ドラミドロと男の子 【失踪中】   作:村娘

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☆前回のあらすじ☆
モノズを捕獲してダブランと交換した。






デカイ案件が舞い込んできてガン萎えしてたらコロナがうんたらかんたらで無くなって私大喜び!多分向こうは引き継ぎとか、そもそもそれ自体をどうするかでしっちゃかめっちゃかになってると思うと胸がスーッとする。

見つかったらヤバイなこれ…(阿呆)


唯一の読者の期待に答えようとあぁでもないこうでもないと書き直してたら結局微妙な内容になっちゃった話。対サチコおばあちゃん二戦目前編になってるはず…

 

 

 

「あ、ありがとうございました!」

     キシャ~

 

「ほいさ、次も油断せずにやるんだよ!」

 

 

ふぅ…と一息、勝負後にちょっとしたアドバイスを挟むサチコ()から、ソルベジムリーダーサチコ()に切り替える。

 

 

「次っ!入ってきな!」

 

「はい!」

 

 

元気溢れる威勢の良い返事に、近頃声の小さい子や、緊張感を持ちすぎて色々とお粗末な子供を良く見ていたサチコは好印象を覚える。

 

 

「と…お前さん、

 確かドラミドロを連れてた子…だったか。」

 

 

次のチャレンジャーは、二度目の挑戦になりますレレ君です。なんかどこかで凄い期待されててびっくりしました。

新戦法の練習シーン?カットだよカット。

 

 

 

 

「なるほど…その顔を見りゃわかるよ。

 見つけたんだろう?勝ち筋を。

 さぁ、お前さんの戦い、

 しかと見せてもらうよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

-☆-

 

 

「私の使用ポケモンは前回と一緒さ。

 パラス!虫ポケモンってものを

 もう一度見せてやりな!」

     カラカッギ!

 

「あれ、草ポケモンじゃないの?」

 

 

出だしを挫かれ内心『えぇ…?』と呟く

サチコおばあちゃん。

ジャッジマンがレレに近付き耳打ちする。

 

 

『ここ虫ジムですよ』

 

「えぇっ?!」

 

 

そういやこの子まだ勘違いしてたままでしたね。

 

前回仲間になり、今回のバトルの要として準備していたぜらちんのタイプ相性を思いだし、青ざめるレレ。

ショタの『ぁ、どぅしょ…』って顔可愛い、可愛くない?

 

 

「おっおねがい、どうにかして!ぜらちん!」

        モキュ

 

「ん?なるほど、ダブラン…

 エスパータイプだが…大丈夫かい?」

 

「いけます!」

 

 

勝負前から不安でいっぱいのレレだった。

 

 

 

 

「ぜらちん、ねんりき!」

 キュモッ!~ッモ!

 

「させないよ!いやなおとで妨害!」

    カラッギィィィイ!

 

 

 

ここの様にアニポケ方式の戦闘スタイルを採用している作品の中で、トップの扱いやすさと汎用性を持つエスパー技だがこの作品の中限定でしっかり弱点が存在する。それは、各種技を発動する際に膨大な集中力を要し、それにより大きな隙を晒すことである。

 

要するに作業をしてるときに声を掛けられたり、体を揺すられたり、隣から爆音のジャズが流れてきたら集中なんてできないよねって理屈です。

 

ただ、ぜらちんとパラスの素早さの差から回避が成功するため…

 

「ねんりきは打たせないよ。

 今のうちさね、れんぞくぎりだよ!」

     ギャラギャラ

 

「と、とにかく避けてねんりき!」

    キュモ…モ~!

 

「ぐっ…いやなおとで妨害!」

    ギィィィイ!

 

と、以下の様なループが出来てしまった。

これジム戦なんです。信じられる…?

 

 

「そうだ!ぜらちん、おどろかす!」

    モキュゥ!

 

   ギャラギ?!

「うぉぉぅ!パラス?!」

 

そんなループを打ち壊す突然のおどろかす。

本当に突然に来たものでパラスがビックリ仰天、釣られてサチコおばあちゃんもびっくり。心臓に悪い。

 

そしてここでレレ君の豪運が発動!

腰があるのかわかりませんが

パラスが腰を抜かし、怯んだ!

 

 

「いまだ、ねんりき!」

   モキュ~ゥ!

 

 

今度こそ念でパラスを持ち上げ、地面に叩きつける。

地面にキスをするとはこの事か。人でやったら鼻の骨がやられそうな叩き付けられ方だ。

 

 

      カラッギ…

「パラス、戦闘不能!

 リーダー、次のポケモンを。」

 

 

その強烈な一撃に、パラスは戦闘不能となってしまった。

 

 

 

 

「かなり高い素早さに『おどろかす』かい。

 これはちょっと油断してたねぇ…

 

 スーッ…よし、とにもかくにも

 まずはそのダブランだ。

 いくよ、クルマユ!

 先行でいとをはく!

 お前の機動力、見せつけてやりな!」

     シュモッモモ!

 

 

勢い良く投げられたボールから、前回苦渋を飲まされたクルマユが飛び出す。

先行指示に従ってジム内の木々に糸を伸ばし、またターザンの様に飛び回り始めた。

 

 

 「ねんりきで落として!」

「させるかい!はっぱカッターをばらまけ!」

        シュモッ!

 

 

レレは、またねんりきでクルマユを強引に引きずり降ろそうとするが、念は間に合わずはっぱカッターが命中してしまう。

ちなみに『いやなおと』は相手の防御ランクを二段階下げる技であって、それを複数回受けたまま物理技のはっぱカッターを受けたので、

 

 モギィッ?!

「ぜらちん!」

 

 

当然大ダメージ、それも致命傷一歩手前のダメージを負ってしまった。

 

 

「ふむ、そのダブランは貰ったね。

 はっぱカッターでトドメだよ!」

      シュ!

 

「え、あっまもる!」

 モ、ギュウ!

 

 

なんとかまもるでぜらちんを延命するレレ。

 

まもるの効果時間中、少し考えた後

何かを決めた様に真剣な顔で

ふぅ、と一息ついて、よしっ、と前を見据える。

 

 

「繋げるよ、ぜらちん!

 トリックルーム!

 

「おぉっ…と、やらせるな!

 はっぱカッター!」

 シュモモッ! キュモッ!モキュ!

 

 

焦ったからかぜらちん本体に命中した物の他に、周りの地面に直撃したはっぱカッターが砂塵を起こす。

 

 

砂塵が晴れるとぜらちんがひっくり返っていた。

 

 

「ダブラン戦闘不能!

 チャレンジャー、次のポケモンを!」

 

 

しかし

 

「あぁ、間に合わなかったか…」

 

 

 

 

フィールドを不可思議な空間が包み込んだ!

 

 






お久しぶりでございます。(21日)

はい、空けすぎました。申し訳ない。
不定期にも程があるだろとかお前本当に完結させる気あんの?とか自分でも思い始めてるんで、本当に、せめて次エミちゃんが出てくるところまではキビキビやっていきたい…はい、やります!

ついでに言い訳の一つでもしますと、ハーメルンのパスワードを確認していたらログインできなくなったなんてことになってました。許して。

あとは…知り合いの人の作品にあれこれネタ出ししてたのもありますかね…?
あっまって!石を投げないで!





ここからは恒例のあれ
この時期の話題だと『新型コロナウィルス』なんて物が流行ってるとかなんとか。
色んな所で聴きますし、他の作品でも注意換気しているのを良く見ますが、まあ私なら平気だろwww

なんて思ってたら以外と近場で感染が確認されました。
そんなことになったもので、私も他人事の様に笑っていられなくなりました。本当よ本当。サチコおばあちゃんみたいに油断してたら1発アボンもあるかもしれないので、手洗いうがい、出かける時はマスク、なかった場合はできるだけ人混みを避けるように、とにかくできる範囲での予防策はやっておきましょう。


国をあてにしたらダメだぞ


頭からっぽ族流行れ
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