スネーク氏の潜入レポート調査   作:夢現図書館

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肉体補完計画

 

『スネーク。支援物資を送ったが届いたか?』

 

「シギントか。ああ、届いたぞ。ダンボールに詰めて空輸で届けて来るとはな……ダンボールの使い方を間違えていないか?ダンボールとは敵兵を欺く事に使うモノだぞ。そんな使い方、邪道だろう」

 

『いや、何処の世界にダンボールを使って敵兵を欺く奴が……』

 

「此処に居るじゃないか(´∀`)」

 

『清々しいまでの開き直りっぷりだな⁉︎ つーか、ダンボールは被るモノじゃなくてだな。中に色々なモノを入れる為に使うのが本来の使い方だ』

 

「そうなのか⁉︎」

 

『驚く所、其処なのかッ⁉︎』

 

「いやだってそうだろう⁉︎ ダンボールとは戦士の必需品であり欠かす事が出来ない逸品なのだぞ⁉︎

由緒ある伝統のある存在で古来から様々な戦士がダンボールに命を救われている……ダンボールを如何に上手く扱えるかどうか……その巧みな使い方により任務の成否を分けると言っても過言では無い。粗雑な扱いは決してしてはならない」

 

『……アンタ、パラメディックからも言われていると思うが……病院に行った方が良いぞ。頭の』

 

「何故だ⁉︎ 何故其処まで言われなきゃ行けないんだ⁉︎」

 

『いやだってさ……幾ら何でも変なモノを食い過ぎてタダでさえ石頭が更に馬鹿になっちまったらどうすりゃ良いんだよ……』

 

「……俺は正気だ。んで?何を届けてくれたんだ?食える奴なのか?」

 

『他に何か無いのか?』

 

「いや、基本的に現地調達だからな。気前よく補給物資を送ってくれるだなんて、普通アテにはしないだろう?潜入地域で未確認の輸送ヘリ等が目撃されたら警戒されて然るべきだ。それが原因で何かしら悟られたら目も当てられん」

 

『確かにスネークの言う通りだ。そんな迂闊な真似をしてしまえば敵に『襲撃だ』と親切に教えてしまう様なモノだ。だから警戒圏外区域を選んで送らせて貰った。そんな真似するなら素直に火力支援で吹っ飛ばす方が何倍も手っ取り早いからな』

 

「で?」

 

『ああ、研究班が開発した薬品を送らせて貰った。硬化薬、だそうだ』

 

「なんだその薬は?」

 

『説明は……』

 

『ハーイ。私が説明してあげるわね、スネーク』

 

「パラメディックか。で、その硬化薬ってのは何なんだ?」

 

『読んで字の如く。身体を岩石の如く硬質化させる薬よ。スネーク、貴方以前に身体が鋼鉄化するキノコを食した事があったわね?』

 

「ああ、確かメタルキノコだったか?」

 

『その成分を解析、研究して作った試作品なの。身体が鋼鉄化してガチャガチャ五月蝿くて潜入や隠密にとても使えないと言っていたじゃない』

 

「ああ、そんな事を言ったな」

 

『差し詰め、メタルスネークね』

 

「何か言ったか?」

 

『いえ、何でも無いわ。一応、身体に害は無いようにはなっているわ。それじゃあ、任務頑張って‼︎』

 

「おい。味の方はどうなっ……逃げたな」

 

『多分、大丈夫だと思うぜ?多分』

 

「不安を煽るような言い方をするんじゃない‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『硬化薬』

 

危ない気がしたので飲むを止めた。其処らにいた蛇に掛けてみたらガチガチに硬くなってしまって動かなくなった。なんて危ない薬を作るんだ……‼︎

 

 

 

 




『硬化薬』

『モンスターハンター』に登場するアイテムの一種。使用すれば力尽きるまで防御力を一定量増加する。上位の『硬化薬グレート』が存在する。

防御力はあるのとないのでは大きく変わる為に切実な問題。まぁ、モンスターの攻撃を躱し切れる腕前のあるプロハンターや、モンスターの攻撃が全部即死級ならば無用の長物。

そんな事よりもパーティプレイの時、飲んでいる間に他の皆の活躍によりクエストクリアになってしまう悲しい現実の方が切実な問題と言える……。


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