『スネーク。聞こえるかい?』
「お、どうしたと言うんだオタコン」
『支援物資の補給システムの構築が完了したんだ』
「何?詳しく聞かせてくれ」
『フルトン技術の応用で君が指定した座標に向けて支援物資を送り込む態勢を整える事が出来た』
「成程……確かに支援が受けられるのは非常に有り難い。弾薬等は基本的に消耗品だからな……だが」
『ああ、支援物資を送り込むにしても屋外で尚且つ、敵に見つからない場所じゃないと非常に難しい。戦場のど真ん中では撃墜の危険性がある。その為にも要請を出すにも安全を確保せねば使えないよ』
「使えるんだか使えないんだかよく分からないな。確かに一理あると言えるのも事実だ……使う時は潜入直前が理想か」
『君は確かに丸腰で潜入する事を是とするけど、全てが上手く行くとは限らない』
「当然だ。何事も上手く事が運ぶとは限らない……刻一刻と変わりゆく戦場では何一つとして不変たる存在は無い」
「……潜入任務も同じだ。だが、何故のシステムを構築した?」
『君が任務中に新兵器の開発が成功した時、君が帰ってくるまでお預けだろう?それでは遅い場合も多々ある。あの時、アレがあればと後悔しても遅いんだ』
「……成程。確かにそれは言えてはいるがその時、無い物強請りしても仕方がないだろう。時には手持ちのカードで最善の結果を導き出す必要がある」
『あはは、君らしいね。でも、装備は充実している方が良いんじゃないかな?』
「否定はしないな。流石に素手でメタルギアは破壊は出来ないからな」
『其処で、早速君の座標近くに支援物資を送り込んだよ。是非とも使ってくれ』
「早速か。ああ、分かった。だが、出来れば携行出来る奴が良い」
『何れは火力支援も可能な状態に持ち込みたい。その為にも多数の資源が必要となる。鋼材と言ったモノだけでは足りないんだ』
「そうなのか?」
『気軽に流通しているモノだけでは足りない事が多い。潜入地域は隔絶された地域である事が多いだろう?その地域で入手可能な資源があれば使えるかも知れない』
「成程……確かにそうだな。俺達が何気なく使っているモノも昔に誰かが当時は極地で発見された物質が流通してそれから発明されたモノだな」
『そうだね。銃器や車両だってそうだ。先人達が全ての微細なパーツに至るまで考えて発明した……その材料となるモノも使えると見出したからこそだ』
「……ああ、そうだな」
『な……⁉︎』
「どうした‼︎ オタコン⁉︎」
『……クソ。支援物資を乗せた小型輸送機が飛行する鮫に襲われた‼︎ なんて奴らだ……‼︎』
「……やはり厄介極まりないな。鮫が空を飛ぶと此処まで厄介な存在とはな。中々、侮れないな」
『折角、支援物資として載せた『レイトウマグロ』がッ⁉︎ 『恐るべき鮫達計画』の鮫達によって美味しく頂かれてしまう‼︎』
「おい待て、それをどうやって使えと言うんだ⁉︎ オタコンッ‼︎」
『うにうにうにうににに、うっに〜( ̄∀ ̄)』
「ほぅ、そんなにカジキマグロと言うモノはウマいのか」
『スネーク。また、幻聴?』
「いやな。『鮫達が冷凍マグロを獲って来た』そうだ。凍っていたらしいが解凍すれば喰えるのだそうだ」
『レイトマグロって……貴方、前に森林マグロを食べたじゃない。と言うか冷凍されたモノを獲ってきたってそれは』
「最近、ゲテモノしか食っていないからな……へびイチゴは腹を壊したしなぁ……」
『話を聞きなさいよ……』
『うにゅにゅ〜( ´ ▽ ` )』
『レイトマグロ』
『モンスターハンター』シリーズに登場する紛う事なきカジキマグロの姿をした大剣。何処からどう見てもカジキマグロであり言うまでも無くネタ武器の一種。氷属性を有する大剣だが、ライバルが多過ぎて肩身が狭い……。
強化に魚系素材やらお食事券やら要求されるが一体、何処に使われているのかは全く分からない。まさかと言うが手間賃代わりに職人達に喰われてしまったのだろうか?
因みにカジキマグロはマグロの仲間じゃない。なのにマグロを名乗るとは……。
アイスボーンでは武器等の生産や強化時にコンベアから流れる描写があるが、コイツの場合は食品加工の工程にしか見えない。
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