『『メタルキノコ』を
「したは良いが、何だコレは? 随分と金属質っぽい感触な上にキノコとは思えない程に重量がある。こんな小振りなのに相応の重さがあるようだ。パラメディック、コレは本当に食えるのか?」
『メタルキノコは『スーパーキノコ』の近縁種よ。『スーパーキノコ』と比較すると小振りで重い傾向があるらしいわ』
「アレは確かにウマかったが、余り潜入調査先では喰いたいとは思えないな」
『もしかして』
「言わないでくれ……で、そのメタルキノコってのは、本当に食えるのか? メタルって名称が付いているからとても食えたモノでは無さそうな気がするんだが……」
スネークは今回ばかりは食べれそうに無いと感じているらしい。見た目が金属質である事から少なくとも食用には適さないと考えていた。
『メタルキノコはその地域では希少な部類に入る珍しいキノコの一種だそうよ? 流通も少なくて自生した場所が公開されたと言う情報も少ないと聞いているわ』
「……こんなキノコが乱立している光景は見たくは無いな」
『言うと思った、私もよ。一先ず一部の地域でしか見られないキノコの一種だそうよ。そしてその地域でしか流通していない、特産品なのかしらね? 少なくとも食用、だそうね』
「……食える、のか?」
『ええ。店売りされているらしいわ。地域によって価値が変わるのは古今東西では良くある事ね』
「……そうだな。一部の国でしか栽培出来ていない植物もある。その時には輸入、輸出での流通に頼る他無い。という事は他の地域には輸出等はされていないのか」
『そうみたい。まぁ、そう言うケースもあるんじゃないかしら?』
「……そうか………で、味の方はどうなんだ?」
『え?』
「味」
『貴方、やはり食べる気?』
「店売りされて一般人の手に渡るのならばきっと食える筈だ。確かに見た目は小さく小振りで金属質だが、重さもあるから食い応えがありそうだ……しかし、見た目だけでは味は分からないからな……そこの所、どうなんだ? 店売りで流通されているのだから味くらいは分かる筈だろう?」
『えーと、それがね……』
「???」
『載っていないのよ。資料に』
「どうして載っていないんだ⁉︎」
『希少な部類に入るのだけどマイナーな部類らしくて資料が乏しいみたいなのよ。輸出もされていないから国外にも情報は漏洩していないみたいね』
「……その地域伝統の食材と言う事か……と言う事は部外者で食べるのは俺が初か?」
『いや、観光客が訪れて食したと言う線もあり得るからその線は無いでしょう?』
「それもそうか……」
「…………」
——食べてみた。
「……」
「マ ズ す ぎ る‼︎」
——物凄く苦かった。と言うかマズい‼︎ 所で身体が物凄く重くなったような? 気の所為か、ってうおぉぉ⁉︎ 地面に穴がァァァァ‼︎⁉︎
「パラメディック」
『どうしたの?』
「例の『メタルキノコ』ってのを食べてみた」
『どうだった?』
「何だアレは⁉︎ 身体が鋼鉄の様に変質したぞ⁉︎ どう言う成分を含んでいるんだ‼︎」
『え、えーと……スネーク? 幻覚でも見ているの?』
「現実の話だ‼︎ しかも体重が凄まじく増えて動く度に金属の様な音が響いた。隠密性も何も無い……隠れていた場所が穴が開いて地下に落ちてしまったんだ」
『ええ⁉︎ 大丈夫なの?』
「……だが不思議と平気だった。落下はしたが全身が金属質に変化していたのかは分からないが骨折所か擦り傷さえも負わなかった。後、数分経過したら元に戻った」
『可笑しな所は無い?』
「いや……異常は感じない。ただ、不思議なキノコだったと言う事は理解した。最も、アレはマズかった、と言うか苦い……二度と食いたく無いな」
『……(やはりあのキノコには幻覚作用でもあったのかしら? 身体が鉄の様な状態になるだなんて聞いた事が無いわ)』
『メタルキノコ』
食べてみたが凄くマズい。後、身体が鋼鉄の様な状態になった……機動力が大きく削がれる。こんなモノ、一般人の間に流通する光景なんて見たくない。
『メタルキノコ』
『マリオパーティ』シリーズで登場するキノコ系アイテム。マリオパーティ6、マリオパーティ7で基本的に登場。意外な所ではマリオカートアーケードシリーズにも登場する。
因みに『マリオパーティ6』のあるモードではメタルキノコを取得する無敵スターのアレンジBGMが流れる。
『メタルマリオ』は色々な意味で有名。『メタ・クリスタル』や『メタルバトル』は有名所。