スネーク氏の潜入レポート調査   作:夢現図書館

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晴れ時々、無想の一太刀

 

 

 

 

『あら、スネーク。緋櫻毬を見つけたのね』

 

「……緋櫻毬? コレは唯の桜の花弁じゃないのか?」

 

『神櫻から風に靡かれて地表に落ちた桜の花弁よ。他の桜に見られない雷の元素を含んだその土地特有の品種の桜よ』

 

「…………」

 

『どうしたのよ、スネーク。何時も見たいに『で、味は?』って聞かないの?』

 

「いや、どう考えても桜の花弁を食べようとは思わないだろ? 俺はどんな風に見られて居るんだ?」

 

『いや、貴方。隕石やら明らかにゲテモノは愚か、メルヒェンやらアラガミまでも食べようとしたじゃない。今更よ、今更。その内、巨大生物まで手に出すんじゃ無いかと戦々恐々の気分になるわね』

 

「……どうせ食うならば美味い方が良いだろう? それに花びらなんて味が薄そうだからな……」

 

『そうかしら? 資料によると料理の材料になるそうよ? 流石、ニッポンの神秘ね』

 

「何⁉︎ それは本当かッ⁉︎」

 

『え、ええ。三色団子や煎餅や饅頭と言ったニッポン特有のお菓子に使われるらしいわ。一度でも良いから食べてみたいわね……』

 

「……ニッポンのお菓子か……。さぞ、美味いんだろうな。ニッポンの料理文化には驚かされてばかりだ。その柔軟性は親近感が殊更、湧くものだ」

 

『ええ。私達の予想外の方向に向かって居るのだから調べるだけでも楽しいわよ』

 

「…………次の料理番組の料理はそれで決まりだは」

 

『何か言ったかしら?』

 

「いや、何でも。しかし、生食は味気無さ過ぎて無理か。流石に花弁だけではスタミナは回復しようにも無い……」

 

『流石にそれは無茶過ぎ……いえ、貴方なら普通にスタミナを摂取出来そうな気もするのだけれどね』

 

「おいおい……俺を何だと思って居るんだ。光合成しろとでも言うのか? アンタの見ているB級映画じゃないぞ」

 

「何よ、恐怖、植物人間‼︎って絶対面白いわよ?」

 

「……医学を齧っている奴が言えた台詞じゃないな」

 

『所で、スネーク。その緋櫻毬はどうやって手に入れたの? その花弁は雷と言った強い電流が走らなければ触る事が出来ない筈なのだけど……?』

 

「ああ、それか」

 

 

 

 

「出会え、出会え‼︎ クソ、稲妻城を乗っ取った奴はまだ居る筈だ‼︎ 逃すな‼︎」

 

「手配書を回せ‼︎ 黒髪に異国風の格好に髭面だ‼︎ ファデュイの一味か⁉︎」

 

「将軍様が御乱心だぞ⁉︎ 何があったと言うんだ⁉︎ 無想の一太刀……なのか⁉︎」

 

 

 

 

 

 

 

『思いっきりバレているじゃない⁉︎ いや、本当に何があったのよ⁉︎ 潜入任務の意味忘れてない⁉︎』

 

「いや、何か将軍とか言われている女の一太刀で色々、ぶっ飛んでな。アレは凄かったな……落雷かと思う程だ」

 

『……落雷並みの一撃を受けて平然としている貴方は普通に異常だと思うのは私だけかしら?』

 

「ダンボール箱三段重ねと言う耐久性を増強した奴でも耐え切れなかった。彼らの犠牲は無駄には出来ない」

 

『そのダンボールは普通に異常だと思うのは私だけなのかしら……?』

 

 

 

 

 

 

『緋櫻毬』

 

 そのままでは食べれそうに無い。が、料理の材料になるらしい。今度、試してみるか。

 

 

 

 

 

 





『緋櫻毬』

 『原神』に登場するアイテムの一種。稲妻の鳴神島の各地にある紫色の靄の様なモノに雷元素をぶつける事で入手する事が出来る。その為、チームに雷元素のキャラが居ないと入手出来ない。レザーだと空振りする事がままあるので刻晴が手軽で良いかも知れない。
 また、雷の種を召喚した状態だと触れるだけで入手可能な状態になる。最も、近くに雷の種がある所は少ないので半ばネタだけど。

 限界突破の他に料理にも使われる。使用する料理の中に体力の上限を増加させるモノがあるので元素スキルに体力の最大値が条件の鍾離や夜蘭は世話になる……かも。

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