「此方、スネーク。古代樹の森を抜けた」
『スネーク。周囲の光景はどうだ?』
「うむ。荒れ果てた台地に加えて奇妙な形の岩が見えるな。あと、サボテンも見えるなぁ……」
『恐らく君が今いる場所は『大蟻塚の荒地』と呼ばれる場所だ。君の見ているであろう奇妙な形の岩は長い年月を掛けて作られた蟻塚だ。故に大蟻塚だと呼ばれている』
「塵も積もれば山となる、か。小さな蟻が彼処迄巨大な蟻塚を作り上げるとは……全くもって見事なモノだな」
『正しく大自然が生み出した芸術とも言えよう。故に過酷な自然環境、その地を縄張りとする生物も屈強だ。充分に気をつけたまえ』
「ああ。この大陸には巨大なモンスターがうじゃうじゃ居る。おちおち寝て居られんな」
『ディアブロスと呼ばれる大型モンスターは特に縄張り意識が強い事でも有名だ。別名、砂漠の暴君とも呼ばれている。奴の突進は喰らえばひとたまりも無い。更に地中に潜り強襲を仕掛けると言う、地面にも気を付けた方が良い。流石に地中の死角からの攻撃は防ぎようが無いだろう』
「だが、完全では無い筈だ」
『無論、対策は存在する。ディアブロスは視界の利かなくなる地中に置いて獲物の場所を把握する為に聴覚は鋭敏になっている。その鋭敏化された聴覚を逆手に取れば地上に引き摺り出せるだろう』
「成程な。だが、出会さない事に越した事は無い。む……‼︎」
『どうした?何か見つけたのか?』
「アタッシュケース程の大きさの箱が落ちている。岩の間に引っかかっているようだ」
『……‼︎ 恐らく例のブツの可能性が高い‼︎ スネーク、回収するんだ‼︎ 出来るならば隠れて確認をしたまえ』
「了解した。っと、思いの外、軽いな……」
『不用意に開けるのは危険かも知れない。内容が分からない以上、此の儘と言う訳にも行かないな……中身がデータや書類とも限らない。毒物やウイルスの可能性がある』
「……が、中身が分からない以上、どうするかも見通しが立たないな」
『開けてみるのか?』
「鍵は……ロック式では無いな。一昔前の南京錠タイプの様だ……万が一の事を考えて開けた瞬間に後方に退避する。爆弾の可能性もあるからな」
『……スネーク、用心しろよ』
「ああ。3、2、1……ッ‼︎」
『どうだ⁉︎ スネーク‼︎』
「爆発も毒ガスの類も無し……一応、安全の様だ……」
『中身はどうなっている?』
「コレは、紙ベースの情報の様だ。しかしながら素直に書かれていないな。コレは暗号化されている。蹴り飛ばしたから順番も滅茶苦茶だな……」
『暗号化された情報か。解読すればその組織が何を行なっているか分かるかも知れんな……どんな内容かね?』
「ああ……コレは16進数の暗号だな……
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こんな所か……」
『かなり長い文章だな』
「……な、何だアレは⁉︎」
『どうした⁉︎ スネーク‼︎」
「デカイ。巨大なヘビの姿をした機械の……いや、ヘビ型のメタルギアかッ⁉︎」
『何だと⁉︎ そんなモノが開発されていたのか⁉︎』
「今迄は人型のメタルギアが多かったが……確かに全く異なるコンセプトのメタルギアが開発されていても全く不思議じゃない」
『スネークッ‼︎ 聞こえるかい⁉︎』
「オタコン⁉︎ 今、それどころじゃ無いんだ」
『巨大なエネルギー反応が現れた。厄介な奴が接近、と言うか接敵している⁉︎』
「ああ、遠目にでも見える程の巨大なヘビの姿をしたメタルギアと思わしい巨大兵器が見える。あんなのが暴れたら事が事だぞ……‼︎」
『第三の預言者……ビナーだ‼︎ スネーク、アレはメタルギアじゃない‼︎ じゃないけど、放置は危険だよ‼︎』
「みたいだな……上空にミサイルをばら撒くわ。高出力のレーザービームを吐くわと大暴れだ……流石にヴァルなんとかに比べたらまだマシだろうさ」
『超生物に比べたら機械兵器の相手の方がまだマシだろうね……』
『ビナー』
『ブルーアーカイブ』にて登場する総力戦(レイドボス)ボスの一体。超巨大なヘビの姿をした大ボス。防御属性は重装甲。貫通属性を持つ生徒が有利にダメージを与えれる。
ある程度削ると移動して第2フェイズへと移る。第2フェイズから浄化の嵐を使い始める。全体大ダメージに加えて防御が半減された挙句、全ての遮蔽物が破壊される為、隠れられなくなる。防御が低くなりがちな生徒は特に危険。阻止出来るならば阻止したい(狙って出来るモノじゃないと思うが……)。更に追い詰めると3秒ほどのムービーが挿入され第3フェイズに移行する。
因みにビナーとは生命の樹の3番目、理解を示す。対応する天使はザフキエルである。