劇場版名探偵コナンの犯人たちの事件簿   作:三柱 努

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時計じかけの摩天楼 【後編】

第6話 【700キロを突っ走れ】

≪完璧な世界にしないと気が済まない。それがモリアーティG≫

 

5月2日は一日中、プラスチック爆弾を製作。

そいつを

・雷管付きの衝撃爆弾搭載ラジコン飛行機

・遠隔操作可能&おばあちゃんでも片手で持てる超軽量の時限爆弾inペットケース(&白い子猫ちゃんと『もらってください』のお手紙)

・太陽光遮断時起動開始照射時リセット機能付き爆弾×5

・ビル爆破用時限爆弾

・設計図にない赤と青のコードという遊び心付き爆弾

に改造。

 

えっ?何でこんなことができるかって?何故なら、壊したいと思った頃から勉強しておいたのだ。

でもって、息抜きに黒川邸を放火。

 

その深夜。東都鉄道の環状線の5カ所に爆弾を設置。

終電の深夜1時ごろから、始発の4時半ごろまでの間に。

だ。

 

住宅街のど真ん中を走る線路や橋の上に。

誰にも気付かれることなく。

一晩で。

重い爆弾を。

5個。

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

それをやってのけるのがこの私。ジェバンニ戦士モリアーティG!

 

 

決して誰も雇ってなどいない!

 

決して!

 

『信じて』

 

 

 

 

 

 

第7話 【蒸発都市】

≪絶対的な規律はある。それがモリアーティG≫

 

運命の5月3日。

まずは茶色の長髪に付け髭にサングラス、グレーの帽子とコートで変装。(見るからに怪しいし、このGWの時期に暑くないのかって?)

し、堤向津川緑地公園で3人組の子供に爆撃機をプレゼント。

工藤邸に変声機でお電話し、公園に工藤を呼びつけた・・・つもりだったが。

 

Why?

双眼鏡から見える公園への来訪者は工藤じゃなくてコナンくん。

子供たちとラジコンで遊び始めたかと思うと、何か良く分からないうちにラジコン空中でめっちゃ爆発した。

 

早速計画が狂いまくってんだけど・・・

ちょっと工藤にお電話。どうなってんのアンタんとこ。

「どういうつもりだ?」

工藤はどうした。電話に出たのコナン君じゃないか。

まさかイタズラだと思って子供を代理で寄越したの?もうさぁ、どんだけ非常識の男だよコイツ。

 

だがもう爆弾はセット済み。このまま押し通すしかない。

私は米花駅前広場をコナンくんに指示。ヒントをおねだりされたから、それとなぁく伝えておいた。

さて、私も大急ぎで移動だ!

 

高いビルから次の爆弾の行方を見守る・・・

想定外でした。

工藤また現れない。爆弾はおばあちゃんが持ち去る。タクシーで移動。自転車を轢きそうになって停車。

残りあと16秒。近くに西多摩市の新しいシンボルになるはずのガス灯。

『おいおい・・・』

念のために遠隔操作でタイマーを止めれるようにしておいてよかった。

 

(ちなみに気付いたのが、轢かれそうになっていたのはコナンくん。おい工藤!)

そして私は遠隔操作で爆弾タイマー再開。爆発!

さて、準備体操はお終いだ。お楽しみは、ここからだ!

 

 

 

 

 

 

 

第8話【栄光は誰の為に】

≪モリアーティGは強く賢く美しい≫

 

さて、次の爆弾が本番。目的の5建築物を破壊だ。

頃合いを見て工藤にお電話。

次は毛利小五郎が出た。この携帯、かけるたびに人が変わるな。

 

さて、今度は「電車を時速60km以下で走らせると爆発するぞ」の爆弾だ。

さぁ毛利探偵。この対工藤用の謎が解けるかな?

 

 

 

・・・・全部止められた

 

 

 

 

 

 

第9話 【モリアーティG西へ】

≪7;3もダメ。8:2もダメダメ。5:5こそシンメトリー≫

 

夜、屋敷でくつろいでいるところに、警察と毛利探偵が来た。

 

えっ?工藤じゃないのに解かれた?

 

 

 

 

 

終わった。

 

 

 

 

 

 

じゃなかった。

今回の爆弾事件を、単純に私に恨みを持つ者の犯行と断定し、心当たりが無いかを聞いてきただけだった。

 

もちろんしらばっくれるだけさ。

そして普通に通用ナニコレ。

肩すかしにも程がある時間を過ごし、あとは工藤ホイホイしてある米花シティービルを爆破するだけ・・・

 

 

 

 

と油断した私だったが・・・

突如ギャラリーに呼び出され、公開処刑が始まった。

 

まず、幻のニュータウンの模型ケースにかけておいた布が消え。

毛利探偵の「犯人はあんただ白鳥!」という茶番を見せられ。

「犯人は森谷教授、貴方です!」⇒ちゅどーんというよく分からない演出の下で私犯人説を暴露され。

喰いつく毛利を無視した工藤に動機を全て明かされ。

「何か気付きませんか?」って、クイズ番組の間違い探しみたいに過去作をジロジロと見られ。

模型ケースの裏に変装グッズを置かれ。

「馬鹿な!それは書斎の金庫に!」と絶句したら全部偽物で、私が自分で墓穴掘るだけになり。

爆弾スイッチも電池が抜かれ。

 

『もう許して』

 

こうして謎は全て解かれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とでも思っていたのか?

切り札は最後まで残しておく。

それがモリアーティG Final Form Ride ジョーカージョーカー!

 

 

「これで解決したと思ったら大間違いだ。私の抹殺したかった建物はもう1つある」

 

米花シティービルが時間通りに爆発!工藤ホイホイ発動!

ホラ、工藤。君の大好きな蘭がピンチだよ。

怒りのコナン君が私に飛びかかってきた。暴力はいかん!

でも彼はちゃっかり爆弾設計図を盗んでいた。

『計画通り』

罠なんだよね実はこれ。設計図に無い赤と青のコード。片方切れば爆発するけど、それは2人のラッキーカラーの赤の方。

勝ったコレ。

 

 

「工藤にあったらこう言っておけ。お前の為に3分間作ってやった。じっくり味わえ!とな」

屋敷を飛び出すコナン君に伝言を頼み、私は高みの見物。

米花シティービルに連れて行ってもらい・・・ではないか、最悪の事態で私から情報を聞き出すためか・・

 

だが私は絶対に吐かない!むしろ吸ってやる!なぜなら私はモリアーティGサイクロンサイクロンだから!

 

 

 

 

 

そして0時3分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爆発しねぇ!

 

 

 

こうして謎は全て解かれた。




今さらだけど・・・やっぱ工藤新一を敵に回したのが運のツキ。
ってことか。
会ったことないけど。

普通に爆破だけしてりゃよかった。


えっ?どうして最初からそうしなかったかって?




詳しくは映画で


【本質はただの逆恨みです】
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