『スネーク‼︎ 貴方が今いる区域にてアバドンと呼ばれるアラガミが確認されたわ‼︎』
「アバドン?何だ、それは」
『アバドンとは超小型のアラガミで『混迷を呼ぶ者』と呼ばれる異名を持っているの。中には幸運を呼ぶアラガミと呼ぶ声もあるわ』
「混迷を呼ぶ者、か……大層な二つ名だな」
『小さな体躯に金魚の様なヒレ、体の半分が頭部の様で大きな口が特徴よ。戦闘能力は皆無に等しくて体内に溜め込んだ物が輝いているそうよ』
「へー……」
『何よ。興味なさそうね……』
「だって、アラガミって美味く無いじゃないか。サイ擬きの様なアラガミを食った事があるがパッサパサしているわ味は無いわと散々だったぞ……」
『貴方って、本当に食べる事しか興味が無いのね……』
「当然だろう……が、アラガミは不味いと言うのは良く分かった。どうせなら美味そうな奴の情報が欲しい」
『貴方、時々、任務の事を忘れていない?』
「いいや、忘れていな……」
「ピギィピギィ(△w△)」
「シャーシャー(owo)」
「なんか、ちっこい奴らが居るんだが……黒い金魚っぽい奴と丸っこい奴が」
『スネーク⁉︎ アバドンよ‼︎ 捕まえて‼︎早く、逃げちゃう‼︎』
「ピギィ⁉︎(△w△!)」
「シャ⁉︎(owo!)」
「あ、逃げた」
『追いなさいよ⁉︎ 地面に潜られたら捕捉出来ないのよ⁉︎』
「別に良いじゃないか、アラガミって食っても不味いんだしさ……( ̄_ ̄)」
『不貞腐れないの‼︎ 良いから捕まえて来なさい‼︎ 何の為に貴方が其処に潜入していると思っているのよ⁉︎』
「お前さんの方こそ、任務の事……忘れて居ないか?」
——麻酔銃を使えばイケるか?
「ジャ〜……(×w×)」
『スネーク⁉︎ 捕まえたの⁉︎』
「いや、丸っこい奴は仕留めたが、アバドンとか言う奴は逃げられた。俺としては不味いから別に良いんだけどな」
『……貴方、クルシメラを
『クルシメラは頭上にギロチンの刃が付いた所謂断頭台を乗せた顔に小さな手が生えたシンプルな姿をしているわ。小型で異常に逃げ足が速い個体よ』
「メルヒェンとか言ったか、じゃあ美味いのか?」
『……やっぱり食べる気なのね。ギロチンの刃は食べれないわよ』
「おいおい、刃物を口に含もうだなんてそんな馬鹿な真似をする筈が無いじゃないか」
『そんなバカな真似をする人が私のすぐ近くにいるのだけど?』
「それは大変だ。直ぐに病院に行った方が良いだろう。頭の」
『本当、誰の事かしらね?』
「……」
——食ってみた。
「やっぱり甘い……凄く甘い」
『クルシメラ』
蒸せ返るかの様な甘さだった。ベイカーマン以上に甘かった……。
『アバドン』
不味そうなので止めた。あんな奴ら食い物じゃない。
『アバドン』
『GOD EATER 2』に登場するアラガミの一種。超小型アラガミで出現するとアナウンスが入る。イカれた見た目のアラガミばかりのこの世界において小動物的なビジュアルが特徴的。そして逃げるのが速い、異常に速い。逃げるな、つか逃すな。そして、仕留める。なんか、見た目が神機の捕食形態っぽい。個人的にはサメっぽい。
捕捉されると威嚇した後に逃げ回るが体力は低いので討伐する時は即殺推奨。無事に撃破すれば貴重な素材が入手出来る。遭遇できるかどうかは時の運。正にメタルスライムな存在。フリークエスト限定でランダムで出没しクエストレベルに応じて獲得できる素材が異なる。また、逃げ回る為に分断した大型アラガミが合流してしまい大乱闘に発展する事もある。倒すかどうかは計画的に。
『クルシメラ』
『神獄塔メアリスケルター2』に登場するメルヒェンの一種。小型メルヒェンの一種で、体力の数値が異常に低い、回避率が高い、物理防御力と魔法防御力がカンスト、逃げやすいと言う正にメタルスライムな連中。クルシル、クルシネスと言うメルヒェンも存在する。オマケに攻撃力が妙に高い(クルシネスに至っては通常攻撃が全体攻撃)。
複数体、同時に現れる事もあるが行動時に逃げられる。逃げられる前に攻撃系アイテムを使えば防御力無視して仕留めれる。無事に倒せば大量の経験値が貰える。やっぱりメタルスライム。が、システムの都合上……あんまり有り難みが無い事情があったりする(素直にジェイルボーナスのピースを弄った方が早い為にバランスが崩壊気味……が、反動で敵の猛攻がアホみたいに激化、一撃貰えば即死圏内に突入するレベル。特にリメイク版)。