「パラメディック、変なモノを拾ったんだが……」
『スネーク……そう言うのはシギントに無線飛ばしてくれないかしら? 明らかにソレは機械と言うかロボットにしか見えないのだけど?』
『ボクは敵じゃないチャオー‼︎』
『いや、もしかしたら喰えるかも知れないだろ?』
『……貴方って本当に悪食ね……。取り敢えず動ければ何でも良いのかしら……? それはオモチャオ。不思議な生命体、チャオを模したロボットよ。製作者及び製造目的は不明……。頭のプロペラを使って飛行する事が出来るわ』
「そうか、で、味は?」
『ぼ、ボクは煮ても焼いても美味しくないチャオ‼︎』
『貴方ね……ロボットすらも食べようって言う神経は本当にどうかと思うわよ? 大部分……と言うか全てが機械なのだから食べられる箇所は無いわよ』
「いや、ダマグモキャノンとかは喰える箇所があったじゃないか。だったらコイツにも喰える箇所があっても不思議じゃないだろう?」
『……その発想力は脱帽モノね。だからと言ってロボットを食べようだなんて、神経とか脳とか大丈夫なの? 本格的に頭がイカれてしまったのかしら?』
『此処から500m先、右に曲がって600m行けば精神科病院があるチャオ。だから早くボクを解放するんだチャオー‼︎』
「大丈夫だ、問題ない。俺は至って正常だ」
『え゛……⁉︎』
『……とてもそうは思えないのだけど、変なキノコとか食べて幻覚でも見ているのかしら? 一度、診察してあげましょうか? 診察料はパラメギアの代金、全額で』
「俺は医者なんぞに屈さないぞ‼︎」
『医者に関しては屈しなさい。はぁ、機械さえも食べようだなんて……本当に心配になって来たわね』
『良い加減に離すチャオ‼︎ ボクは煮ても焼いても揚げても美味しくないチャオ‼︎ 誰か、誰か助けてチャオー‼︎ 人攫いチャオー‼︎』
『そのロボット、良い加減に捨てたらどう? 喧しくて敵に自分の位置を知らせているようなものよ?』
「む……確かに。って、マズイ、警備ドローンに見つかってしまったか‼︎」
『落ち着いてスネーク。速やかに破壊すれば実質ステルスよ‼︎』
「そうだな、良し‼︎」
『え、ちょっ待って、助けてー、え゛っ⁉︎』
「おお、1発で粉々になった。手榴弾よりも使い勝手が良いかも知れないな、コレは。食糧と言うよりも使い捨ての投擲武器として使えるかも知れないな」
『……スネーク、やっぱり貴方一度、精神科と脳神経外科で診てもらった方が良いわよ?』
『オモチャオ』
食うよりも武器として使った方が良いかも知れない。ただ、食えないのがとても残念だ。
『……ボクは誰?此処は何処……?』
『オモチャオ』
ソニックシリーズに登場するキャラクター。初出はソニックアドベンチャー2から、チャオを模した機械のロボット。頭のプロペラで飛行する事が出来る。基本的にナビキャラとしての地位を確立しており、操作方法の説明や地名に関しての情報を提示してくれる。
アドベンチャー2では至る所に登場してはナビゲーションをしてくれる。特にナックルズとルージュのステージでは探査機のヒントが地名である為に、オモチャオの台詞が重要になってくる。尚、飛行中に車だろうが敵ロボットだろうが接触すると粉砕して薙ぎ倒して行く。
そして、持ち上げる事が出来る。地面に接地している時や飛び上がる直前なら掴める。仮に飛行してナビゲーション台詞を喋って居る時でもシャドウ以外ならタイミング良く空中攻撃で撃ち落とせる、(テイルス、エッグマンの場合は攻撃の余波に巻き込まれて撃墜される事がままある)。
持ち上げた時の台詞も豊富で誰かに助けを求めたり、弁明したりと焦った様子を見せてくれる。普通に地面に置いたり、投げたりする他にもスプリングで跳んだり、チェックポイントに触れた時にも専用の台詞を喋ってくれる。そして、1番の有用な所は敵ロボットに投げ付けて攻撃する事が出来ると言う事。投げ付ければ敵ロボットを粉砕出来る、水中では唯一の攻撃手段でもあったりする。勿論、ぶつけるとオモチャオは地面に落下して被弾台詞と共にその反応の台詞を喋ってくれる。普通に怒ったりする他痛がったり、AIに異常が発生したのか記憶喪失になったりする。因みにマッドスペースの埋まった隕石にオモチャオを放り込むと連続で『痛ッ』や『え゛っ』と言う被弾台詞を言い続ける。
尚、余談だがステージには彼方此方に持ち上げる事が出来るオブジェクト(タイヤ、壺、小型ダンボール、キノコ、工事用ヘルメット、頭蓋骨等)が各地に置かれているが、コレらを敵に投げつけても当たり判定が無いので敵ロボットを破壊する事が出来ない。