スネーク氏の潜入レポート調査   作:夢現図書館

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うに娘のパニックジェノサイドお料理教室

 

 

 

「……うーむ。どうしようかしら……。軍務の給料だけじゃやって行けそうに無いわね。何か、都合の良いアルバイトとか無いかしら……」

 

「おうよ、どうしたんだ?パラメディック? ニッポンの雑誌なんか睨めっこしちゃってよ」

 

「……貴方には永遠に分からない悩みよ」

 

「いきなり何だと言うんだよ。悩みがあるなら聞いてやるぜ?」

 

「悩みも悩みよ‼︎ スネークに私の家を何度、料理スタジオに改造された事かッ‼︎ 時には爆破され、時にはパラメギアなるモノに改造され‼︎ 挙げ句の果てには量産型まで造られて居るのよ‼︎ 監視カメラとか置いても無意味だったし‼︎」

 

「お、おう……そりゃあ、大変だったな……」

 

「そのお陰でローンも払い切れずに家を失ったのも10回以上よ‼︎ ローンに次ぐローン……その為、ローンを組めずに居るからマイホームなんて夢のまた夢よ‼︎」

 

「…………何つーか、波瀾万丈だなぁ、家が」

 

「黙らっしゃい‼︎ 本音を言うならばスネークに全額負担して欲しいくらいだわ‼︎ と言うかしなさい‼︎ どうせ、大方、変な所に潜入してんだから何かしら高額な価値が付くモノを見つけて来なさいっての‼︎」

 

「お、おう。それで今は?」

 

「今は格安の集合住宅よ‼︎ 人の目があるからやはりマイホームに住みたいわ‼︎」

 

「それで、副業を探してるって訳かい」

 

「ええ、そう言う事よ。まぁ、どうせならばニッポンで都合の良いアルバイトなり内職なり見つけられたら良いんだけどね……」

 

『お料理教室のお時間です‼︎』

 

『ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァァァァ‼︎‼︎ ズネェェェェェェェェェェクゥゥゥゥゥゥゥゥ‼︎‼︎」

 

「あ、発狂した。おいおい、スネーク。今回はちとマズいかも知れねぇぞ……?」

 

『(・ω・)うにーっ‼︎』

 

『( *`ω´)キシャー‼︎』

 

『( *`ω´)サメー‼︎』

 

「あ、違った。おい、パラメディック。スネークじゃないぞ」

 

「だからどうしたと言うのよ⁉︎ 代わりにうに娘が居る時点で間違って居ると言って居るのよ⁉︎ スネークは何処に行ったと言うのよ⁉︎」

 

「|( ̄3 ̄)|うにーうににー‼︎」

 

「『何か何処かに行ったから代わりにやる』だとよ」

 

「答えになって居ないわよ⁉︎ と言うかシギント、何でそんな短い単語でそんな事が読み取れるのよ⁉︎」

 

「いや……サメ語とかうに語とか必須技能なんじゃないのか?」

 

「分からないの私だけ⁉︎ と言うか何処で習得したのよ⁉︎ って、そのテレビの映る先の時計は私の家のキッチンに置いてあるのと同じ配置……またなのね⁉︎ 幾何度、私の家を料理スタジオにすれば気が済むのよォォォォォ‼︎‼︎ ズネェェェェェェェェェェク‼︎‼︎」

 

「……本当、波瀾万丈な家だな」

 

『(/・ω・)/ うにーっ‼︎』

 

「そうこうしている間に始まったな……流石に幼女がやっている中で殴り込みとかは止めろよ」

 

「アンタはどっちの味方なのよ⁉︎ 人の家を料理スタジオに魔改造された事が無いからそんな事をほざけれるのよ‼︎」

 

『((;゚Д゚) キシャー⁉︎』

 

『(´・ω・)サメー?』

 

「おいおい、何でもかんでも鍋に放り込みやがったぞ……大丈夫か、アレ?」

 

「既に嫌な予感しか感じられないのだけど……?」

 

『(・Д・) うーにうーにうにうにうーに』

 

「『大丈夫だ、問題ない』ってさ」

 

「問題以外見えると思うアンタの目は節穴なんじゃないの⁉︎ 明らかに鍋から人の手とか見えるのだけど⁉︎ あの子は何を作るつもりなのよ⁉︎ 何処からどう見ても闇鍋以外の終着点は考えられないっての‼︎」

 

「まぁまぁ、紅茶でも飲んで落ち着けよ。人生、山あり谷ありって言うだろう?」

 

「黙りなさい‼︎ 私の家に関しては谷ばっかよ‼︎」

 

『(^ ω ^)うにーっ‼︎』

 

「『案ずるより産むが安し』っとも言ってるぜ?」

 

「何処でそんな言葉を覚えて来たのよ⁉︎ その不安要素の塊みたいな状況で言われたく無いわ‼︎」

 

「……まぁまぁ、スネークの時みたいにアンタが殴り込んでの爆発オチになる訳じゃねぇだろ? 1回くらい好きにさせてやれや」

 

「100%の確率で調子付くオチにしかならないわよ‼︎ やるなら他の料理スタジオでやりなさいよ、本当に‼︎」

 

『(/・ω・)/うにーっ‼︎』

 

「お、完成したみたいだな」

 

「テロップに『グロ鍋《森のエグみ》』って出ているけれど、何処からどう考えても失敗作にしか見えないのだけど……」

 

『(・ω・)ノシ うにーっ』

 

「あ、料理を作って鮫共々、退室しちまったぞ?」

 

「ちょ、その失敗作を処分してから出て行きなさいよ⁉︎ 私が処理しろって言うの、あのうに娘は⁉︎」

 

「おい、何かあの鍋料理、震えて居ないか?」

 

「今度は何が起こるってのよ……?」

 

 

『ははがまもらん』

 

 

「何か鍋から変なモノが出て来て喋り出したんだけど⁉︎」

 

「コイツはたまげたな……料理のつもりだったがまさか生物料理たぁな」

 

「冷静に分析しているんじゃ無いわよ⁉︎」

 

「いや、こう言うのアンタの分野だろ?」

 

「それが私の家で起こって居なければね⁉︎」

 

 

『ははのかいなにきやれ』

 

 

「あ、テレビが砂嵐になって画面が壊れた。こりゃ、家が潰れたかもな」

 

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ‼︎‼︎」





『グロ鍋《森のエグみ》』
 『英雄伝説 創の軌跡』にて登場する料理の一種。珍妙料理(失敗作)の一種だが、誰がどう考えても失敗した料理にしか思えない。一応、回復アイテムで回復量も破格なのだが確率で瀕死になると言う失敗作らしい効果がある。攻撃アイテムとして使われるよりは料理としてはマシだろうが。
 因みにシステム上、誰でも珍妙料理が出来るのだがその際の反応は様々。大半が結果に対し落胆したり困惑するのだが、中には結果に関して全否定したり、事故った見たいに告げたり、風の所為にしたりとカオス。極め付けはルーファス公子で、堂々と開き直っている。


『ケィヂ』
 『クラッシュフィーバー』に登場する『災害類ユニット』の一種。黒い母親像を彷彿させる姿をしている。戦闘中の台詞は色んな意味で破綻している他の災害類よりは比較的まともそうに見えるが自分の思想の押し付けに近い内容にも思える。

 『ディザスター級』と呼ばれる高難度クエスト。そしてフェーズ2からは最早、笑うしか無い桁違いの防御力を誇る。特にケィヂの2ゲージ目は『800万』の防御力。その上に状態異常無効に加えて全てのCパネルが無効の上に猶予はたったの1ターンしか無く、削り切れなければ即死攻撃が飛んで来る。コレをどう切り抜けれるかが攻略の鍵。

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