「パラメディック。おーい、パラメディック」
『スネーク。どうしたのよ?最近、無線を全く寄越して来ないから宇宙の塵にでもなったのかと思っていたわ』
「いきなり辛辣だな?何があったんだ?」
『人の家の中に勝手に料理番組のセットを作っていたのは何処の誰かしら?然も見ず知らずの幼女を拾って来るだなんて……任務に差し支えるでしょう?誘拐の容疑で指名手配されても仕方ないわよ?』
「……そう言えば何故か英国のMI6やらUKSFが出しゃばって来る光景を何回か見ていたな……」
『無視された……と言うか貴方、何をしたの⁉︎ 英国の特殊部隊に加えて秘密諜報部まで出て来るなんて余程の事よ⁉︎』
「何処ぞのスパイ映画だな。少佐からも矢鱈とその様なネタが振られて来たが……」
『……私は興味が無いわ。じゃなくて、貴方、本当に何もしていないわよね?間違ってバッキンガム宮殿とかウィンザー城とかにダンボールで潜入とかしていないわよね⁉︎』
「していない。明らかに場違いすぎる事は俺でも理解しているさ。考えてみろ、荘厳な内装の建物の中にダンボールが置かれていたら誰が見ても不審がる。カモフラージュ率が上がる事は無い……研究施設や軍事施設に潜入するのは俺の十八番だが、流石にダンボールの利用性の低い建物内に潜入するのは一工夫必要だ」
『良かった。貴方の事だから『ダンボールは神器だ。如何なる相手でも欺ける‼︎』とでも言いそうだった所よ』
「何を言う⁉︎ ダンボールを使いこなしてこそプロフェッショナルと名乗れるのだぞ‼︎ 時と場合を使い分けてこそ、一流のダンボーラーを名乗れるんだ‼︎ 粗末な扱いや使用法は断じて許さんぞ‼︎」
『そんな力説されても……ダンボーラーってどんな表現方法よ。と言うか本当に何もしていないわよね?』
「していないさ。あ、そう言えば英国のUKSFの連中、何か鮫と会話している光景を何回か見ているな……最近の特殊部隊は中々、侮れないな。サメ語を体得しているとはな……」
『先ず、サメと会話出来ているという事自体に疑問を抱いて頂戴。特殊部隊の面々が鮫と情報交換をしている光景はシュール過ぎるから……サメと会話するのは貴方だけで充分よ』
「そうか?サメがスーパーで買い物籠下げて買い物している光景を偶に見かけるが」
『ねぇ、何処の
「いやな?ダンボールにも趣が合ってな……潜入に使うダンボールはやはり潜入先に合致したモノを用意して然るべきだ。何事も、対応して対処できるモノを用意して運用するのは至極当然の事だ。そのダンボールにとって最高のパフォーマンスを発揮出来る場所を選んで使ってやるのが我々、ダンボーラーにとってダンボールに対する最高の礼儀だ。曲がりなりにも工作員を始めとした多くの戦闘員がダンボールに命を救われている。我々、ダンボーラーは極限状態に於いて背中を預けるべき存在の1つにダンボールを挙げるだろう……コレは面接会場と言って良い。ダンボールの面接会場として数多くのダンボールが集まるスーパーは正に彼らにとっては雌雄を決する決戦場だ」
『色々と言いたいけれど、ダンボールの就活だなんて聞きたく無かったわ⁉︎ スーパーの店員からすれば傍迷惑よ‼︎』
「大丈夫だ。潜入のプロからすれば見つからない事に造作は無い」
『間違いなく営業妨害な上にそもそもスーパー内でダンボールを選別している時点で大問題よ‼︎』
そして、活動報告にて相変わらず募集中
メアリスケルターfinalを書く時用のネタも集めねば(・ω・)