「パラメディック」
『スネーク、どうしたの?』
「ああ、ちょっと変わったモノを
『あら、スネーク‼︎ スーパースターを手に入れたのね‼︎』
「スーパースター?俺はスター選手じゃないぞ?サインの練習とかした事さえも無いんだがな……それに捕まえるのに中々、苦労したぞ。ピョンピョンと跳ねるかの様に逃げるからな……所でコレは一体、何なんだ?」
『スーパースター。星型の形をした無機物生命体の一種だそうよ。単にスターとも呼ばれているわ』
「星だからスター、か。まぁ、変なネーミングでは無いだけ分かりやすいな……それよりもコレは生命体なのか⁉︎」
『らしいわよ。亜種としてレッドスター、グリーンスター、シルバースター、ブロンズスター、パワースター、大型のモノだとグランドスターと呼ばれているそうよ。ただ、地球内で確認されたのはスーパースターとシルバースター位ね。元は地球外生命体なのでは?と言う論文もあるそうな……』
「随分といい加減な論文になりそうだ……で、味は?」
「え?」
「だから、味だよ、味」
「貴方、正気なの?」
「いや、生命体とか言っていたじゃないか。生物ならばきっと食える筈だ。どんな姿になろうとも生物ならば食える箇所がある筈だ。資料にはどう書いてあるんだ?(アテにはならないが一応、聞いておこう)」
「……えーと、特定の地域において確認される種で、希少な生命体……味に関しては載っていないわ」
「どうして載っていないんだ⁉︎」
「いや、星を食べようだなんて考える人は居ないでしょう?」
「前に隕石の欠片を食ったんだがなぁ……」
「……どうなっても知らないわよ?」
「大丈夫だ。余程、マズい物でなければ俺は問題無い」
「…………」
——では早速、食べてみよう。
「ふむ…………ソコソコ、いける……んお⁉︎」
——何か世界が明るくなった様な⁉︎ って、俺が光輝いているのか⁉︎
「パラメディック」
『スネーク、どうしたの?』
「例のスーパースターってのを食べてみた」
『まさか、本当に食べてしまうだなんてね。貴方の胃袋は一体、どうなっているのかしらね?』
「アレは偵察任務、工作任務に全く向かない。何故なら食した瞬間、全身が激しく発光したからだ。どうやらアレは発光作用があるらしい……」
『ええ。そんな事が……スネーク、貴方、夢か幻覚でも見ているんじゃ……』
「現実の話だ‼︎ パラメディックの見るような映画と一緒にしないでくれ」
『何よ⁉︎ B級映画の何処が悪いって言うの⁉︎』
「何処も悪いとは言っては居ないんだが……」
『スーパースター』
味はそれなりだった。が、食べた瞬間、全身が強烈な光を発光する様になってしまう。敵に見つかり易くなってしまう為に偵察任務ではまるで役に立たない。
『スーパースター』
『スーパーマリオ』シリーズに登場する代表的なアイテム。取得すれば大概の場合、無敵になれる。作品によっては無敵時のBGMに細かな違いがある。
因みにとあるマリオ作品では『天国と地獄』のフレーズが使われている。