「パラメディック、おーいパラスメディック‼︎」
『ちょっとスネーク。今、何処かのポケモンと私の名前を合わせた斬新な名前を作らなかったかしら?』
「気の所為だ、パラスメディック」
『思いっきり言っているじゃない⁉︎ キノコのほうしをぶつけるわよ⁉︎』
「そうやって頭に血が昇るのは良くない兆候だ。睡眠はしっかりとるべきだぞ」
『誰の、所為、だと、思って、居るのよ⁉︎』
「全く……うに娘を見習ったらどうだ? すぐに寝れるし、怒る事は無いぞ?』
『そう言う貴方はスパーッツァでも食べてなさい‼︎ それで、今度は何を見つけたと言うの? お金になりそうなモノならダンボールでも何でも良いからとっとと送って来なさい。直ぐに換金して返済に充ててあげるから』
「相変わらずガメついな……」
『誰の所為でそう言う状況に陥っていると思っているのかしらねぇ……。それで、スネーク……今度はダマグモキャノンを
「中々、手強い奴だった。今の時代、人間以外にも銃火器を装備する時代になったか。本当に時代は変わったな……」
『ダマグモキャノンは成長過程で機械と融合した個体よ。本体である球体部分の下半部にランチャーが装備されていて、そのランチャーから下部に居る敵に対して弾丸を乱射するわ。
レーザーで照準を定めてから放たれる弾丸の雨は脅威に直するわ。その癖にその精度は極めて正確。狙われたら、壁と言った地形を利用して回避する様にして頂戴』
「そうしたいのは山々だが、かなり動きが速い。安全地帯である事も一瞬だった」
『ダマグモ科は脚を一本ずつ動かすから全体的な動きが鈍い固体が多いけれどダマグモキャノンはかなり機敏に動くわ。此方も早めの行動をしないとあっという間に蜂の巣よ』
「まぁ、此方も銃火器があるから上から狙えば楽に倒せたがな、で、味は?」
『……言うと思った。一応、実食記録はあるみたいね。本当、世の中、スネークみたいな悪食の人が他にも居るものね。殆ど機械だけど、肉はほんの僅かに存在していてオイルはソースとして使えるみたい。まぁ、スネークなら機械類も普通に消化出来そうね』
「おいおい、俺は機械生命体か何かなのか?」
『少なくとも私の知る限り、人間が擬態化されたメルヒェンとか偏食細胞の塊のアラガミとか訳の分からない怪異とかを平然と口にする人を同じ人間だと思いたくは無いわね』
「…………」
——食べてみた。
「まぁまぁ、行けるな」
『ダマグモキャノン』
食べられる部分は少ないが、味は悪くは無かった。
『ダマグモキャノン』
『ピクミン』に登場する大型原生生物。ダマグモがランチャーを装備して武装したサイボーグスパイダー。蜘蛛なのかコイツ?
他のダマグモよりも動きが早く、尚且つランチャーの弾丸による攻撃は即死攻撃。少数で攻めないと甚大な被害を被りやすい。紫ピクミンばかり? まぁ、頑張って。