『スネーク。今、何処に居るんだい?』
「やたらと寒い場所に到達した。深雪が降り積もって行動に阻害が出るな……耐寒装備が無いのが中々痛いな」
『スネーク、その時はトウガラシを齧れば良いよ。極度の低温の場所ならば汗をかく事は無く体温を確保出来る。丁度、君が居る地域は『渡りの凍て地』と呼ばれる場所なんだ。其処では寒さに強い品種のトウガラシが自生している。摂取すれば寒さによるスタミナの確保に役立つだろう』
「自然の神秘だな。こんな環境でも自生するとは……この寒さは堪える、多少の辛さは目を瞑るとしよう。んむ……辛ッ⁉︎」
『そりゃあ、辛いよ。スネーク』
「……暫くは大丈夫か。で、こんな場所にも例のブツは落ちているものなのか?一面、銀世界だ。アタッシュケース程度、雪に埋もれて見つからない可能性があるな」
『雪を掻き分けて探すなんて現実的じゃないね』
「一先ず先に進むとしよう。立ち止まっては凍え死ぬ、突破出来るのならばさっさと突破してしまった方が良いだろう」
『でも、この付近は危険なモンスターの坩堝地帯だ。極寒の環境だから獰猛なモンスターが多いから充分に』
「いや、手遅れっぽいな。と言うか何だアレは⁉︎」
『え?いきなり⁉︎』
「……紫色に光る部位を持つ巨大な獣が鎧を纏った様な奴と全身を氷を纏ったドラゴンが格闘している‼︎ あちこちにデカい氷塊が霰の降って来ている‼︎」
『……最悪だ。アヌビス・デュナイとイヴェルカーナが縄張り争いしている現場に遭遇するだなんて‼︎』
「……厄介な事に青白いビームが飛んで来て近くの崖が倒壊して退路が絶たれた……‼︎ 離脱するにはあの2体が暴れ回る広場を通過するしか無いな」
『スネーク‼︎ アヌビス・デュナイとイヴェルカーナは危険だ‼︎ 何方も絶対零度の冷気を圧縮してビームの様に放てる。距離をとっても流れ弾に巻き込まれる危険性がある‼︎』
「そんな事、分かっている‼︎ 然も何方も派手に動き回って中々、隙を突いて突破出来ないな……ん?なんだ?あれは……中型のメタルギアだと⁉︎」
『このタイミングで⁉︎ 然も中型のメタルギアだって⁉︎』
「丁度、人間が2、3人登場出来そうな大きさだ。両腕に巨大なドリルを装備しているな……脚部はホバークラフトか……深雪地帯であっても抵抗無く動けると言う事か……あのドリルなら戦車など粉砕されるやも知れない』
『スネーク、もしかしたら……‼︎』
「この地域で極秘で新型のメタルギアが開発されている可能性が出て来たな……荒地地帯で目撃した超大型メタルギアの存在も考慮すれば不自然では無い。この極度の低温環境……並の潜入工作員からすれば堪える環境と言えるだろう」
『どうする?スネーク』
「……メタルギアの開発は莫大な予算が掛かる。コスト、より高機動でコスト削減が実現した際に起こるのは中型メタルギアで組織された部隊……危険過ぎるな」
『製造ラインが存在するのならば電波状況が必ずある筈‼︎ 調べてみるよ‼︎』
「ああ、頼む。偽装されている可能性はあるが……ん⁉︎ なんだ、あの紫色の結晶体みたいなのは……さっき迄は無かったぞ……?」
『す、スネーク⁉︎ そ、それは危険だ‼︎』
「……何か黒い煙みたいなモノが見えるぞ」
『不味い‼︎ 直ぐに隠れて‼︎ 何でも良い‼︎』
「そんなにヤバい代物か⁉︎ 分かった。隠れるモノと言えばダンボールだ」
『………………スネーク、無事かい?』
「ああ、生きている。今日もダンボールに命を救われたな。深雪仕様じゃなかったら危なかったかも知れないな……で、急に焦るから何事かと思ったぞオタコン?アレはなんだ?」
『周りを見れば理解すると思うよ』
「何……?こ、コレは……先程まで暴れ回っていた大型モンスターが倒れ臥している……オマケに中型メタルギアも機能を停止したのか頽れている様に見える」
『……スネーク。君が先程、見かけた紫色の結晶体……アレはフロワロシードと呼ばれる結晶生命体の亜種だ。凡ゆる生命を一瞬で死に追いやる漆黒の胞子を撒き散らす特級危険生物だよ。高濃度の胞子を吸えば即死してしまう』
「そんなモノまで存在しているのか……‼︎ そんなモノを浴びればひとたまりも無いな。あれ程の強大なモンスターが一瞬で死に追いやるとは……‼︎」
『遭遇したら即退避するべきだ。戦車の砲撃の方がマシだろうね』
「……軍事利用されない事を切に願うばかりだ」
『幸いにも逃げ足は異常に速いらしいよ』
「……?」
『どうしたんだい?スネーク』
「いや、小さい少女2人があのモンスターの死骸の近くに居た気がしてな……気の所為だと思いたいが」
『寒すぎて幻覚が見えただなんて勘弁してよ?』
「大丈夫だ、俺はこんな所では死なん」
『トウガラシ』
辛いモノの代名詞であるナス科の植物。色々な種類があり苦味の強いピーマンも同じ科。食べても火を吹くとか言う印象があるがそんな事は無い、辛いのは辛いけど。色々な作品で何らかの形で登場する(武器に使われたり……?)。
『モンスターハンター』でも登場、単品では効果は無いが調合素材として専ら使用。ホットミートとかに使われたり。
IBでは等々、ホットドリンクの材料と化してしまったしかも単品で、と言う事はホットドリンクは激辛成分を摂取する飲物と言う事なのだろうか?(辛さで耐寒性を発揮する……アリと言えばアリなのだが……)
『フロワロシード滅』
『セブンスドラゴン』シリーズに登場するフロワロシード系の亜種個体。簡単に言ってしまえばセブンスドラゴン界のメタルスライム。体力が低いが防御力はカンスト、回避率が高い、逃げやすい、倒せば大量の経験値が貰えると言う非常に分かりやすいステータス。しかし、地面に根付いている癖にどうやって回避したり逃走するのかの方が凄く気になる。穴でも掘るのか?(だとすると宇宙だとどう逃げるのか……)
色違いにDXとかEXとか20XXも存在している。しかし『滅』が付く亜種はあろう事か必中の即死攻撃である『漆黒の胞子』を結構な頻度で使って来る(状態異常扱いなので即死無効の『デッドカット』等で対策可能)。時にはドラゴンのお供として堂々と鎮座している場合も(然も逃げないタイプ)。長期戦になりがちなドラゴンと纏めて相手するのは厄介なのでさっさとご退場願いたい。
『ロストブレイン』
『神獄塔メアリスケルター finale』に登場する中型メルヒェンの一種。サイ系の最上位種。アマードコアとか普通に出て来そうなロボットみたいな見た目のメルヒェン……と言う事はきっと食えるのだろう。食えるのか?簡単に言ってしまえば言えばガンダムの設計ミスっぽいアッグみたいな姿をしている。
見るからに鈍足だが攻撃力が異常に高い上に核の番人よりも体力が高いのでウザい事、この上ない。2回行動の上に通常攻撃が全体攻撃、コレだけで普通に瀕死級、リメイク版の都庁のメルヒェン軍団の再来である。2体同時に現れた際の絶望感は半端では無い。メンバー15人、総動員の為にレベル上げが遅いので苦戦しやすい。マジシャンやリベロ系の親指姫やラプンツェル辺りと即沈む可能性が出てくる上にアリスやシラ辺りも怪しくなってくる。同時期に登場する他のメルヒェンはやたらと即死耐性を持つがコイツには即死耐性は無いので素直に即死攻撃を仕掛けるかレンジラッシュ等で押し切るかしたい。
アタックスルトを先制でぶつければ多少は楽。手番に邪魔が入らなければ。倒すのにこんなにも苦労するのに経験値量を考えると全く割に合わない(コイツに限らず中型メルヒェン全般に言える事だが)、と言うかこの頃には『摩訶不思議ピース』が手に入るので図鑑埋めに1回倒す事以外、要件が無い。
『アヌビス・デュナイ』
『ゴッドイーター3』に登場する灰域種の亜種個体。神属性から氷属性に変化している。強襲作戦にのみ登場する(8人同時参加の作戦)。パッケージを飾るアヌビスの亜種みたいな大型アラガミ。
基本的な行動はアヌビスと変わらないが戦闘区域が狭い上に通路上でカチ遭う事が多いので捕食攻撃や範囲攻撃が凄く躱し難い。狭い場所で捕食攻撃出されると知らぬ間に巻き込まれでバースト化する事が良くある。トドメに制限時間がたったの5分しかないので迅速に行動する必要がある。幸い、攻撃は激しいが全体的に肉質は柔らかめで頭と前脚が狙いやすい(代わりに捕食攻撃が躱し難い)。
全体的に狙い難いわ硬いわ、あとウザい、ワープ多用、そしてウザいラー・グラシェに比べれば何倍も有情的。寧ろ彼方の方が何倍もウザい。
『イヴェルカーナ』
『モンスターハンター』に登場する古龍種。IBのメインモンスターを務める。別名『冰龍』
冷凍ブレスで地形を一変させる程の力を持ちやたらと広範囲の攻撃が多い。中途半端な距離を取ると薙ぎ払いブレスが飛んでくる為に躱し難いが懐がお留守で接近戦を仕掛けるのが吉と言える(突進や尻尾に注意、後、落氷)。身体に纏う氷を3箇所、剥がせば特殊ダウンを起こす為にそのタイミングで攻撃を叩き込むのが安定する。
氷は火属性の攻撃ならば割と早めに剥がせる、ついで爆破属性も選択肢に入る。冷凍ブレスで出来た氷壁は崩せば段差として活用出来る……が個人的に役に立った事は1度も無い、寧ろ普通に段差であっても邪魔なモノは邪魔であった。