けものフレンズ2after☆かばんRestart   作:土玉満

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登場人物紹介


名前:ともえ

かつてキュルルの眠っていた施設のさらに奥で眠っていた謎の少女。
翠がかった髪にヒスイ色の爪、左右の瞳の瞳孔にそれぞれ違う色の輝きを宿している。
フレンズをモフるのが大好きでスキンシップ過剰な元気印の女の子だ。
通称祝詞兄貴によって発案されたキャラクターである。
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im9099194



第2話『イエイヌ』

アバンは前回二体目の中型セルリアンに追い詰められ大ピンチのかばんさん&ともえちゃんの場面からスタート。

二人に迫る中型セルリアン。

ともえちゃんを背中に庇うかばんさんに向けて大きく脚を振り上げるが…

 

パッカーン!

 

とイエイヌちゃんが割り込み中型セルリアンを一撃で倒してしまう。

中型セルリアンが還ったサンドスターの輝きを背景にイエイヌちゃんがゆっくりと立ち上がりカメラの方へ向き直る。

暗闇の中で左右で色の違うオッドアイが輝いて見える。

(カメラはサンドスターの輝きをバックにしたイエイヌちゃんの顔のアップになって、強キャラ感を演出しちゃって下さい。)

「こんばんわ。わたし、イエイヌです。」

と自己紹介したところでけものフレンズRオープニングテーマ開始。

 

 

 

の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の

 

 

「ともえちゃん、大丈夫。フレンズさんだよ。」

とかばんさんが振り返るが…。

点線演出でこつぜん、と消えてるともえちゃん。

 

「おおお…このモフみ…。これはいいものだ…!」

「あーっ!?ダメです!?そんなしたらー!?あーっ!?」

再び振り返りなおったかばんさんの目には完璧なモフモフをキメられるイエイヌちゃんの姿がー!

強キャラ感演出終了のお報せである。

 

で、デフォルメ三頭身キャラでともえちゃんが正座させられかばんさんにコラってされてる演出が入って場面が戻る。

 

「えっと、この子はともえちゃん。で、こちらはイエイヌさんね。」

「あ、はじめまして。さっきは急にごめんなさい。あと助けてくれてありがとう。」

とペコリするともえちゃん。

「いえいえ、別にイヤというわけではなくむしろよかったのですが急だったのでビックリしてしまって…」

イエイヌも慌てて両手をぶんぶんして迷惑ではなかった事を伝える。

「という事は急じゃなかったら撫でてもいい!?」

とともえちゃんの目に再び☆マークが宿り。

「はい、少しくらいなら大丈夫ですよ。」

「やったー!」

イエイヌちゃんが言うが早いか再びモフモフ堪能しはじめるともえちゃん。今度は大人しく蕩けてるイエイヌちゃん。

その尻尾が嬉しそうにぶんぶんと揺れている。

その姿にこちらも満足そうに目を細めるかばんさん。

 

「ところで、イエイヌさんはどうしてここに?」

「何だか懐かしいような匂いがした気がして周りの見回りをしてたらお二人がセルリアンに襲われてるのを見かけて。」

「おかげで助かったよ。ありがとう。ともえちゃんもヒトだから、もしかしたらそれで懐かしい感じがしたのかな。」

その言葉にイエイヌはあらためて鼻を鳴らしてクンクン、とともえの匂いを確かめる。

「落ち着くいい匂いだしなんだか懐かしい気持ちにはなるのですが…、この匂いってヒトとほんの少し違うような…。どちらかといえば、かばんさんに近いような…?」

解せぬ、といった様子で何度も小首を傾げるイエイヌちゃん。

「どっちにせよイエイヌちゃんのおかげで助かったよおー!ほんとありがとうねえー!」

イエイヌちゃんに抱き着いたままのともえちゃん。お礼とばかりにイエイヌちゃんをわしゃわしゃと撫でまわす。

「もう、くすぐったいですよ、ともえさん。」

言葉とは裏腹にお礼言われてわしゃられて満足気なイエイヌちゃん。尻尾がぶんぶんと揺れている。

その様子にかばんさんは思いついた事を切り出す。

「イエイヌさん、実はね。ともえちゃんはまだ住む場所も決まってないし昔の事を覚えていないみたいなんだ。良かったらとりあえずイエイヌさんのおうちにお邪魔させてもらえないかな。」

「それは構いませんが…。かばんさんはどうするんですか?」

「私は研究もあるし、ここで一度お別れかなー。」

 

と言うと、ともえちゃんとイエイヌちゃん、二人の動きばピタリ、と止まる。

続けて二人揃って明らかに怒った表情に変わっていく。

 

「あ、あれ?何で二人とも怒ってるの?」

とタジタジのかばんさん。

「ここでお別れってそんなことできるわけないでしょー!その足!怪我してるでしょー!」

とともえちゃんが両手ぶんぶんしながらぷんすか。

「そうですよ、わたしも遠くからですけど見えてましたよ!ヒトは私たちより身体が頑丈じゃないんですから無茶しすぎですよ!」

とイエイヌちゃんも一緒に両手ぶんぶんしながらぷんすか。

思わぬ反応にかばんさんは

「ら、ラッキーさあん」

と助けを求めるけれど

「モット、言ってヤッテ」

って四面楚歌のかばんさん。

 

「まずはかばんお姉ちゃんの手当するからイエイヌちゃんも手伝って。」

「ラジャーです!ともえさん、何したらいいですか!」

と敬礼状態のイエイヌちゃん。

「じゃあ、このくらいの丈夫そうな木の枝を5~6本くらい集めてくれる?」

「わかりました、任せて下さい。」

ともえちゃんはそのままかばんさんのレギンスを膝くらいまでまくりあげて傷の具合を確かめる。

「うわわ…やっぱり腫れちゃってる。膝と足首かなー。」

言いつつ細目のツルを寄り合わせた紐を何本か手早くつくりあげるともえちゃん。

そこに早速イエイヌちゃんも戻ってくる。

「ともえさん、こんな枝で大丈夫ですか?」

「おおー、バッチリだよイエイヌちゃん!ありがとねっ。」

ともえちゃんはご褒美とばかりにイエイヌちゃんの頭を撫でて、再び尻尾がぶんぶんと揺れる。

で、作った紐を使って膝と足首を添え木でガッチリ固定。

「かなり動きづらいけど、大分痛くないよ。」

とかばんさんも二人に笑顔を向ける。

ともえちゃんとイエイヌちゃんの二人は顔を見合わせると、んふー、とドヤ顔をかばんさんに見せる。

そんな二人にかばんさんは手を伸ばして頭を撫でてあげるのだった。

 

そこでアイキャッチ。かばんさんを背負うイエイヌちゃんに後ろからかばんさんを支えてサポートするともえちゃんって感じの一枚絵で移動描写を挟んでイエイヌちゃんちに到着。

 

 

の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の

 

 

「ほへー。イエイヌちゃんちって可愛いねー。」

「ありがとうございます。お二人ともゆっくりしてくださいね。」

いったん、イエイヌちゃんがカメラアウトしてかばんさんとともえちゃんの二人に。

イエイヌちゃんのおうちのリビング。備え付けられている椅子とテーブルに座るともえちゃんとかばんさん。

 

「かばんお姉ちゃん、足は痛くない?」

「うん、まだ少し痛むけどかなりいいよ。ともえちゃんとイエイヌさんのおかげだね。ありがとう」

「こちらこそ守ってくれてありがとう、かばんお姉ちゃんカッコよかったよ。」

で、二人でえへへーって微笑みあってるとこに

「お二人とも。お湯に葉っぱ入れたヤツを用意してみたんですが飲みますか?」

ってティーセットを持ったイエイヌちゃんが戻ってくる。

「イエイヌさんはお茶を淹れる事も出来るの?」

「はい、いつかヒトが戻ってきたらおもてなししてあげたくて頑張って覚えたんです。」

二人の前に置いたティーカップにお茶を注ぐイエイヌちゃん。

早速二人ともそれを一口。

「うわぁ、美味しいよ、イエイヌちゃんっ」

「うん、とっても落ち着く。イエイヌさんはお茶を淹れるのすっごい上手だね」

手放しの褒め言葉にイエイヌちゃんは持っていたトレイで思わず顔を隠して真っ赤になってしまう。

それでも尻尾がぶんぶんと激しく揺れているのを見て、かばんさんとともえちゃんは二人で微笑みあう。

 

「そういえば、かばんさんとともえさんはあんなとこで何してたんですか?」

「それはね…」

かいつまんで、けものフレンズ2期本編で海底火山から噴き出したセルリウムが原因で起こった事や海底火山の活動がまだ治まっていない可能性がある事。

それを何とかする為に今は活動している事。

その活動の途中でともえちゃんを見つけてどこか安全なところに預けようとしていたところだった事を説明するかばんさん。

 

「そうだったんですか…。だったらわたしも何かお手伝い…あ…でもここも守らないと…」

イエイヌちゃんは一瞬喜色に顔を輝かせるもすぐにお耳をへにゃーっとさせてしまう。

「だったらさ、ここでかばんお姉ちゃんをお手伝いしたらどうかな?アタシもかばんお姉ちゃんの手伝いしたいし!」

「あ、そうですね!いいですね!」

ともえちゃんの提案に意気消沈したイエイヌちゃんの尻尾が再びぶんぶん、と揺れる。

そんな二人の様子を見ながらかばんさんは軽く考え込むようにして…。

「そうか…。ここは研究所よりも海に近いから機械を組み上げる拠点にするにはいいかも…。」

「はい。使っていない建物もありますからそちらを使えば色々置けると思いますよ」

と、イエイヌちゃんが頷いてみせる。

 

「じゃあ、お世話になろうかな。よろしくね、イエイヌさん」

「はい!こちらこそ!」

「あ、アタシもお手伝い頑張るからね!」

「うん、二人ともありがとう。」

 

 

の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の  の

 

 

そして長い夜が明けて場面転換。

 

「おっはよー!」

とともえちゃんが元気に起き出してくる。

「おはようございます。朝ごはんのジャパリまんとお湯に葉っぱ入れたヤツ準備しますね。」

「あれ?かばんお姉ちゃんは?」

イエイヌちゃんがテーブルにお茶とジャパリまんを用意しているが、まだかばんさんの姿はそこにはなかった。

「かばんさんは昨日の夜遅くまでお手紙書いたり、何か…ええとキカイ?っていうのを弄ったりして忙しそうでしたからまだ眠ってるかもしれません。」

 

そうしていると

 

「ふわぁああ…ふたりともおはや…Zzz…」

起き出してはきたものの髪も寝ぐせだらけで服もズレたりしたダラシない状態のかばんさん。しかも半分眠ってる状態。

そんなダラシない状態のかばんさんを二人は残念なものを見る目で見やる。

 

「かばんお姉ちゃんって時々残念になるんだね…。」

「ヒトはわたし達と一緒で昼行性のはず…なんですけどね…。」

「モット、言ってヤッテ。」

 

気を取り直した二人。

「もー、かばんお姉ちゃんはしょうがないなー」

とか言いつつも服を直してあげて髪の毛とかしてお世話してくれるともえちゃん。言葉とは裏腹にその表情は少し嬉しそうに見える。

「ほう…この癖っ毛も案外モフり心地は悪くないかも…?」

かばんさんの髪の毛をとかした後にてぐしでついでにモフモフしてみるともえちゃん。(こっそりイエイヌちゃんが羨ましそうに見てるとなおよし!)

 

「目が覚めましたか?かばんさん。お湯に葉っぱ入れたヤツとジャパリまんがあるので朝ごはんどうぞ。」

イエイヌちゃんがかばんさんの前にもジャパリまんとお茶を準備する。

「ありがとー…あっ、これいいかも。目が覚めるね。」

「ほんとイエイヌちゃんって何でも出来るね。しかも可愛くてモフり心地も最高だし!」

「もう…!二人ともそんな褒めても何も出ませんよお!」

と言いつつもイエイヌちゃんの尻尾はぶんぶんと嬉しそうに揺れるのだ。

 

「そういえばかばんお姉ちゃん、足は平気なの?」

「今朝はもう痛みもないよ。」

「あ。ほんとだ。腫れも引いてる。」

「怪我の治りは早い方なんだ。」

とすっかり足の怪我も元通りになった様子を確認するともえちゃん。

 

「怪我もよくなったなら、昨日言ってたカイテイカザン?っていうのなんとかしないとですね。」

「そうだ!かばんお姉ちゃん、アタシ達なにしたらいいの?」

「えっとね、もうしばらくしたらバスで荷物を運んでくるから到着したらそれを運ぶのを手伝って欲しいな。」

「「ラジャー!」」

とともえちゃんとイエイヌちゃんが揃って敬礼。

 

「あっ…あのですね」

とイエイヌちゃんがモジモジしはじめて、二人は?マークを浮かべる。

「それまで時間があったら…その…これで遊んでくれませんか?」

とフリスビーを取り出しモジモジ。

 

ともえちゃんとかばんさんは一度顔を見合わせてから

「もちろん!」

「いいよ」

って返事すると顔をパッと輝かせるイエイヌちゃん。

 

おうちの前でかばんさんがフリスビーを投げてともえちゃんとイエイヌちゃんがそれを追っかけてる一枚絵を止めて引きながらEDイントロが開始。

歌い出しと同時にEDへと移行して2話終了。

 

 

Cパートで3頭身デフォルメ絵でともえちゃんがフリスビーをお口キャッチしてどや顔。

かばんさんが

「さすがにそれはお転婆がすぎるんじゃないかなー…」

っておっきな漫画汗出してるけど、ともえちゃんは構わずどや顔してるとこを映して今度こそ2話終了。

 

 

けものフレンズ2after☆かばんRestart 第2話『イエイヌ』

―おしまい―




次回予告

イエイヌちゃんの暮らす家で一緒に生活する事になったともえちゃんとかばんさん。
海底火山に対処する為の活動を再開するかばんさんとそれを手伝う二人であったが、そこに訪ねてくるお客さんが…?
次回、けものフレンズ2after☆かばんRestart 第3話『3人のお客様』
お楽しみに!


妄想元ネタ紹介

けものフレンズRオープニングテーマ
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34990561

けものフレンズRエンディングテーマ
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34929655
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