「……ん? こんな所に宝箱? 何と言うかありきたりな……そもそも誰が置いたんだ?
『スネーク⁉︎ 豪華な宝箱を見つけたのね‼︎』
「……確かに豪華そうには見えるんだがな。だが、誰がこんな所に置いたんだ? その点がとても気になるんだがな」
『良いじゃない、そんなどうでも良い事は‼︎ 中には換金出来そうなお宝がザクザクに入っているに違いないわ‼︎ だって外装からして豪華な代物じゃない。きっと中身も豪華な内容で占められているに違いないわ‼︎ 何処かの海賊の秘密財宝か、或いは貴族とかの埋蔵金とか……今直ぐ換金して私の借金の返済に充てるわよ、スネーク‼︎』
「……鍵が必要だろう? 宝箱なんだから鍵があって然るべきだろう」
『そんなモノ無くても貴方ならピッキングなり何なり、それこそ超小型爆弾を用いて錠前だけ破壊して開けられるでしょう?』
「如何してそうなるんだ……?」
『そんな真似をしている時に賊に奪われる可能性があるからよ‼︎ そんな奴に奪われるくらいならば多少の損壊は目を瞑るべきなのよ‼︎』
「パラメディック……目の前の財宝に目が眩んじゃいけない」
『誰の所為で私がこんなに必死になっているのか知らないとでも言うのかしら⁉︎』
「あー、分かった分かった。何とか開けてみるさ、くだらないモノだったとしても怒るんじゃないぞ? 怒るんなら入れた相手に言えよ?」
『大丈夫よ、きっと、金銀財宝が眠っている筈なのだから‼︎』
「あ、開いた」
「\(>ω<)/ うにー♪」
「あ、うに娘。宝箱の中で遊んでいたのか?」
『』
「(」・ω・)」 うにー」
「見事に空っぽだな。どうやら既に中身は誰かに持って行かれた見たいだな」
『そ、そんな馬鹿な……何処の誰よ⁉︎ 私のお宝を盗んだ愚か者は⁉︎』
「いや、別にアンタの財宝じゃ無いだろ。既に先客が居たと言うだけだろう。中身だけ手に入れて箱は放置。まぁ、良くある結果だろうし、残念だったな、パラメディック」
『ッ‼︎ 探しなさい‼︎ 他にも宝箱がある筈‼︎ いいえ、きっとある筈よ‼︎ だから、スネーク‼︎ アンタのスニーキングスキルで宝箱を根刮ぎ見つけなさい‼︎』
「……俺は潜入調査のスペシャリストだがトレジャーハンターじゃ無いんだぞ?」
『サバイバルをしているのだから、それくらい朝飯前でしょ⁉︎』
「(ーωー)うにー……‼︎」
「ん? どうしたうに娘。何か願い事……って、何だ?あの金色の流れ星……って、こっちに降って来て居ないか⁉︎」
『え?其方で何が起こって居ると言うのよ⁉︎ 隕石⁉︎』
「(☆ω☆) うにーっ‼︎」 ゴマノツエー‼︎
「あ、赤い色の炎の形状をした槍が出て来た」
『……訳が分からないわ』
「おい、もう止めろ、旅人ッ‼︎ どんだけ祈願しても護摩の杖とか来ないってば‼︎」
「後、1回……すり抜けが無ければ、当たる筈……‼︎」
「ん? 恒常……って、おい旅人‼︎ おーい、倒れるな旅人ォォォォォ‼︎⁉︎」
『豪華な宝箱』
『原神』で登場する最上位ランクの宝箱。見た目からして豪華そうな青色に凝った装飾がある宝箱。地霊壇や、複雑な仕掛け等を解いた先、見つけ難い場所とかに置かれている。他の宝箱と同じく『印』や原石、天賦素材、魔鉱と言った非常に有用なモノが多数入って居る。
なのに、何故か『獣肉』が入って居る事があるのはやはり謎。他は兎も角、食用肉が入って居て腐らないのだろうか? もしかしたら長期保存が可能な冷凍機能付きのハイテクな宝箱なのか。或いは他の降臨者が隠した(外世界の技術が使われた?)モノなのかも知れない。アリスとか天理とか、いや、それは無いか。となれば、フォンティーヌ製か?