スネーク氏の潜入レポート調査   作:夢現図書館

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へびがたべたい

 

 

 

 

「遂に、遂に捕獲(キャプチャー)に成功したぞォォォォォォォォォ‼︎‼︎」

 

『無線機越しで五月蝿いわよ⁉︎ と言うかどうしたのよ?』

 

「遂に念願の蛇を捕獲(キャプチャー)する事に成功した‼︎ 見ろ、この黒い斑紋て暗い茶色の体色を‼︎ コレは間違いなく蛇に違いない‼︎」

 

『蛇1匹に其処まで興奮するのは地球上で貴方だねでしょうね……えーと、スネークが捕獲(キャプチャー)したのはアナコンダね』

 

『ボア科アナコンダ属に属するヘビの総称で、今回スネークが捕獲(キャプチャー)した蛇はキイロアナコンダ。オオアナコンダと比べて小さいイメージがあるけどそれでも300cm以上はある大型種よ。一般的にメスの方が大型化しやすい種よ。オオアナコンダ程、水中に入り浸りにはならないけどキイロアナコンダも水中に身を潜める事もあるわ』

 

『アナコンダ属だけあって『暴君』と称される程に狂暴。此方も毒は無いけど極めて危険な種よ、天敵は人間かしらね?』

 

「それと、蛇だ」

 

『……確かにその通りね。何でも噛んでも口にしてしまう程の悪食だもの。オオアナコンダも麻酔が効いた様にキイロアナコンダも麻酔銃を使えば生け捕りに出来る筈よ』

 

「ああ。生け捕りに成功したさ……思いの外、デカいな」

 

『爬虫類は常に成長を続ける。時には常識を超えた大きさに成長を遂げる蛇もいるそうよ。未確認生物UMAとしてね』

 

「ほう?」

 

『5m越えは序の口。中には10mに達するかと思わしき巨大に成長する場合もあったと言う記録もあるわ。でも、水中に身を潜める事も多く信憑性に疑問視する声も多い事から曖昧な記録となっているわ』

 

「其れ程の大きさならばさぞきっと食い応えがあるだろうな……」

 

『貴方、そればかりよね……神秘性とか少しは……いえ、聞くだけ無駄ね』

 

「それで味は?

 

『やっぱり聞くと思った』

 

「期待に応えられて何よりだ。オオアナコンダもかなり美味かったからな……このキイロアナコンダってのも美味いんじゃないのか?」

 

『……確かにそうかも知れないわね』

 

「何でそんな曖昧なんだ?」

 

『資料が乏しいから何とも言えないのよ。アナコンダ属で近種だから大丈夫かも知れないわね』

 

「そうか」

 

——念願の蛇だ。腐ってしまう前に早速、頂くとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結構、イケるなッ‼︎」

 

 

 

 

 

 

——オオアナコンダ程では無いがクセがある肉感。だが、慣れると其処もまたイケる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『キイロアナコンダ』

 

食ってみたら中々美味かった。やはり蛇は美味い(ミルクヘビを除く)。

 

 

 




『キイロアナコンダ』

イエローアナコンダとも呼ばれている。実在するアナコンダ属の大型種の蛇。オオアナコンダは指定動物にされているがキイロアナコンダは指定されていない為に一般人でも飼う事は可能。しかし、凶暴極まりない事には変わりは無いので細心の注意を払い自己責任で飼う事(犬、猫、乳児も餌と見做される為に非常に危険)。


『メタルギア』ではオオアナコンダがFoodとして登場する。回復量は多めでありスネークも『美味い』と評する蛇である。

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