「パラメディック」
『スネーク。最近、無線飛ばして来なかったけど、生きていたのね。とっくに何処かの異世界に行っていたのかと思っていたわ(私の家を勝手に料理番組のスタジオにしていなかったから、平和だったのだけど)』
「……何か心の声が聞こえた気がしたが、ちゃんと生きているぞ‼︎ 単純に無線の電池切れだっただけだ」
『貴方の無線は体内発電だった気がするのだけど……』
「オロシャヒカリダケが近くに生えて居なかったからな……」
『はいはい。その回復方法は何かと間違っている事を思い出して頂戴。それで、何を見つけたの?』
「ああ……コレだ。クマがデフォルトされたかの様な顔をしたモノだ。パラメディック、コレは何だ?」
『ああ、それミッシェル最中ね』
「ミッシェル?」
『ミッシェル最中はミッシェルって言う着ぐるみキャラクターの顔を模した和菓子の一種よ。最中と言う和菓子。そのミッシェルを模した最中の和菓子だからミッシェル最中』
「ふむ。そのミッシェルって奴を使った最中と言うお菓子か?」
『何処をどう捉えればその様な認識になるのかしらね……そのミッシェル最中は花咲屋と言うお店で1日、50個限定商品なの。良く手に入れる事が出来たわね……と言うかまさかと思うけれど、窃盗した訳じゃあ無いわよね?』
「そんな事はしていないさ。ただ、ダンボールを調達していた際に偶々、入っていたんだ」
『思っ切りの窃盗行為じゃない⁉︎ 今すぐに返却して来なさいッ‼︎』
「すまん。腹が減ってな……今、食べているんだ」
『このおバカッ‼︎ 何て真似しているのよ⁉︎ まさかと思うけど、街中でダンボール被って居る訳じゃあ無いわよね⁉︎』
「何を言う⁉︎ ダンボールの存在こそ、身を隠すにうってつけの内容に他ならないじゃあないか⁉︎」
『街中でダンボール被って移動するバカが何処に居るって言うのよ⁉︎ と言うか、今すぐ止めなさい‼︎ 凄く浮いている様に見えるからッ‼︎』
「そう言えば金髪とオレンジ髪の女子高生らしき年齢の少女達が追って来ている様にも見えるな……」
『全然、偽装できていないじゃない‼︎ 貴方、本当にプロの潜入工作員なの⁉︎』
「勿論だ。それよりも、この付近で何か美味いモノは無いのか?何処かに美味い店でも……」
『1回、逮捕されちゃいなさいよ‼︎』
『ミッシェル最中』
中々美味かった。それよりも、そのミッシェルと言う着ぐるみが空を飛んで居る光景が見えたのだが……最近の着ぐるみは空を飛べるのか?
『ミッシェル最中』
バンドリに登場する通貨アイテム。入手量が少なく、尚且つエリアアイテムを購入、レベルアップに使う。それにしても……フリックの無反応は本当に勘弁して欲しい。