マギの世界で生きていく(旧題『マグノシュタットで生きていく』) 作:ルクセウス
ザ・説明回です
筋トレを始めてから3年くらいたった。今年で俺も10歳だ。それに伴い、今年からマグノシュタット学院初等部に通うことになる。
マグノシュタット学院には初等部と高等部があり、(普通は)初等部に3年、高等部に2年、合計5年通うことになる。で、魔法を教えてもらえるのは高等部に入ってかららしい。初等部では、言葉や四則演算なんかを教えてくれるのだそうだ。それと歴史についても教えてくれるようだが、基本は高等部の2年目に習うことが主らしいので、大体の流れを覚えるくらいなんだって。
あと、俺としてはラッキーなことに、飛び級みたいな制度があるのだ。先生に申し込むことで、一年に一度テストを受けることができ、そのテストで9割点が取れれば一つ上の学年になれる。そして、合格したらそのまま次のテストも受けられる。言葉のテストってなんだよって思ったが、人が読める字を書けるかのテストだそうだ。初等部の間は行事なんかもないんで、できるのならじゃんじゃん上に上がっていけばいいって感じだ。
まぁ、なんでこんな説明をしたのかっていうと、速攻で受けて、普通に合格して、すぐに高等部に入ったからだ。仕方ないよね、だって四則演算なんて、前世で一度習ったんだし、今世でも普段の生活で使ってたりもしたし。言葉の方だって転生特典っぽい自動翻訳さんがいるから、日本語を書くつもりで書けばそこそこの字が書けるし。
ちなみに、ヤム姉ぇは1、2年の時は落ちたらしい。それを聞いた時は「ファッ⁉︎」と、なったが、なんでも字が汚かったからなんだとか。自動翻訳さんが勝手に訳してくれるから気づかなかったが、ヤム姉ぇの字はかなり汚いのだ。まぁ、今まで、私が読めればいいのよスタイルでやってきた人だったから仕方ないといえば仕方ないのかな?1年では無理だったようだが、流石に2年もあれば人が読める字を書けるようになった。2年目からはヤバイと思ったのか俺も手伝わされた。自分だけ読めればいいっていう意識を変えられるような話をしろと言われたのだ。そんなの知らねぇよと思いつつも、適当に将来魔法論文とか書く時に困るんじゃねぇの?って言ったら、結構良かったらしく、真面目に字を書く練習をするようになった。その結果、3年のテストは見事、合格することができた。
そんなこんなで俺は、ヤム姉ぇと一緒に高等部に行くことになったのだ。正直、ヤム姉ぇには悪いが、1、2年の時に落ちていてくれて良かったと思っている。だって、そのおかげでヤム姉ぇと一緒にいられる時間が増えるんだから。
高等部になる際、魔法のテスト的なやつをやった。なんでも、その結果でクラスを分けるのだとか。そのクラスをコドルといい、1から6まであって、コドル1が一番良いらしい。で、その分け方というのが体内の
そんなことがあったりもしたが、2人揃ってコドル1に行けて良かった。俺たちは、2期生という扱いになるらしく、
そんなこんなで、俺たちは半月の間、2人で授業を受けた。内容は、マグノシュタットでは魔法を8つに分けているだとか、自分と相性の良い魔法がなんなのかだとか、魔法は満遍なく使った方がいいだとか、そんなことをやった。ちなみに、俺と相性が良かったのは、力の魔法だった。8つの区分で言うと7型。魔法を使った時に目の色が橙に見えることから、‘橙魔導士’とも呼ばれるらしい。ヤム姉ぇと相性が良いのは水の魔法で、区分で言えば2型、目は青色に見えるらしい。
まぁ、いろいろなことがあったが、今日から俺たちは高等部だ!いろんな人と出会って成長していくんだ!
「おはよう諸君。今日からこのクラスに加わるヤムライハとファイサルだ。それでは諸君、励めよ」
「えっ⁉︎教官、今日はなにやるんですか⁉︎」
「む?あぁ、言っていなかったな。今日からは各自自習だ。必要なことは先月の間に教えた。後はそこから自分で発展させろ。使いたい物や場所がある場合、その前日までに申請しろ。大体通る。一月後に試験があるが、そこである程度の結果を出さなければ退学もあり得る。せいぜい頑張りたまえ。では、私にも研究があるのでな。」
えぇ…
すまない。遅れてしまって本当にすまない。忙しかったんだ。来週、文化祭があるんだ。