スネーク氏の潜入レポート調査   作:夢現図書館

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 唐突なクリスマス投稿。


食える時に食っておこう

 

 

 

「アスパラメディック〜」

 

『ちょっと、スネーク。貴方、今……アスパラとパラメディックを組み合わせて斬新な名称をまた作らなかったかしら?』

 

「気の所為だ。アスパラメディック」

 

『思いっきり言っているじゃない……で、今度はどうしたのよ?』

 

「いやな、実に奇妙なモンを捕獲(キャプチャー)したぞ」

 

『何?今度は何を見つけたの? またメルヒェンやアラガミとかワケの分からないモノとか見た目的にグロテスクな代物を捕獲(キャプチャー)したの……? 偶には普通の動植物を捕獲(キャプチャー)しなさい』

 

「何を言う。普通の動植物を発見しているじゃないか」

 

『……スネーク。悪い事は言わないから……さっさと脳内外科と精神科を受診して来なさい。或いは私が診てあげましょうか? 問答無用で入院コースに叩き込むけど』

 

「診る気が無いなら医者を名乗るなよ……全国の医者に対して失礼極まるぞ」

 

『何か言ったかしら?』

 

「いいや、何でも無い。で?コイツは何だ? 試しに手榴弾を投げ付けたら引火して即死したが……」

 

『……言った側からゲテモノを……。フュエル・プールと言う名称が付けられた怪異と呼ばれる存在よ。上部には蝋燭に酷似した器官を持っていて体内に多量の油を吸収して蓄えているの。外的や獲物に対して油を吹き掛けて攻撃するらしいわ』

 

「ほー……」

 

『油は知っての通り火気厳禁。油塗れの時に火がついたら一瞬で丸焦げ確定ね。でも、それはフュエル・プールも同じ。体表自体にも油塗れだから火気に弱いわ。燃えたら即死よ即死』

 

「で、味は?」

 

『……貴方のゲテモノ食いは相変わらずね。機械だらけの部位はあるわガソリンみたいな油で一杯だわで、食える所あると思うの?』

 

「肉部分がちゃんとあるじゃないか。それで、味の方はどうなんだ?」

 

『……怪異を食べる人間なんて居ると思うの? そんなモノは資料になんか無いわよ』

 

「何だと? 本当に使えない資料だな‼︎」

 

『……寧ろ、人体的に確実に影響が出そうなモノを摂取を試みる資料があって堪りますか……‼︎ 常々思っていたけど、スネーク』

 

「何だ?」

 

『貴方って本当に人間なの?』

 

「何処をどう見れば人間じゃ無いと言い切れるんだ‼︎ 何処から見ても人間だろうが‼︎」

 

『……いえ、そうよね。スネークに擬態したメルヒェンとかが無線機を使って私と会話しているんじゃないかって思っちゃって……』

 

「…………俺は俺と思われて居ないのか」

 

『と、兎に角味に関しては全く保証出来ないから‼︎ 確実にお腹を壊すわよ‼︎ それじゃあ‼︎』

 

「あ、切りやがった……ったく」

 

——燃えたから多分、焼けた筈だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「不味過ぎる‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

——油臭くて食うに食えん‼︎ と言うか頭が痛くなって来た……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『フュエル・プール』

 全く以って不味かった‼︎ もう食わん‼︎

 

 





【フュエル・プール】
 『SCARLET・NEXUS』に登場する怪異の一種。プール種。距離を取って油を射出して攻撃すると言う遠距離攻撃専門の敵。全身油だらけなので、発火脳力が効果的に作用する。

 どうでも良いがコイツ……どうやって脳を食べるんだ? 少なくとも其処が1番気になるんだけど……もしや、地面に接する所に口があるのか?
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