「パラメディック……」
『どうしたの? スネーク……って、あらキャベツを
「あ、ああ……キャベツ、なのか? これは? 顔が存在するからキャベツに擬態した生物なのか?」
『え? 嘘⁉︎ あ、本当ね……キャベツの中でも生育するタイプのキャベツね。特にこれと言った固有名詞は存在しないから単にキャベツと呼ばれている生命体ね』
「生物なのか、コレは……と言うか他に呼び名は無かったのか?」
『他に呼び名らしい呼び名や異名も存在しないみたいね。まぁ、長ったらしい学名は貴方にとってはどうでも良い事なんじゃないかしら?』
「まぁ、そうだな」
『キャベツはキャベツでも飛行能力を有したキャベツ生物ね。上部の葉っぱを羽の様に羽ばたかせて飛行するそうよ。このキャベツの体当たりには充分注意して。生半可な鉄の壁だと粉砕する程の破壊力を秘めているそうよ』
「何とも度し難いな、それは……野菜が戦車を破壊する光景なんてみたくないぞ……軍人からすれば卒倒物だろうな」
『でしょうね。人間がぶつかれば良くて骨折。最悪死ぬかも知れないわね』
「末恐ろしい野菜が存在する物だ。と言うかそんな野菜が存在するだなんて聞いた事が無かった……で、味の方はどうなんだ?」
『美味しいと言うよりも普通のキャベツの味と対して変わらないと思うわよ?飛べるだけで味に変化があると言う記述は無いわよ』
「そうか……」
『まぁ、最近は肉とか多かったから偶には野菜を摂取しておかないと栄養バランスが偏ってしまうわよ?』
「それもそうだな。栄養バランスが偏りがちと言うのは致し方がないが他の栄養素も取れる機会があるのならばそれに越した事は無いだろう。所でパラメディック」
『何?何か気になる事でも?』
「何故、キャベツなんだ?他にも候補はあったと思うのだがな、ほら例えるならニンジンとかジャガイモとか或いはカンパンとか」
『そんな事、進化論に対して質問して頂戴。答えは出てこないと思うけれど』
「……」
——そうか。じゃあ、またの機会にして食べるとしようか。
「ああ、普通だな。特にこれと言った特徴らしい味は無い。普通のキャベツの味だ」
『キャベツ(空飛ぶ種類)』
食べてみたが普通のキャベツの味と対して変わらなかった。少し固いと言った所なのだろう。それよりもどう言う原理で飛行するのかが気になる所だ。思いの外重量があるし飛行する生物は体重は軽くする傾向があると言うのにこのキャベツの羽?は小さい……どうなっているのだろうな?
『キャベツ』
『この素晴らしい世界に祝福を!』に登場するキャラクター(?)。葉っぱを用いて飛行する生命体の模様……群れるらしい。蝗か‼︎
見た目的にカービィシリーズやマリオシリーズに出て来ても違和感が無い見た目をしている。