スネーク氏の潜入レポート調査   作:夢現図書館

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古き戦争の記憶

 

 

 

『お、スネーク。実に面白いモノを見つけたな』

 

「お、コレの事か? 潜入した実験施設で見つけたんだ。何でもスイフトレリックスーツと言うらしい』

 

『アンタ、ツイてるな。そのスーツは中々、優れたスーツだ』

 

「ああ、着心地は悪くない。機動力の低下も見られないし思いの外、軽いから動き易い。潜入任務ではスニーキングスーツの構造上、丸腰になりやすいが、このスーツは耐久性に期待出来そうだ」

 

『だろうな。そのスイフトレリックスーツってのは高深度に生息する高位侵食体に対抗する為に製作された試作型の強化服だ。元々は養成コストの高い優秀な戦闘員や専門人材の生存性を高める為に設計されているんだ。

 想定する敵はあの侵食体だ。防御を固めるのも重要だが何よりも機動力がモノを言うのは今も昔も一緒だろう。 誰とでも質量の塊を真正面から受け止めるより回避行動を取る方が生存率が高いのは言うまでもねぇ。その為、第一は機動力の確保が優先される』

 

「成程……。難しい課題のクリアを経ているのか」

 

『幾つかの実験段階を経て既に実戦投入されている。試作型とは言うが性能は実証されたのも同然だ。其処の点は安心して良いぜ。流石に戦車とかの砲弾やマシンガンの類はヤバいが、拳銃や突撃銃の弾丸程度ならビクともしないだろう』

 

「……それを聞いて安心した。その耐久性を確保して尚且つ機動力も実現したスーツ。是非とも製造過程を見学したいモノだ」

 

『実はな、それだけじゃないんだぜ?そのスーツは』

 

「何、まだ何か特殊な機能が搭載されているのか?」

 

『ああ。そのスーツは実は見た目はほぼ同じだが、特定攻撃の衝撃を弱体化させる機構が搭載されている。例えば防刃仕様だったり、防狙撃弾仕様とか色々なタイプが製作されているんだ。他にも更に機動力を確保する為に運動性能を邪魔しない工夫を施したタイプもあるらしい。スネークが入手したスーツはそのタイプだろう。

 恐らく専門の兵種に適応したスーツとしての開発側面があったんだろう。或いは用途に合わせて複数の製造法を導入した、とかな。コストは馬鹿にならなさそうだが、四の五の言ってられなかったか或いは予算に糸目を付けなかったか、だな』

 

「その辺の考察は良い。戦い抜く為に生存する術を磨き続ける行為は称賛に値するだろう」

 

『ああ、そうだな。戦い抜くのは現場の人間とは言うが……技術者や開発者だって自分が造り上げた装備。それらをもって勝ってくれる様に造るもんだ。それが俺達、技術屋の戦い方って訳よ』

 

「フッ、そうかもしれないな」

 

『そんな装備を見つけられちゃ俺もウカウカしていられねぇな。今に見ていろよ、そのスーツを開発した奴。今に驚く装備を開発してやるからな』

 

「……せめて実用性のある装備にしてくれよ?」

 





『スイフトレリックスーツ』

 『カウンターサイド』に登場する装備品の一種。装備できるのはソルジャーとなっているT7の現状最高ランクの防具となっている。レア度はR〜SSR。勿論、SSRの方が性能が高いのは言うまでも無い。固定オプションは防具共通の『HP』、スイフトシリーズはサブOP1はチャージ効率や移動速度、攻撃速度。サブOP2はダメージ減少系。そして規定強化値でランダムでサブOP3が付く。その為、攻撃速度が必要になる再武装マエカワ・ナツミや特殊スキルを持つソルジャーが相性に良い。

 スイフトレリックスーツは『防具』カテゴリで『持ち主のいない部品』が製造に必要になる。その入手ステージである『対抗の痕跡』は他のスイフトシリーズの素材入手ステージと比較して個人的に難易度が高い。ステージ1からまるで容赦がない。
 
 それを制した後で立ちはだかるのが製造……必要素材を消費して製作するのだが、出来上がる防具の種類やレア度は完全ランダム。つまり、装備ガチャである。
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