の大きさ見せつけて。喧嘩売ってる?」
「そんなことないよぅ!だって!何回言ってもサイズ合わないやつ来るんだもん!」
「よし、隊服作ってるやつが来たら真っ先に連絡ちょうだい。ソイツの腕斬り落としたげる」
「だめ!だめだよ武蔵ちゃん!」
「心配しないで。痛みを与えずに斬り落とすなんてお茶の子さいさいだから」
「そういう問題じゃなくてぇ!」
相変わらず、けしからんお胸だこと。
は?羨ましくないですけど?
「おい!起きろ!いつまで寝てんだ!」
風柱以外の柱全員が集結したのに炭治郎はまだ昏睡してた。
そんな彼を鬼殺隊の事後処理部隊、言うなれば何でも屋の
あとごめんね。柱の皆様方についてはちょっと詳細省く。
「いつまで寝てんだ!早く起きろ!柱の前だぞ!」
最後の掛け声とともに炭治郎もようやく目を覚ました。
うん、さーてとめんどくさくなりそうな予感。
「(柱…⁉︎武蔵さんの言ってたやつだけど何だ⁉︎この人達は誰なんだ?ここはどこだ⁉︎)」
「ここは鬼殺隊の本部です。あなたは今から裁判を受けるのですよ。竈門炭治郎君」
「裁判の必要などないだろう!鬼を庇うなど明らかな隊律違反!我らのみで対処可能!鬼諸共斬首する!」
「ならば俺が派手に頸を斬ってやろう。誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ。もう派手派手だ」
「(えぇ…。こんな可愛い子を殺してしまうなんて。胸が痛いわ。苦しいわ)」
「あぁ…何というみすぼらしい子供だ。可哀想に。生まれてきたこと自体がかわいそうだ」
「(…あの雲なんだっけ)」
しのぶが簡潔に状況を伝え、裁判など必要無いと断言したのは杏寿郎と天元。蜜璃は……多分いつも通りだからいいとして、悲鳴嶼も杏寿郎たちに賛同しているぽい。時透は……何も考えてなさそうね。
ていうか物騒な奴しかいないわねホント。
「武蔵、お前はどう思うんだ?」
天元に問われ、軽く頭を傾けながら考え、口を開く。
「そう言われてもねぇ。
「策ならば事前に我らに通告するはずではなかろうか」
「うん
私たちの会話で炭治郎は不安になったのか、首を動かして必死に何かを探し始めた。まあ多分妹の禰豆子ちゃんなんだろうけど。
「そんなことより冨岡はどうするのかね」
そして次に意見をしたのは蛇柱・伊黒小芭内で、木の上に座ってる……っておいコラ、とりあえずその木の上から降りてきなさい。いつの間にそこ登ったのよアンタ。
「拘束もしてない様に俺は頭痛がしてくるんだが。胡蝶めの話によると隊律違反は冨岡も同じだろう。どう処分する。どう責任を取らせる。どんな目に遭わせてやろうか」
「まあいいじゃないですか。大人しく付いてきてくれましたし。処罰は後で考えましょう。最悪武蔵さんが捕らえてくれるでしょう。ね?武蔵さん」
「ええ…そこで丸投げ?いや別にいいけどさ」
「ーーゲホゲホゲホッ!」
炭治郎君は何かを喋ろうとしたけど声が出ずむせていた。
「水を飲んだほうがいいですね。顎を痛めてますからゆっくり飲んで話してください。鎮痛剤が入っているため楽になりますが怪我が治ったわけじゃないので無理はいけませんよ」
しのぶから水を飲ませてもらって(役得いいね)、炭治郎君はゆっくり喋り出した。
「……俺の妹は、鬼になりました。だけど人を喰ったことはないんです。今までも、これからも。人を傷つけることは絶対にしません。俺が、させません」
「くだらない妄言を吐き散らすな。そもそも身内なら庇って当たり前。言うこと全て信用できない。俺は信用しない」
「ああ、鬼に取り憑かれているのだ。早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう」
と、炭治郎の言葉を(鬼殺隊として当たり前だが)一切信用していない様子の伊黒と悲鳴嶼。
うーん、少しくらいは手助けしてあげようかな。流石に可哀想に見えてきた。
鬼自体はどうでもいいけど、ほら、見殺しにしたらさ、夢見が悪いじゃない?
「あー、私がとやかく言うのもなんだけど、いったんお館様を待ったほうがいいんじゃない?お館様が処罰するって決めたらすればいいわけだし」
「お前もお前だ武蔵。鬼は全て斬るのではなかったか。なぜ斬っていない。お前の覚悟とはその程度か。鬼は貴様の父親の仇ではないのか」
伊黒の物言いに、思わず殺意の籠った視線を向けた。
「新参の癖に相変わらずネチネチうっさいわね。アンタに覚悟を問われるほど落ちぶれちゃいないわよ。それとも何?この隊士の話のはずなのにわざわざ私の親父殿の話題を持ち出すってことは、そっちにもそれなりの覚悟があるって思っていいわよね?
伊黒、私とやる気なら別に構わないわよ?アンタのその態度、前から気に食わなかったから」
未だ木の上に居座っている伊黒の言い方にちょっとイラッとし、思わず刀に手を掛ける。そんな私の雰囲気を感じたのか、蛇柱と他の柱たちも刀に手を掛けた。
「……なんてね。心配しなくても、ここで刀抜く気は無いわよ」
警戒一色の柱達に詫びを入れて刀から手を離す。
ただ、それはそれとしてどうしても訂正させたいことがあり、少し大きな声で怒鳴る。
「伊黒、どういう風に伝わってるかは知らないけどもね、ウチの親父殿はまだ生きてるっての!勝手に殺すな!あの親父殿はねえ、両腕と片目失ってるだけよ!腹立つくらい未だピンピンしとるわ!」
「聞いてください!俺は禰豆子を治すため剣士になったんです!禰豆子が鬼になったのは二年以上前のことで、その間禰豆子は人を喰ったりしていない!」
そんな私たちの一触即発の空気を良くも悪くも砕いたのは竈門炭治郎だった。
私含めた全員がそちらを注目する。
「話が地味にぐるぐる回ってるぞアホが。人を喰ってないこと。これから喰わないこと。口先だけじゃなくド派手に証明してみせろ」
「あのぉ、でも疑問があるんですけど武蔵さんの言うとおり、お館様がこのことを把握してないとは思えないです。勝手に処分しちゃっていいんでしょうか。とりあえず待ったほうが…」
天元の言うことはもっとも。それに対して蜜璃がとりあえず待とうと案を出す。
うんうん、いいこと言った。てか私たちで決めたらめんどくさいと思うのよ。だからとりあえず待ちましょうよ皆さん。
「妹は俺と一緒に戦えます!鬼殺隊として人を守るために戦えるんです!だから!」
「オイオイ、なんだか面白いことになってるなぁ」
「困ります
そして最後に現れたのが風柱の不死川
その手には例の禰豆子ちゃんの入ってる箱(炭治郎がいつも連れ歩くのに持ってたもの)が握られていた。
ただ、勝手が過ぎる。
アレは私から直接(めんどくさくなるから)誰にも触らせるな、と言っておいたはずで、隠の人から取り上げてるから聞いてないはずがないでしょう。
「鬼を連れてきた馬鹿隊員はそいつかい。一体全体どういうつもりだぁ?」
「しのぶ様、武蔵様、申し訳ありません…」
「うん、気にしなくていいわよ隠の人。……不死川、勝手が過ぎるわよ。すぐその箱を地面に置きなさい。身の程を弁えろ」
「勝手なことをしないでください。不死川さん」
「ハッ!かの宮本武蔵ともあろうものが腑抜けたなぁ!」
「あ゛?」
「なんだィ、本当のことだろうが!おいボウズゥ鬼がなんだって?鬼殺隊として人を守るために戦えるぅ?そんなことはなぁ…ありえねえんだよ馬鹿がぁ!」
不死川が抜刀したのを見て
脱力した状態から踵で勢いよく踏み込み、一瞬で不死川との間合いを詰め、箱を貫かれる前に刀身を
「いい加減にしなさい」
「アン?アンタも鬼を庇うのかィ?なぁ、宮本武蔵さんヨォ」
「庇うわけじゃない。私はお館様の御意見を伺ってから決めたほうが良いと思ってるだけ。お館様が斬れと言うなら誰よりも早く斬るわよ。それが人だろうが鬼だろうが…ね。
それとね、もう一度言うけど、好き勝手しすぎなのよアンタ。隠から聞いてるわよね?箱に触れるな、って」
「……」
と、実弥と一触即発の空気になる。
刀を鷲掴みにしたまま、刀身を強引に箱から引き離していく。
ほんっっとに、実弥、アンタねぇ……
これ以上場を荒らすと後処理めんどくさくなるでしょーが!
っと、ゲフン。有益な情報を自ら手放すなんて馬鹿の極みなんだから一旦落ち着きなさいよ本当に。
そんな時、優しい雰囲気を纏った方が、この場に現れた。
「お館様の御成りです!」
「よく来たね。私の可愛い
屋敷の中から一人の男性が、女性に付き添われながら私たちの前に姿を現した。それを見た全員が一斉に並び跪く。
「お館様におかれましても御壮健で何よりでございます。益々の御多幸切にお祈り申し上げます」
「ありがとう実弥」
「畏れながら、柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士について御説明いただきたく存じますがよろしいでしょうか」
相変わらずお館様が前だとまともに喋るね。ほんとその切り替えすごいわ。
さーてと、どーせこっちに飛び火してくるし。どーしよーかねぇ。
大正コソコソ話
武蔵ちゃん(この話内ではこれで統一)は単にめんどくさくしないために不死川の行動を止めたよ。
柱の中で一番仲のいいのは異性だと炎柱と音柱。同性だと恋柱だよ。よく一緒にご飯を食べに行ってお店を店終いにさせたことが何回かあるよ(もちろん出禁をくらってる)
リメイクするなら
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今ある話を直に修正していく
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新しく一から作り直す
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やる必要ない
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