戦姫絶唱シンフォギア ~龍を纏いし戦士~   作:Dorakuro

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今回のお話では知らない人はほとんどいないであろう。あの懐かしいクリーチャー達が登場します。

亮「おい、それ言っていいのか?」

いいんじゃない?具体的に何が出るか言ってないし、それに本編を読めば分かるでしょ。

亮「まぁ、それならいいか」

では本編をどうぞ!!


夢の中で

 あの惨劇で気を失った俺は病院に運ばれた。目が覚めたのはそれから1週間後のことだった。しばらく閉じたままだった瞼を開けたとき、久しぶりの光が目に差し込んできて眩しかった。

 俺が意識を取り戻したときにちょうどそこにいた看護婦が驚き、慌てて病室の外に出ていった。この時俺は思った。

 

(俺はあの時気を失ったのか。.......そういえば響は.......響はどこに!?)

 

 頭の中であの時一緒にいた幼馴染のことを思い出し、意識が覚醒する。起き上がろうとするが、全身に痛みが走った。

 

「痛った!!!」

 

 俺はその痛みのあまり叫んしまい、それに耐えられず、諦めて横になる。

 すると、病室に病院の先生が来た。先生はいくつか質問してきて、俺は素直に答えた。その後、今の俺の体の状態のことを説明してきた。どうやら、目立った怪我は無いものの極度の疲れと全身筋肉痛らしい。俺はそれを聞いて苦笑するしかなかった。先生からは治るまで安静にと言われ、仕方のないことだと思った。

 そして俺は先生に響のことを聞くと、響もこの病院に運ばれ、あの時に受けた怪我の手術をしたらしい。手術には成功し、意識は取り戻したが、リハビリが必要だと教えてくれた。俺は安心したのか眠りに再びついた。

 その数日後、俺の元にとある人物が訪れてきた。その人は風鳴弦十郎という名で赤い髪をしていて、ガタイがよく、赤い服を着ていた。弦十郎さんは俺と話をしに来たという。内容としてはその人の所属している特異災害対策機動部二課?というところのこと、そして俺があの時に纏ったあの鎧のことについて話してきた。俺はあの鎧についてはよく分からなかったが、あの時の出来事をできる限り伝えた。

 そして話が終わり、弦十郎さんは退室する際に一枚の紙を渡してきた。紙には電話番号と思われるものが記されていた。どうしてこれを?と俺が聞くと、なにかあったら連絡してくれのことらしい。そして弦十郎さんは病室から出ていった。俺はその紙を棚に置かれたバックに入れた。

 

 

 

 数週間後、俺と響は退院し、互いの家に帰っていった。帰ってきた時は家族皆が心配していた。だが、家の雰囲気が今までと違う気がした。どうしたのだろうかと思っていると親が新聞を渡してきた。なぜ、新聞?と思い、掲載されている記事を読んで驚いた。あの悲劇でライブに来ていた大半の人が犠牲になったらしい。それについては少し驚く程のだったが、次のことで俺にとって衝撃的な内容だった。

 その内容とは響のことを「人殺し」と記事に書かれていた。さらには「金泥棒」と書かれ、その中には俺や生存者も含まれていた。

 

(俺はともかく、どうして響がこんなことになるんだ?奏さんがあの時響を庇ってまで助けてくれたのに.......なんで響が人殺しにならなきゃいけないんだ!!)

 

 そのことに俺は困惑してしまった。

 

(どうしたらいいんだ!?どうしたら.......そうだ!!)

 

 俺は何かを思いつき、自分の部屋に向かう。部屋に入ると俺は慌ててバックにから連絡先が記されていた紙を引き出し、携帯を手に取って電話を掛ける。

 

『はい、こちら風鳴弦十郎』

 

「もしもし、弦十郎さんですか?日比谷亮です。」

 

『おお、亮君か。どうした?』

 

「実は.......」

 

 俺は記事のことと今後の響のことを丁寧に話した。すると

 

『......分かった。こちらで何とかしよう』

 

「本当ですか!?ありがとうございます!!」

 

『なぁに、いいってことよ!!だが、少々時間掛かるがいいか?』

 

「ええ、構いません。それで友達が助けられるのなら」

 

『そうか、分かった』

 

「お願いします」

 

『任せておけ』

 

 そして通話が切れる。

 

(時間が掛かるっていってたけど、どのくらいなんだろう?まぁ、いいか。それまでの辛抱だし.......)

 

 俺は携帯を机に置き、椅子に座る。そこで俺はあのカードに目が入り、バックから外して見つめる。

 

(結局あれは何だったんだろう?ただのカードだと思ったのに.......)

 

 俺がカードについて疑問に思ってると、突然カードが光りだした。

 

「わっ!!」

 

 俺は突然のとこに驚いた。そしてその光は俺を包み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気がつくと、俺は倒れていた。

 

(どうして俺はこんなことになってるんだ?.......そうだ、あのカードのこと考えてたら突然、輝きだしてそれで.......!!)

 

 俺は気を失う前のことを思い出し、辺りを見回す。だが、今自分がいる場所は部屋でも家のどこかでも知ってる場所ではなく、一つの岡の上にいた。

 

「えっ?.......えっ!?」

 

 俺は二度驚いてしまった。何故、こんなところに俺がいるのか。自分の部屋からワープしてきたのか。と思ったが、そもそも普通の人間にそんなことはできないとすぐに気づく。おそらくカードの力でここに連れてこられたのだろうと判断する。

 その時だった。俺の膝の上に一羽の鳥が止まった。その鳥は普通の鳥とは違い、頭に王冠のようなものをかぶり、バックを下げていた。今度は俺の肩に別の鳥が止まった。その鳥もおかしく、頭にゴーグルをつけていた。変な鳥だなぁと思ったが

 

「この鳥たちどっかで見たことがあるんだよなぁ」

 

 俺は鳥たちを見て既視感を覚える。しばらく考えているとあることに気づいた。

 

「まさかお前たちコッコルピアとトットピピッチか?」

 

 俺が鳥たちにそう聞くと、二羽の鳥は返事するかのように鳴き声を上げる。

 コッコルピアとトットピピッチ、それはあの有名なカードゲーム、デュエルマスターズ、通称デュエマのクリーチャーである。俺は小学生の頃、デュエマをやっていたのでこいつらの名前は知っていた。

 俺が実体化しているクリーチャーを見て感動していると今度は上空と平地の向こうから多くの影が来て俺を囲むように集まってきた。一瞬びっくりしたが、影の正体を見て俺はさらに驚く。

 

「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン、超竜バジュラ、超竜ヴァルキリアス、アルティメット・ドラゴン.......それに.......ボルシャック・ドラゴン.......」

 

 最後に目に入ったドラゴンはあの時ノイズと戦える力をくれ、俺が御守りの代わりとして大事にとっていたクリーチャーだった。俺は立ち上がり、ボルシャック・ドラゴンの元へ行き

 

「あの時はありがとな。おかげで大切なものを守ることができた」

 

 俺がそう言うと、ボルシャック・ドラゴンは頷く。そして、各クリーチャーたちから炎が現れ、その炎は俺の手の上に集まっていき、やがて一つの炎になった。

 

「なぁ、これは一体」

 

 俺がクリーチャーたちに聞くが、皆反応せず、ただ俺を見つめているだけだった。俺は何か分からないまま、その炎を見ていると、その炎は徐々に小さくなり、赤い石がついたペンダントになった。それを自分の首に掛けると、次の瞬間、頭の中に何かが浮かび上がり、頭痛が走る。俺は一瞬頭を抱えるが、すぐに頭痛は収まり、手を離す。

 

「そうか.......そういうことか。お前たちが俺に伝えたかったこと.......」

 

 俺はクリーチャーたちが何を伝えようとしたのかが、浮かび上がったものから理解できた。それはその力で守るべきものを守り抜けと.......

 

「分かったぜ。俺は必ず守ってみせる。俺が守りたい思うものを!!」

 

 俺の言葉にクリーチャーたちは再び頷き、咆哮を一斉に上げる。そして、ペンダントが輝き出し、その光は辺りを埋め尽くした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ!?」

 

 俺は意識を取り戻し、周りを見る。今、俺は自分の部屋にいた。さっきのは夢だったのかと思っていると自分の手が何かを握っていた。それは夢の中でクリーチャーたちからもらった赤いペンダントだった。

 

「.......夢じゃなかったのか?」

 

 すると、部屋の外から親の晩御飯の知らせが聞こえ、俺はペンダントを机に置き、部屋を出た。

 




いやぁ、昔のデュエマのドラゴンってデザインがかっこいいですよね。この小説では、今回登場したクリーチャーの他にも名前が出てないクリーチャーも出していく予定です。

亮「おい、ドラゴンのチョイスってうp主の自己満足だろ?」

自己満足の何が悪い!!それと好きなクリーチャーって言え!!

亮「うわぁ、面倒くせぇ」

ふぅ、では次回をお楽しみに。

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