スネーク氏の潜入レポート調査   作:夢現図書館

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Wタイム

 

 

 

「パラメディック、美味そうなお菓子を見つけたぞ」

 

『あら、スネーク。貴方、エレビッツクッキーを見つけたのね』

 

「エレビッツクッキー?」

 

『ええ、エレビッツが好む匂いを放つ事が出来るクッキーよ。外側は何とも無いけど、一部を砕けばその匂いに釣られてエレビッツ達が寄って来るわ』

 

「エレビッツが寄ってくる?」

 

『スネーク、奇妙なモノを見つける能力は本当に大したモノよね。でもコレは幸運かも知れないわ。スネーク‼︎ エレビッツを大量に捕まえなさい‼︎』

 

「何で俺がそんな真似をしなきゃ行けないんだ。俺はポケモントレーナーじゃないぞ」

 

『エレビッツは体内に多量の電力を蓄えた生命体。その電力は電化製品を動かすのに充分過ぎるほどの電力量よ。大量に捕まえる事が出来ればそうすれば今月……いえ、来年分の電気代は賄えると言っても過言でも無いし、余った電気は電力会社が買い取ってくれるのだから‼︎』

 

「やっぱ、そうなるのか……」

 

『黙らっしゃい‼︎ 誰の所為で金欠を通り越して借金塗れになったと思っているの⁉︎ 少しくらい返済の用途として役立って頂戴‼︎』

 

「……俺は常にサバイバルなんだがな」

 

『兎も角、そのエレビッツクッキーでエレビッツを誘き出して片っ端から捕まえて頂戴‼︎ そうね、目標は一億Wかしらね?』

 

「無茶苦茶過ぎないか? そんな電力の塊……人の身で持つとは思えんが……」

 

『規格外と人外と理不尽でアラガミやメルヒェン擬きの様な貴方なら充分、耐えられるわ。何も心配要らないわ』

 

「俺は人間だ‼︎ それよりもこのクッキーの味は⁉︎」

 

『味、ですって⁉︎』

 

「何で其処まで驚く事があるんだ⁉︎」

 

『当然よ‼︎ 一攫千金のチャンスだと言うのに食べる気なの⁉︎』

 

「そうだが? クッキーと言うのだからさぞ美味いんだろう」

 

『そんなモノを食べるのならばエレビッツを誘き出して捕獲する方向に考えなさい‼︎』

 

「……美味そうなのに」

 

『あ、あと、ピンク色のエレビッツを見かけたら絶対に捕まえなさい‼︎ 絶対、高く売れるから‼︎』

 

「……………」

 

「(ーwー)んにーっ」モキュモキュ

 

「あ、んに娘」

 

『って、ちょっと⁉︎ エレビッツクッキーを食べてるの⁉︎ スネーク、今すぐ止めさせなさい‼︎ そんなモノを食べたらお腹を壊すわよ‼︎』

 

「幼女だから、お菓子に目がないのは当然だと思うのだがな」

 

『あぁぁあ‼︎⁉︎ 私の一攫千金のチャンスが⁉︎』

 

「(・w・?)んに?」ゲプッ

 

「まぁ、そう気を落とすなよ。何かいい事あるって」

 

『貴方にだけは言われたく無かったわよ⁉︎』

 





『エレビッツクッキー』
 『Elebits』に登場するアイテムの1つ。円形ギザギザの台座にグリーンエレビッツを模した像がある作るのが大変そうな形をしたクッキー。掴んで地面や壁に叩きつけると効果が発動される。あるレアアイテムを起動中だと効果時間が倍になる。
 特徴的な効果音を出しながら周辺にオレンジ色の煙を放出。周辺にいるエレビッツ達がワラワラと寄ってくる様になる。意外にも効果範囲は見た目以上に広く掴んで持ち運ぶとあちこちから隠れていたエレビッツ達が湧いて来る。
 物破壊禁止及び騒音禁止ステージで使うとエレビッツ達が場所によっては意図せず高い所にある物を落として破壊、及び音を立ててしまう可能性があるので、使う時は慎重に。エレビッツは小さいながらも歩くだけで重量物を薙ぎ倒す事があるので尚更。
 因みにピンクエレビッツ、ブラックエレビッツ、ボスブラックエレビッツには効果が無い(ブラックエレビッツ系統に効果があっては凄く迷惑だが)。
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