マギの世界で生きていく(旧題『マグノシュタットで生きていく』)   作:ルクセウス

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時間がないんじゃあ


第6話

今、俺の机の上には大量の推薦状がある。正確に言うと16枚。その中でも興味があるのは『空間転移の可能性』『魔法生物学』『ジンの研究』の3つだけなのだが。どうしよう、本当に迷う。どれも面白そうだしなぁ。空間転移は普通に便利だろうけど、ルフに頼めばやってくれそうだし、魔法生物学はロマンがあるけど、そんな感じの金属器があった気もするし、そうすると1番よくわからない『ジンの研究』かなぁ。…よし!『ジンの研究』にしよう!

あ、そういえば、ヤム姉ぇは何にしたんだろう。俺よりは少なかったけど、それでもかなりの枚数貰ってたし。

「ヤム姉ぇは、どの研究室(ゼミ)にしたの?」

「ん?私?私は『2型魔法高度使用術』って研究室にしたわ。そういうファイサルはどこにしたのよ」

「俺は『ジンの研究』ってとこにしたよ。ていうかヤム姉ぇ、ホントに水魔法好きだよね」

「いいじゃない水魔法。使いやすいし、失敗してもケガしにくいし。…それに、水魔法が初めてファイサルと一緒に作った魔法だったんだもん

ヤム姉ぇ、聞こえてますよ。小さい声で言ってもこの距離なら普通に聞こえるだよぉ!恥ずいやん!めちゃくちゃ恥ずかしいじゃん!どうすりゃいいんだよ!聞こえなかったふりをすれば良いんですかねぇ⁉︎…はぁ、落ち着こう。よし、聞こえなかったことにして話を続けよう(この間0.4秒)

「…なるほどね。まぁ、そういうのも良いんじゃない?」

なんで少し残念そうな顔してるんですかねぇ⁉︎反応して欲しかったの⁉︎

“キーンコーンカーンコーン↓キーンコーンカーンコーン↑”

あ、チャイム(的な魔法道具)が鳴っちゃった。早く先生にどの研究室にするかのプリントを提出しないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研究室を決めてから3ヶ月くらいが過ぎた。研究室での内容を簡潔に言ってしまえば、「現状では一瞬ジンを形造ることはできるけど、すぐにただのルフに戻ってしまう」というものだったのだが、正直、思ってたのと違った。俺としてはもっとこうダンジョン的なものに住んでて、そのダンジョン的なのを制覇すると金属器に宿るやつについて、どうのこうの言ってくれるのを期待してたんだけどなぁ。そっかぁ、作る方かぁ。うん、それ魔法生物学とどう違うの?

まぁ、そんなことは置いておいて、それ以外にやったことと言えば、転移魔法を試してみたってことかな。これに関しては、意外にも成功したんだよね。まぁ、あれを成功と言って良いのかは別だけど。転移すること自体はできたんだよ。でも、それがホント短距離でさ、10メートルあるかないかくらいなんだよね。しかも、それで魔力(マゴイ)がすっからかんになっちゃたし。これもうマギって言われるような存在にしかできないんじゃねーの?

あとは、ヤム姉ぇと遊びに行ったり、筋トレしたり、ヤム姉ぇの誕生日のお祝いにネックレスを渡したくらいかな?

そんなことがあったりもしたんだけど、今日は大講堂に呼び出されてるのだ。なんでも、今日から数日は、この大講堂で歴史の授業をするらしい。この国の成り立ちとかを話すんだとか。

“キーンコーンカーンコーン↓キーンコーンカーンコーン↑”

っと、授業が始まったな。うお!歴史の授業はモガメットおじさんが直々にやるのか。珍しいな。

 

 

 

〜〜〜大体原作17巻の最初の方の内容と一緒〜〜〜

 

 

 

ふーん、そう(無関心)正直、どうでもいいかなって。ただ、外での魔導師の扱いみたいなのが知れたのはラッキーだったかな。あとは、王族とか貴族の話をしていた時に、モガメットおじさんがヤム姉ぇの方を見て、ほんの少しだけ顔を歪めたのは気になったかな。本当に少しだったから見間違えかもしれないけど。

そんなこんなで、2年生も過ぎていった。

 

 

 

 

はい!というわけで、今日は卒業式!卒業生はそれぞれ、自分の学院生活の集大成とも言える魔法を披露するんだ!ちなみに俺は、『砂人形(ラーメルダーミヤ)()生成(シャッカル)』を応用して、砂でマグノシュタットを創り、この先していくであろう変化を光や熱、音の魔法を使って表現した。流石にこれは疲れた。

そんな感じで卒業しました。

 

 




学院生活編完!
はい、すみません。締め方がまったく思いつきませんでした。そのうち手直しすると思います。


原作での学院で学ぶことについての内容がなさすぎるんですよ。そんな感じで、かなりはしょった学院編ですけど、次からはほとんどオリジナルになるから、自由にやれるはずだし、そこそこ長くなる気がする!





主人公くんのヤム姉ぇに関する感知能力はヤバイです。
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