「パラメディック、おーいアスパラガスメディック」
『ちょっと、また新しく斬新な呼び方を思い付いたんじゃないの⁉︎ 私はアスパラでもパラガスでも無いわよ。今度は何を
「うにー(・ω・)/」
『って、何か久し振りにウニ娘を見た気がするわね……』
「またリンゴを見つけたぞ。何か青白くて光沢のある金属の様な見た目のリンゴだ」
『秘術の果実を見つけたのね。秘術の果実は極めて限られた場所で採取出来る果実よ。リンゴの様な見た目をしているのが特徴ね。でも、その果実は現実には存在しない筈よ……?』
「パラメディック。そんな細かい事を気にしちゃ行けない……で、味は?」
『気にして頂戴。そもそもその果実は仮想空間でしか存在し得ない代物‼︎ つまり電子プログラミングされたデータ上の存在でしか無いの‼︎』
「だが、うに娘は普通に持っているぞ? そもそも俺は仮想空間なんかに行った記憶は無いんだがな」
『貴方なら何処にでも侵入出来そうなのだから仮想空間とかパソコンの中にも入れそうよね……その果実が存在する仮想空間はリアル感が凄いから知らない間にログインしているんじゃ無いのかしら? 物理的に』
「おいおい、パラメディック。俺を何だと思っているんだ? 何処にでも居る潜入工作員だ。そう言うスーパーマンだの超人見たいな奴じゃないぞ」
『どの面を下げればそんなセリフが吐けるのかしらね。私から見れば貴方は普通に超人を通り越した地球外生命体にしか見えなくなって来ているわよ……。少なくとも落雷を食らって無傷だったりメルヒェンやアラガミ 、怪異を食べて食中毒で済ます人間を人間と認めたく無いわ』
「うにー(ーωー)」
「ほら、うに娘も言っているぞ?」
『生憎様、うに語は専門外よ。と言うかその短い単語で何を言っているのかしらね……?』
「色々言っているぞ。出番が少ないだの妹分に横取りされたのだの、後それから怖いねーちゃんが暴れてるだの……色々だな」
『愚痴じゃない。と言うか幼女でも愚痴が多いのね……』
「そりゃそうだろ……俺だって言いたくなる時がある」
『生憎様、私もウンザリする程、言いたい事が沢山あるわよ……例えば私の』
「それよりも味の方はどうなんだ?美味いのか?」
『データ上の味の詳細なんて資料にある訳無いでしょ⁉︎ 自分で確かめてみなさい‼︎』
「…………仕方ないな」
——では……。
「アンタがオレを使っても意味ないぜ?」
「喋ったァァ⁉︎」
『秘術の果実』
食べようとした瞬間、喋った。そして食べる事が出来なかった……なのに何故かうに娘は普通に食べていた。味の方は余り無いらしい……残念だ。
『秘術の果実』
『クラッシュ・フィーバー』に登場する育成アイテムの一種。青白い宝石の様な林檎の姿をしている。使用すればユニットのアクティブスキルのレベルを上げる事が出来る。レベルを上げれば使用までの必要ターンを減らす事が出来る。必要個数はユニットによってまちまちであり、15個程、必要であれば5個程度で済む場合もある。更に上昇量が多いメガ、ギガ、テラといった具合にカゴ入りの果実が存在する。
言うまでも無いが味に関しての説明は一切無い。仮想空間と雖も味覚関係も再現されているので味はあると予想されるのだが、やっぱり言及は無いので不明。後、一人称は『オレ』。