「シギント」
『どうしたよ?スネーク。何か面白いモノでも見つけたのか?』
「……いやな。デカくて赫い蜥蜴を
『スネーク、アンタがゲテモノ喰らいってのは割と知っているから何も言わねぇけどさ……硬いモノってたら骨だろ?普通に考えてよ』
「オレもそう思ったんだが、見てみたら綺麗な色をした宝石の様な球体だったんだよ。驚きだろ?蜥蜴の体内でこんな綺麗な宝石擬きがあるとはな……草食性の動物には胃石を用いて消化し易くするモノが居るのは知っているが」
『スネーク⁉︎』
「な、なんだ⁉︎ シギント」
『ちょっとパラメディックから資料を借りてくるから少し待っててくれ‼︎ 良いか、絶対に壊したり無くしたりするんじゃ無いぞ⁉︎』
「あ、ああ……こんな石ころが欲しいのか?」
『待たせたな……。スネーク、
「ああ。体色は赤くて甲殻の様なモノに覆われて全体的にライオンを彷彿させる威風堂々とした姿をしている。王冠の様な鬣に一対の捻れた角が伸びているな。体格に勝る翼が生えている」
『間違いない。テオ・テスカトルと呼ばれる古龍種に分類される大型モンスターだ。威風堂々たる姿は王の風格で炎を操り堂々たる佇まいから『炎王龍』とも呼ばれている。その炎を纏いて攻撃に転用してくるぞ』
「ああ……近付いただけで肌が焼かれてしまう。然も粉塵爆発を遠隔操作の感覚で多用されては迂闊に近付けないだろうな。対峙するだけでも焼かれる感覚に陥る」
『その通りだ。テオ・テスカトルの発生させる爆発の破壊力は凄まじくモロに受けてしまえばタダでは済まないだろう。スネークのスニーキングスーツじゃ一瞬でウェルダンだ』
「で?味の方は実食しているから美味いの一言で済んでいるが」
『話のキモは其方じゃない。スネークが見つけたその玉石は古龍の大宝玉と呼ばれるモノだ。非常に滅多に見つかる事が無い激レアな物質なんだ。古龍種の体内で長い年月を掛けて生成されると言う代物。運が悪い奴は何時迄もお目にかかれない。その玉石を求めて戦いに明け暮れる者達も多いと言う』
「へー……こんな石っころにそんな価値があるのか。良く分からんモノだな」
『スネーク、アンタがダンボールに掛ける情熱と似たようなモノかも知れないぜ?』
「ダンボールと一緒にするな‼︎ o(`∀´ )o」
『少なくともダンボールよりかは希少品なんだけどな』
「だからダンボールとこの石っころを一緒にするな‼︎」
『あ、スネーク⁉︎ 捨てるんじゃない‼︎ 大変貴重な』
「其処ら辺に転がっているだろ。そんな事よりも食える所が無くなってしまったな……」
『話の切り替えが雑だな、オイ⁉︎』
『テオ・テスカトル』
喰って見たが中々美味い。しかし、偶に変な石っころが混ざっている。美味く無いのでソレは捨てた。
『テオ・テスカトル』
『モンスターハンター』シリーズに登場する古龍種の一種。別名『炎王龍』。
龍炎纏い状態と粉塵纏い状態があり、弱点属性がコロコロと変わる。炎属性やられと爆破やられを多用するので必要とあれば対策が必要。
ノーモーション突進や爆発攻撃は矢鱈と攻撃が高く爆破やられを伴うと即死が頻発するので注意が必要。『スーパーノヴァ』の破壊力と演出はド派手の一言。
『古龍の大宝玉』
『モンスターハンター』シリーズに登場する激レア素材の一種。主にドス古龍系統から入手出来る。
物欲センサーにやたらと引っかかる上に要求数が全く釣り合って居らず大量に要求される事もしばしば……出ない時はトコトン出ない。そして出る人は高い確率で出て来る。
(作者の場合はそう言う激レア素材はホイホイ出て来る為にアイテムBOXの肥やしと化している。天鱗とか天殻とかも溜まってる……。代わりにソシャゲのガチャ運は最悪の一言)