スネーク氏の潜入レポート調査   作:夢現図書館

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毒巻く宴

 

 

「……で?お前さんは此処で何をしているんだ?」

 

「キシャー( *`ω´)」

 

『さも当たり前のように鮫と会話するのは止めてくれないかしら?唐突過ぎてツッコミが遅れたわ。と言うよりも貴方、今何処に居るのよ?』

 

「ん?ああ、何やら凄い所にいるぞ。水晶の様なモノが其処彼処に存在するぞ‼︎」

 

『……ああ、貴方、瘴気の谷を抜けて龍結晶の地に居るのね』

 

「ああ。と言うか、中々愉快な事が起きているぞ?」

 

『どうせ、ヤバめなモンスターが跋扈しているんでしょう?だって、その地域は特に強力なモンスターが犇く環境だもの』

 

『キシャシャー( *`ヮ´)』

 

「……『トビカガチ亜種やらギギネブラ、イテナミ、果てはメラム・マルドゥーグが暴れ回ってやってられない』だそうだ」

 

『見事に毒物軍団のフルコースね……スネークならば纏めて食べてしまいそうだけど』

 

「何か言ったか?」

 

『いいえ、何も?取り敢えず、正面切って相手するのは面倒な連中ばかりだし余り相手するモノでは無いと言う事は確かね。余り美味しくない連中ばかりだし』

 

「そうなのか……それは残念だ」

 

『過酷な環境だから危険生物が非常に多いから長居しない方が良いわよ。其処には蛮族が住んでいると言うし』

 

「……大丈夫だ。そんな細かい事は気にしない」

 

『でしょうね。何方かと言うと貴方の方が蛮族に近いでしょうね』

 

「何か言ったか?」

 

『いえ、何も?』

 

「……と言うか、現在進行形で目の前で大型モンスター共が暴れ回っているな。見るからに猛毒合戦だ」

 

『トビカガチ亜種とメラム・マルドゥーグね。何方も強力な毒を操る存在ね。然も、広範囲に及ぶ攻撃が多いから位置取りには注意が必要よ』

 

「……って、コッチに来たぞ⁉︎」

 

「キシャ( ̄^ ̄)ゞ」

 

「って、コラ。地面潜って逃げるな、鮫ッ⁉︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……やれやれ、ビナーとか言う奴。タフにも程がある相手だったぞ」

 

『少なくともメタルギアに比べれば単調だっただけマシだと思うよ?』

 

「……まぁな。で、此処は何処なんだ?白い水晶が其処彼処に生えているな。この光景は中々、壮観だな」

 

『其処は龍結晶の地と呼ばれているそうだよ。特に強力なモンスターが跋扈する指折りの危険地帯だよ』

 

「……荒々しく暴れ回った後が彼方此方に見えるな。巻き込まれればひとたまりも無いだろう」

 

『縄張り意識の強いモンスターも居るだろう。君のスニーキングスーツじゃとても耐え切れない。更にその地域の下層部には活火山の溶岩が溢れた地域になっている』

 

「火山地帯と密接に結びついているのか。生身で突入するのは自殺行為だな」

 

『その付近に生息するモンスターは特に強大だ。遭遇したら隠れた方が良いかも知れないね』

 

「……この付近にも例のブツが落ちている可能性があるんだな」

 

『かも知れない。溶岩に落ちて跡形も無く溶解している可能性もあるけれどね』

 

「……探す必要なくないか?」

 

『それ、言っちゃお終いな気がするよ』

 

「ついでに言うならば、見るもヤバそうな奴が殴り合いながら此方に来ちゃった訳だが」

 

『って、アレはギギネブラとイテナミ⁉︎ 何方も危険なモンスターだよ⁉︎』

 

「そんなにヤバいのか?」

 

『ギギネブラは全身から猛毒を分泌する毒の扱いに長けたモンスター。天井や壁に張り付いて死角から攻撃する。毒の塊を受けるのは極めて危険だ‼︎ イテナミは見た目に騙されてはいけない、その両腕は絶対零度の冷気に包まれていて一瞬で命を刈り取る。接近戦を仕掛けるのは危険だ‼︎』

 

「……懇切丁寧に相手する理由は無いな」

 

『争っているのならば争わせて逃げるが勝ちだよ、スネーク』

 

 

 







『トビカガチ亜種』
 『モンスターハンター』に登場する中型モンスターの一種。別名、飛毒竜。飛雷竜、トビカガチの亜種。状態異常の雨霰と言って良い程にウザイ。毒、猛毒、麻痺の状態異常を矢継ぎ早と放り込んで来る。頭を破壊すれば麻痺、尻尾を破壊すれば毒の効果を弱める事が出来る。毒無効のスキルがあるか無いかで劇的に狩りやすさが変わる(毒無効を発動していなかった作者は一度、悪夢を見た……)。
 状態異常が面倒なので余り見向きされて
いない、出番的な意味では結構不憫。



『ギギネブラ』
 『モンスターハンター』に登場する飛竜種。別名、毒怪竜。奇怪竜フルフルの親戚みたいな見た目のモンスター。頭と尻尾が良く似た外見をしており怒ると肉質が逆転する変わった性質を持つ。原種はコレでもかと言う程に毒攻撃を多用する為に毒無効がないと中々、厳しい面がある。





『イテナミ』
 『討鬼伝2』にて登場する美しい女性肩の上半身と、蛇身体の下半身を持った大型鬼。水氷を用いた攻撃で攻めて来る。タマハミ状態になると行動が大きく変わる。ヤトノヌシと逆の姿勢になる様だ……だからどうしたと言われればそれまでではあるのだが。ぶっちゃけミズチメよりかはビジュアルは良い。


『メラム・マルドゥーグ』
 『ゴッドイーター3 』に登場する灰煉種アラガミの一種。マルドゥークの強化個体であり火属性から神属性に変化しているだけに留まらず、腕のガントレットからヴェノム状態を引き起こす攻撃が追加されている。感応能力により自爆する小型アラガミを呼び寄せるが耐久力は低いので広範囲をカバーできる武器種だと登場から纏めて瞬殺される事もしばしばある。

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